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『劇場版 #ポールプリンセス!!』鑑賞して価値観がアップデートされた話。〜プリズムの煌めきはここに〜 #映画ポルプリみたよ [11/26追記:応援上映・ポールダンス初現地記録]

おまえら!!!『劇場版ポールプリンセス!!』は観ましたか?(丁寧な着地)

11/23(木・祝)から公開されたポールプリンセスの劇場版。といっても、ほぼこの劇場版がメインコンテンツであるわけで、映画ひとつポンと気軽に観てほしいので、感想兼布教記事を書くに至りました。

このnoteを開いてくれる人はもう鑑賞済みで、コンテンツを追いかけてる人も多いかもだけど。

もっと知られていい存在だし、オタクの手を離れて、次の未来ある女児たちの憧れになって欲しい。

「この作品をきっかけにポールダンスを始めました」ってインタビューを10年後に観測したいし、そんなポールダンスの価値観がアップデートされる未来を信じてこの記事を書く。

さすがにこの記事を読む女児はいないかもだけど。

ここを読みに来てまで映画気になっているオタク!!!

ポールプリンセスはいいぞ!!!

コンテンツのこれまで


本コンテンツは2022年11月くらいに告知が始まったのかな。

「ポールプリンセス!!」は、ポールダンスの魅力である 「美しさ」「逞しさ」「華麗さ」と歌・楽曲が、目標に向かって頑張る少女たちの姿と重なりあい、 これまでに観たことのないパフォーマンスが詰まった青春ストーリー。
(公式サイトより)

各種コンテンツ

コンテンツは、12月からYouTubeにて各キャラのライブと、それとは別に全7話のCGショートアニメ(各話7分くらい)が描かれてた。

4月に豊洲PITでイベントが行われて、その時声優さんがステージで歌うのとあわせて、実際にモーキャプを担当した方がステージでダンスを披露するっていう!!!

自分はそれ行けてなくて、絶対配信観るぞ!って思ってたけど観れず。なのにになぜかパンフは買ってた。
あと映画の前売り券も買ってた。

というのも、参加キャストに鈴木杏奈さんという、エイベックス・ピクチャーズ所属の声優アーティストで、プリティーシリーズ「ワッチャプリマジ」主題歌キャスト兼レギュラーだった方がいたので……

エイベックスとタツノコプロが新しいアニメやるらしい!ってとこで界隈で知ってた方が多かった。

YouTubeにて全ライブがまとまってる動画があります!
私がこのコンテンツに出会って知りたかったのが、このライブの立ち位置。
CGアニメの途中でエルダンジュ組のこのライブを観るシーンがあって、最後の7話で主人公ホシノのCGライブに繋がる。その時にも各キャラたちのライブは披露されてて、すでにCGライブの曲は劇中でも披露済み(もしくは初披露?)という状態。

てっきり“このライブが描かれるまでの描写“がどこかにあるはず、どこだ、CGアニメはあくまで出会うまでの話、何か主題歌シングルにドラマCDあるらしいけど、スピンオフ的な幕間劇っぽい)になったので…。
いつか描写されて欲しい……!

[11/26追記]今回予選のシーンがまるっとカットされてたけど、70分尺とかなら予選のシーンで各キャラの既存のCGライブ入れられないかな!
公開終了後発売されるであろう円盤のディレクターズカット版とかで、完成版が観てみたい……!
もちろん期間限定応援上映とか、発売記念イベントやってね!!!
その時は中継地の応援上映を流してほしいし、記録映像残して欲しい……。
あと字幕有版もほしい!!!

楽曲一覧(現在全7曲)

これはポテチ個人の非公式プレイリストですけど、
まじでサナ姫の歌がよいので!!!
小倉唯さん演じるミオのあざとふわふわソングもいいし、
杏奈ちゃん演じるリリアの元気いっぱいギャルとびきり上等☆Smile!もいい!
明るいヤンキーソング!


