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マインドフルネスはすべての答えではない:NHS(英国ナショナルヘルスサービス・国民健康保険)

マインドフルネスは効果がないのか?
思われた方。そうではありません。
でも、もし「やっぱり効果がないの?」
と聞かれたときには
タイトルのようにお答えしたいと思います。

NHSのマインドフルネス記事

イギリス英国ナショナルヘルスサービス
(National Health Service)の
ウェブサイトにはこう書かれています。

"Mindfulness isn't the answer to everything, and it's important that our enthusiasm doesn't run ahead of the evidence," says Professor Williams.
"There's encouraging evidence for its use in health, education, prisons and workplaces, but it's important to realise that research is still going on in all of these fields. Once we have the results, we'll be able to see more clearly who mindfulness is most helpful for."

https://www.nhs.uk/mental-health/self-help/tips-and-support/mindfulness/

要するに、
「マインドフルネスは
 すべての答えではない」
「健康、教育、職場などに関する
 マインドフルネスの研究成果がある」
けれど
「そんな研究が、現在進行形で進んでいる
 ことを理解することが大切だ」と
オックスフォード大学
マインドフルネスセンターの
ウィリアム教授がおっしゃっています。

研究データを扱うときの注意

研究データを扱うとき、
「研究成果があります」
ということは言えても、
「その研究成果はあなたに当てはまります」
「すべてに当てはまります」
とは決して言えない、ということを
理解する必要があります。

なぜか。

研究成果は、限られた条件のなかで
成果を検証するために
行われていて
自分の日常生活や
すべての出来事に当てはまるような条件では
行われていないからです。

お伝えしたい本質

「こうするための正解はこうだ」
「近道はこうだ」
「だれだれは○○したら
 何カ月でこうなった」
というキャッチーなフレーズ。
毎日いろんなところで目にします。

わたし自身、扇動されそうになります。
でも、立ち止まりたい。
自分は自分。

マインドフルネスを通じて
「人の体と心はそんなに
 簡単なものではない」
「扇動されそうな思考に気が付く」
ということを学んでいきたいです。

参考記事

NHS(英国ナショナルヘルスサービス)


NIH(アメリカ国立衛生研究所)


この記事を書くきっかけになった記事

素敵な記事をありがとうございました!
「感情は人生のスパイス」|安齋俊介さん

過去の記事:マインドフルネス全般

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