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相手に伝わる提案資料の作り方

今日は久しぶりの出社でした。

就活の面接が急遽入って、出勤時間が少なくなってしまいましたが柔軟に対応してくださる代表には感謝ですね。

さて、今日は自分が前回出したアイデアをまとめて深掘ることが主な内容でした。

自分の企画やアイデアを相手に伝える技術ってすごく大事ですが、トーク力だけじゃなくて資料も重要ですよね。

前は1スライド1メッセージを意識してスライドを複数枚作っていたのですが、1枚に詰め込んだほうが見るほうは全体を俯瞰できるんじゃないか、と思ったんですよね。

勝手にいつもよりわかりやすかったんじゃないかと思ってます(笑)
(代表に聞いたらわかりやすかったみたいです!文字は少し減らしてもいいとのFBをもらいました)

使ったフォーマットの各項目と最後に全体像を載せようと思います。

1.前提条件

そもそもその企画やアイデアをどの前提で考えたのか、考えるに至った背景を書きます。

例えば、

・××が課題である〇〇について
・ーーという期間で
・△△程度の予算でできる施策を考えた。

というような感じです。

現状もここに書いちゃおうかなと思ったのですが、あとの項目で繰り返すことになるので前提だけでいいでしょう。

2.Summary

ここに書くのは、原因に対して必要だと考えた事、それを実現するための施策、そこで狙うことなどです。

シンプルに全体の流れや思考の結果が分かるように記述します。

・ユーザーは順調に伸びてきたが伸び率に陰りが見える。ここからの飛躍には○○層の取り込みが必要だと考えられる。
・○○を取り込むためにーーといった施策を実行する。
・××という流れで○○層の囲い込みを狙う。

3.Why

ここまできたらWhy, What, Howの順番で、その企画をやる意義を説明していきます。

個々の流れを見れば、閲覧者が「うん、なるほどね」と納得してもらえるように内容は必要十分残してシンプルに枝葉を削ります。

Whyでは現状の課題、それを解決する必要性を示します。

・前回打った施策では十分な顧客を獲得できていない。その原因としてターゲットに対するアプローチ手法が不適切であると考えた。
・○○層の可処分時間の使い方としてA、B、Cがあり、現在のアプローチを別の方法に変更する必要がある。

4.What

ここで具体的な施策内容を書きます。

重要なのはWhyとのつながりを意識して、その流れでこの施策を打つことが合理的であることを理解してもらうことです。

・○○層の関心を引くにはAを通したアプローチが最も有効だと考えた。
・そこでーーというキャンペーンに関する告知をAを介して実施する。

5.How

最後に具体的にそれを行うためにやるべきことを書く。

これがあることで机上の空論ではなく、実際にアクションステップを描いた地に足ついた企画であることをアピールする。

・まずはAを介したアプローチを行うために××に対してスキームを提案する
・△△に対してキャンペーン資料を作成する
・ーーなどのキャンペーンを実施

まとめ

たった一枚のスライドでもこのような体系だった形でまとめることで、情報が簡潔に伝わりやすくなります。

どうしても発案者本人や関係者は知っている前提で物事を話してしまいがちになるので、最初にこのようにフォーマットを決めておくとわかりやすい資料が作りやすくなるかもしれません。

こちらが白紙のフォーマット

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