YouTubeポルプリラジオなんてのもあります!(12/30日現在全9回)


その他、ヒナノのポールダンス講座や、ボイスドラマ、モーションキャプチャ比較動画など、YouTubeにいろいろありますね!どれもおすすめです!(映画観てからで全然大丈夫)

映画の立ち位置

映画は昨年12月からYouTube上で更新されていたCGアニメの前日譚から続く。というかこの劇場版が本編で、その前日譚のショートアニメと、各キャラのライブ映像が用意されていた感じ。

映画鑑賞後のイメージでいうと、
1クールアニメでいう1〜6話のキャラ紹介がWeb上の前日譚で、
今回の劇場版はその続き、アニメの7〜12話を観てる感覚といえるかも。

いやむしろ、この物語は1年アニメ(実家が1年アニメなので)の雰囲気で、その中の半分、いや4分の1が公開されたとこなのでは?って感じの進捗状況。

まだまだこれから!どんどん続いてくよ!って伝わる。
続いてくれ!!!

映画の感想:タツノコプロCGライブの実家のような安心感

もう全部ネタバレしていくけど、初見の人は読んでもネタバレにならないだろうし、全然読んでもいいよ!

気になったら劇場で確かめて貰えればいいと思う!

どっちが勝ったとか、そういうのはあんま書かないでおくから!

とにかくもうキラキラしてて、ほんとすごかった!!!

※ [11/26追記]いわゆる「プリズムの煌めき」フレームは、ライブ中にこそでませんが、数回ほどとある尊いシーンで発生するので、観測できた場合には、「プリズムの煌めき!」と叫びましょう。実家すぎて笑えて泣けます。

映画本編始まる前にアズミ先生(CV:釘宮理恵)による星北ヒナノ(CV:土屋李央/主人公)の、紹介パートが15秒?ほどあったのだけど、あれはなんだったんだろう、もしかして週替わりだったりするのかな。(そうでした)
四週目以降続いたら2周目らしい。
舞台挨拶も12月21日までだし、1ヶ月から先、続くかどうか!
[11/26追記]新宿バルト9での応援上映では、ここから既に「ヒナノちゃんかわいいよ〜!」って盛り上がってた!なんならその前の映画泥棒で赤ペンラで真っ赤になってた。
アズミ先生の応援上映の4つの心得も、みんなで\はーい!/って声出せて、とてもいいスタートが切れた!

世界観としては、この世界ではポールダンスは競技を超えたライブエンタメとしてめちゃくちゃ盛り上がってるんだよね。そう、プリズムショーだね。プリマジのライブショーだね。お家芸なんよ。実家なんよ。設定がスっと入ってくる。

前半の丁寧な日常描写

YouTube動画で描かれた前日譚を振り返り、前半は大会に向けた日々の練習と、悩みや不安、葛藤へ向き合って覚悟を決めていく日常を描写。何分くらいだったんだろう、30分?くらいだったかな?
CGアニメだった時も賑やかだったけど、やっぱり作画アニメになると、おぉ……プリティーシリーズ…!!!ってわくわくしちゃったね……みんな知ってるキャラなのに作画でまた違う表情な感じがして、おぉってなった。

ヒナノちゃんまじまつりちゃんすぎるし……(右顔の編み込みとか特にね)
プリマジとコラボの冬映画(?)してほしい……。

プリティーシリーズと違うところは、女児アニメなんだけど、不思議なチカラとか、マスコットとか、別世界とかがないんだよ!
女児アニメフォーマットの魔法のような描写があるのに、それ全部ポールダンスってすごい!になるんだよ(?)
むしろ女児アニメは、起こる事象に一応のロジックというか理由は付けておくんだけど、ポルプリはそこまで女児アニメじゃない真面目な競技アニメだから、逆にトンチキみたいになりそうなバランスなんだよな……

描写が変化する腹筋(変態)

前半、ハンバーガー食べるシーンが2回あるんだけど、2回目で食事制限しなきゃねってするシーンがあって、過酷だけど、実際そうなんだろうな…と。

[11/26追記]応援上映で、「ハンバーガーおいしー?」とか、チーム名決めで、「プリンセスかわいい!」とか言えた!

予選大会は一切の描写なしでスッと勝ち越しててたの。さすがだった。ここはカットされたのかもしれない、ここで既存のCGライブ、して欲しい〜(前述のとおり)

みんな基礎練後になると、腹筋にもスジが入ってるような、描写変わってた(確信)

やっぱり腹筋育ってた。、

基礎練前と後で腹筋の作画変えてるのよ、マジで

多分差分の立ち絵があるってことでしょ、狂ってる…。

笑顔いっぱいだけど、ほんとに全国レベルのものすごいレッスンの日々なんだろうなって………!
[11/26追記]レッスン描写中は、がんばれ〜って思い思いに応援。アズミ先生きびしー!とか、鬼Tシャツほしい!(通販でホントに売ってる)とかみんな上級応援してた。サナ姫のライブ見るところで、「サナ姫〜!」ってしたり、サナ姫しか勝たん!→「それな!!!」って言えたりした!
応援上映、リリアのかけ声に乗っかるのと、オタクのミオに激しく同意するあたりがとてもやりやすい!

エルダンジュの3人組は、満員のドームで2週間ライブ公演を行ったあとの楽屋シーン。プロなのか???

ジャパンカップ(全国大会)四連覇の圧倒的王者の3人、設定読むと、なんと大学1、2年生なんだよな……お金もらってやってたりするのかな………?プロじゃん…
競技大会としてやってるのって、フィギュアスケートとかだとアマチュアだったりするけど、そのへんも気になる!って読んでて思った。

圧倒的推しのあざとサナ姫(CV:日高里菜)、どんな憎たらしいキャラかと思いきや、ユカリ様(CV南條愛乃)ガチ勢の、楽屋でも真っ直ぐ媚び媚び(というかほんと大好き)な感じがびっくり意外だった。うーんこのRoselia感。

大会の次の日も練習です、ってキリッと厳しいけれど、2人もそれに文句も言わずついていく、そこで嫌がったりせず、高みを目指すぞ!ってなるエルダンジュ、圧倒的信頼感。普通ならそこでユカリ様についてこれなくてヒビが入ったりしそうなもんだけど、そうはならない、そこが焦点ではないので、安心してみられた。
ユカリと幼なじみのノア(CV:早見沙織)は早見沙織って感じのおっとり和風幼なじみだったし、いつもユカリを傍で見ていてくれている。いいチームだ…。

あのスリッパ、グッズで売りません???

[11/26追記]そんなところも可愛いよ〜!って言えて楽しかった。
あとその後の会議でやたらカップが尖ってるの気になりすぎて、3回目にして「なんで尖ってるの!」って言えたのもウケた。

途中、お互いの悩みや壁にぶつかってしまうシーンがあったりするのだけど、YouTubeドラマの3話でアズミが登場した時の、「山はひとつじゃない、また別の山を登ればいい」ってやつ、一度は目指した道を挫折した人(誰しもがそうだと思う)に、届いてほしい。

[11/26追記]
その他、焼肉食べるシーンでは、「かんぱーい!」「いただきまーす!」「いっぱい食べなー!」「焦げちゃうよ〜!」「ご注文ありがとうございます!」だとか、いろいろ盛り上がってた!
個人的にはみんなおしぼりのセッティングに個性がでてて、特にリリアがぐちゃあ〜ってなってるとこ愛おしかった。なんか言いたい…!

圧巻のライブシーン6本

ライブシーンはもう、圧巻のひと言……!
ポールダンスジャパンカップ決勝、
先攻(?)はエルダンジュの3人。

プログラムはダブルス、シングルス、シングルスの順
同じ人が参加しても良いもの。

最初はサナ姫とユカリ様のダブルス、姫と王子、これは完全に“宝塚“でした。Just the two of us……。
互いを想い合うも、「これは恋に似た。愛とは違う…」と感情をぶつけ合い、手を取り合う。その様相はまさに、トップ様とトップムスメ役のそれそのもの。

ゆったりとしたバラードから繰り出される技は、迫力のある回転技ではないものの、ふと気づくと、え?、それどうなってんの???みたいなすごいトリックで、2人が縦に並んでポールと体の間にするりと入り込む技とか…(伝われ)、なんかもうすごすぎて圧倒的。
最後の、「Baby, I"ll belong to you…」、最高…

からの、ノア殿!(CV早見沙織)の妖艶和ロック『剣爛業火』は、マジで、観るべきですよ………

紅い彼岸花、
燃え盛る炎、そして、剣……
ポールダンスと合わないわけがなく……!

会場ステージのイメージは紅色だったのだけど、観客はキャライメージカラーの蒼色ペンラ振ってて、統率取れてるな〜って感心した。(ライブだったら絶対散らかる)だけど、なんと最後はステージが赫と蒼で美しく飾られて...!瞳も蒼く、紅く光ってた、いや、すごかった……。
(リアルポールダンスについては後述)

ユカリ様の 「Saintly Pride」はもうね、圧倒的だったけど、まさかの超次元ポールダンスでね、いやもう…すごかった……!
[11/26追記]
3回目にしてようやく気づいたけれど、あれだけゆっくり回りながらのキープは、早く回転するよりもすごいことなんだよ………圧倒的……!
マントもほんとかっこよかった……
wow!×3も応援上映で大盛り上がりで、これは楽しい

これは人の感想だけど、ネタバレ伏せも込めて、リンク貼ります、いや…すごかった……。
あれはユカリ様のプリズムの煌めきが実体化したんだ…

続いて主人公チーム

「Burning Heart」リリア(CV:鈴木杏奈)とスバル(CV:日向未南)
いや〜〜〜〜〜〜〜〜、これはデュオプリマジ!
デュオって、いいよね………!
ユカリとサナのデュオも何してるかわかんないくらい複雑ですごいパフォーマンスで(前半でこれに挑みたい、っていってたやつ)すごくて、
リリアとスバルの2人は、衣装のサイリウムも光ってて、それはもう、もうさ〜〜〜〜〜、お家芸なんよ!
(追記:あ!!!DMFじゃん!!!)
スバルが大技に抱えるトラウマをしっかり掴んで離さなかったリリア、もう〜〜〜〜〜〜〜〜〜。良。
リリアの歌詞には、「こんなに夢中になれたのは初めて」みたいなことあったと思う!

[11/26追記]あとあと!大技決める時のブォン!って効果音の勢い!!!これあるとおお〜!って自然と拍手が出るのも、応援上映の良さ!実際のポールダンスショーでも同じように盛り上がってた!


「トキメキ・まぁ〜メイド」東坂ミオ(CV:小倉唯)

演技前の「マーメイドかわいい〜!」女児、
吉武千颯ちゃんである。わかりて。

歌詞と背景から読み解くに、マーメイド姿のメイド、つまりコンカフェの歌ですね!?の印象。
ポールシーンは他に比べ少ない中で、世界観とかわいさ、キメで魅力いっぱいに溢れてた、最高……。
マーメイドだから足は閉じたままの演技で、ほぼ腕だけでのしあがってて……す、すご…チカラこそぱわー……
上に上にだけがポールダンスではないんだなと…!

[11/26追記]
衣装のギミック、サビ前の「ドキン!」で一瞬で衣装のスリットが閉じて、人魚フォームになってるの、気づきましたか!?ライブ中都度着脱してて、ほんとすごかった…!

ミオの「ここは天国」の歌詞は、サナの「まるで天国のようです」のセリフと重なるのかなと!

参考までに、こちら、水中表現についてまとめられてる良記事!



「Making Shine!」星北ヒナノ

[11/26追記
ショー前のとこで、連番者とヒナノちゃんハイタッチ再現出来たの、めちゃくちゃ楽しかった…!!!
みんなも隣の人とやるといいよ!すっごい楽しいよ![11/26追記]ヒナノのこのハイタッチが、曲中のクラップ誘導に繋がるんだと思う!

主人公、歌詞がほぼミュージカルの独白ってくらい、素直な心情を詠ってて。
「ありきたりにみえるパフォーマンス」って言うんだけど、
いや…いや……全部神業なんですよ………!
ヒナノそういうところある。

他が個性ギンギンだった中で、星座と星空、っていうシンプルだけど洗練されたモチーフを纏ってて。
ヒナノの演技中、舞台上で上手にユカリを視野に入れてしまっても、仲間たちの姿をみてまた音楽が鳴りだすの、ヒナノのモチーフが星空だから、ユカリ様側が夜、みんながいる所が昼の空、みたいに捉えることもできるかも。
そう、主人公組のライブ中は、回想とか、独白が入るのがね!
いいよね!!!よかった!!!

技術的にも、披露する技の完成度的にも、ちゃんとエルダンジュの方が強くて、複雑ですごいパフォーマンス、っていうのは観るがわにもわかるようになってるなかで、主人公チームたちは自分たちが培ってきた物語へのカタルシスをしっかり回収するようになってるのが良かった。

[11/26追記]

そこからの。「もっと踊ってたい」が、後半の異次元の滞空時間と羽化へ繋がって!

覚醒したヒナノの、最後のあの煌めきが具現化したツバサですよ、もう何が何だかわからないよ、あの時、ヒナノの体は浮いてたんだ。

ポールプリンセス、女児アニメでありながら、玩具発売などのしがらみも無く、だからこそ大掛かりな宣伝などもないのだけど、めちゃくちゃ実直だし、ずっと観たかった物語だったし、いろんな人に届いてほしい。

競技だけどライブ、理想のエンタメ

今思ったけど、これ普通の(?)ポールダンスの競技なんだけど、当たり前に歌うし、観客もペンラ持っててライブ感あるよね???ていうかライブだよねこれ!
アマチュアの全国大会競技でありながら、観客側へのエンタメ要素もある、素晴らしいコンテンツだよポールダンス!!!
ポールダンスのレッスンをしてる中で、歌のレッスンとか、自分の歌を歌うって話とか、あと背景とステージングはいったいどうなってんねん、みたいなところは、むしろ女児アニメの方がしっかり土台背景のオリジナル設定やシステムを用意してるもんなんだけど、ポルプリはそれがない分、そういうもんなんだよ!!!できっぱり話が進んでいくのが良かった。

そうだ、あと採点描写も特になかった。最後の紙の順位表示にもなかった。
実際のポールダンスの競技審査はフィギュアスケートみたいな点数あるのかな?
ステージも含め、競技というよりライブエンタメとしての描写の側面が大きかったのも、実家より実家だったと思う。

肌もしっかり露出するけど、そこにいやらしさとか扇情的な描写はなくて、情熱と魅力と、感動が溢れてた。ちっちゃい子観てくれないかな〜〜〜。

モチーフかけあわせの天才:掴んだポールスター

ポールダンスの象徴となる、ステージの中央で真っ直ぐ伸びた1本の“ポール“と、地上で動くことなく輝く北極星“ポールスター“、
そして大好きなおばあちゃんのプラネタリウムを守るためにポールダンスを初めて、プラネタリウムの天幕を背景に披露するポールダンス、めちゃめちゃ上手いよね。

ポールプリンセス、舞台で一番星に輝く、ポールスターになる…話…!じゃないっけ…?

他にも劇中で、チーム名「ギャラクシープリンセス」の由来が、ギャラクシー=ポールダンス中にできる痣のことと描写されてて、膝を打った。なるほど。
どんどん出てくるじゃん。ポールダンスと、ポールスター、
ステージで真っ直ぐ伸びるポールと、
夜空で星々の真ん中に居続けるポールスター。

ほんとモチーフのかけあわせがハマりすぎててすごいんだよな………

ポールダンス文化のアップデート

映画パンフレットや、4/2に行われたイベントのパンフレットでも語られてるのだけど、今回のポールダンス監修を担当したKAORIさんというポールダンスの第一人者の方の想いがほんとにすごくて。
劇中でフィギュアスケートの競技のように行われて盛り上がっているポールダンスを取り巻く環境がほんとに理想とのことで。

製作者のインタビューでも、ポールダンスはアングラというか、セクシーなイメージがあったけど〜、って切り口から始まるものばかりで、(Webアニメでもキャラがそんなふうに言うので、劇中世界でも認識は近いらしい)
もちろん自分もそんな感覚だったので、このアニメから得られたポールダンスの世界の奥深さ、ポールダンスに向き合い努力する人たちの眩しさは、ほんとにかけがえのないものだった。

今このアニメに触れてる人って、キャストから連れられてきたオタクとか、制作のタツノコプロにアンテナを張っているプリティーシリーズのコンテンツを追いかけているオタクばかりだと思うので、今こうして劇場版が始まって、物語がようやく動き出した今、なんとかどうにかこうにか次の世代を築く女児たちの目に留まってほしいし、このアニメをきっかけにポールダンスを始めました!っていう子のインタビューを10年後にみたいなって思う。

恥ずかしい話、4月のイベントを知っておりながら配信も買わずにいた人間なのですが、
映画がやってる今だからこそ、4週間、いや、2週間ほどしたら、イベントのアーカイブ有料配信など、行ってはいただけないでしょうか………!!!

ポールダンスを、観たいです………!

[11/26追記]ポールダンス観てきた


ポールダンス、みてきました!!!

代表KAORIが監修を務めTRANSFORM講師や世界、日本チャンピオンがモーションキャプチャーを務めた、アニメ「ポールプリンセス!!」 が11月23日に全国ロードショー決定!
ということでこの日しか見れない"ポールプリンセス!!スペシャルSHOW"もお送りします!

といった内容のイベントをですね!
ほんとに突然!見つけて!
私その日はi☆Risのライブで!でもあんまモチベなくて!連番の方いるから仕方なく都内に向かったわけですけど、心優しく送り出してくれて。しかも新宿バルト9で一緒に応援上映行こう!って行ってくれて!めっちゃありがとう……!本場のプリズムガヤいっぱいの応援上映、ほんと楽しかった……!

美しさを体現してた

そして!初のポールダンス現場!!!
もう!迫力と勢いが!重力感が!すごい!!!
自分の親くらいの一般の方がめちゃくちゃキラキラ回ってたり、自分のひと回り小さい子(しかも男の子だとは気づかなかった)がめっちゃターンしてたり、
なんかこう……すごい………!
いかがわしさとか全然なくて!
美しさ!体とか姿勢の美しさもそうなんだけど、舞台に上がる人たちの、真剣さとか、真っ直ぐさ!
身体の内側から出る真剣さが、美しさになって出てる!

生き様が眩しい、美しい………。
みんなあたりまえに舞台の上ですごいトリック決めるから、次第に目が肥えてきて、その中でもBPM高い曲とか、舞台からこちらに視線をまっすぐ投げる人とか、コンセプトガチガチの人とかすごい。

中には、披露後に、実は男の子でした!って子もいたり、最後の人はガッツリ新体操の出で立ちの方で、ものずこい勢いのパフォーマンスで、これはまさに男子プリズムショーだった……!!!

ポールダンス現場はペンライトないだけで、
もうずっと応援上映だった!

技の披露の度にfuー!⤴︎
○○先生ー!かわいいよー!!!
って飛び交ってた

あとMCのジュンコさん(ドラァグクイーンのめちゃキャラ濃いすごく良い人)のプロレスのようなテンションの紹介がすごくプリティーリズムだった

竹芝のオシャレなお店を貸し切ってて、想像してた10倍広かった
美しさなんよ……

ポルプリショー

練習生の疲労が1〜3部と行われて、17時からのイベントも19:30、いよいよお待ちかね、講師陣によるポールプリンセスコラボショー、劇場版の曲をモーキャプの担当陣が披露という、夢みたいな嘘みたいな時間。

後ろには監督とかプロデューサーとか声優さんも来てて、ペンラ振ったりしたら振り返してくれた。

現地に来たポールプリンセスファンたちと!


ポルプリショー、ほんと、贅沢すぎた……………!
まず尺が90秒と、劇場版と違う…!!!

今回特別仕様…!!!
Bメロから直接ラスサビになるの!すごくいい!!

そしてダンスが!CGライブよりすごいことしてた!

振り付けがね!いやほんとすごくて!!!

劇中よりもむしろ大幅に技が!
増えてて!!!、やばい!!!

感動……

来てよかった……!

アニメから来た人も迎え入れられててとても居心地がよかった

イベント中は基本撮影等OKでした。
アナウンス等はないですが、アニメの映像や音源が入ってる動画は権利関係がありそうなので、SNSには載せないようにしとこうかな…と個人的に判断しました!
まだ発売されてない音源ですしね。
来た人のお楽しみかと!
(なので私はソロ4曲に関しては劇中曲を聞き返しまくれます…ふふふ…私だけヒナノ曲のクラップの練度があがっていく)

各キャラショーのレポ

まず、ユカリ様はラストのスロウ回転が体幹えげつない
早く回るより絶対すごいことしてた…。
映画では顔がアップの描写も、ステージ全体を観れるのが新鮮でした。
もちろん、WOWWOWー!もできた!

ミオのパフォーマンスは、あのままミオのレベルが進化したら、こうなるのかも……!ってなるくらい、実際のポールダンスがすごかった……!
ほとんどポールの上で完結する仕様になってて…!

サビ前の「ドキッ!」のとこでストンと落ちる仕様に!(アニメでは衣装のスリットを閉じる仕草)
その通り、落ちる!ってドキッとさせるやつ!
人魚を思わせるポーズとかはそのまま、最後は地上で横たわるポーズも、ポールのいちばん高いところでキープしてて、いや…もう……すごかった……
アニメよりすごいって……
アニメよりすごいってどうなってるんだ……!

続いていよいよお待ちかねの!
ノア殿!KAORI先生!

他の方はキャライメージながら簡易衣装の中、
真っ赤な和装!狐面!小刀帯刀の、超完全再現…!
思わず声出た…そりゃ出るって……!

劇中完全再現の刀パフォーマンスに加え、劇中で小刀が仕舞われるプリズム納刀パートは、まさかの、口に咥えてそこからの並行大回転、信じられない、人間じゃない、
その後もずっと逆さ吊りになってのちりちりらんちり、
いや…すごすぎた…


最後はヒナノ!
「ありきたりにみえるパフォーマンス」って???
いや…いや……全部神業なんですよ………!
ヒナノそういうところあるよ!

「蹴りあげる」で上がる足がすごく綺麗だった!

そしてここにきてクラップ完璧に合わせられた!!
けど動画はその度にブレてしまってもったいなかった!
けど楽しかったから、よし!

最後に、KAORI先生へのサプライズバースデーお祝いをした時の言葉がほんとに印象に残ってて。

「ポールダンスを競技として、芸術として、子どもたちが将来胸を張れるようなモノにしたい」


この言葉に胸を打たれました。
映画が始まってからのこのタイミングで、
その一歩の敷居を超えられました。
ポールプリンセス 出会えてよかった!

KAORI先生、お誕生日おめでとうございました!

みなさんかっこよかった〜〜〜!


おわりに:舞台挨拶や、応援上映があるよ!

『ポールプリンセス!!」、何がしかのきっかけでひっかかったら、ぜひ曲や動画に触れて欲しいし、間に合えば映画も見てほしい、元気貰えるし。
あとあと、映画鑑賞のカタチとして、タツノコプロお家芸の応援上映も初日から用意されてて、しかも全編応援上映と、“ポールダンスジャパンカップ応援上映“というCGライブパートのみの応援ができるパターンが!!!
これはすごい!

あと劇場特典のステッカーに投票ページが!

投票に参加できるの、めっちゃライブ感ある!

しかも各種舞台挨拶もどんどんやってくらしい!

舞台挨拶も12月17日まで!
1ヶ月から先、続くかどうか……!!!

おまけ

パンフ読んでて、アニメキャラデザ櫻井さんの「ヒナノは同じクラスの男子(ヒナノと喋ったことはない)の気持ちになって描いてました」、
リリアは「学校でよくつるむ女子」、こいつ携帯の画面また割ってるな、鞄にお菓子のゴミ入れてるなって実際にスマホバキバキらしい、まじか。
「サナは男ウケを狙って女子アナみたいな服を着るのでミニスカートは履かない」
待ってポルプリおもしろすぎるだろ……。

まだリリアのバキバキスマホシーン見つけてないので、見つけたらぜひ教えて欲しい

最後に

エイベックス・ピクチャーズー!
タツノコプロ〜!乙部さーん!
トランスフォーメーショーン!
KAORI先生ー!!!

ありがとう〜!!!!!!!!!!


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