【雑談】やりたいことが言語化できないとAIは使えないと思った話
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この記事は、Podcast「にゃおのリテラシーを考えるラジオ」の2024年4月20日配信の書き起こしです。
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にゃおのリテラシーを考えるラジオ
読書と編集の千葉直樹です。
このチャンネルでは、読書と IT 時代のリテラシーを中心に様々な話をしています。
今回のタイトルは 、
【雑談】やりたいことが言語化できないとAIは使えないと思った話
というものです。
AIに絵を描いてもらおうとして躓いたこと
土曜日は日頃考えていることを適当に話しています。
つい最近のことですが、仕事でコミュニティを作る必要があってグループの名前を考えました。
グループで話し合った結果、僕が考えた名前が通ってしまったので、ネット上で情報交換するためのメッセージンググループ用のアイコンを作ろうかなと思いました。
僕は絵を描くのが苦手です。
というか描いてこなかったのでできないのです。
フリー画像を使うという手もありますが、ありきたりな感じもちょっと嫌だなと思ったので流行りの生成AIを使ってみようかと思いました。
思いつきでプロンプトを入力してみるとまあまあ綺麗な画像を作ってくれました。
でも、自分のイメージするものとはかなり違うのです。
だから、さらにプロンプトを追加して少しずつ自分のイメージに近づけようとするんだけど、そもそも作りたいものに関する語彙が出てこないのですよ。
だから、全然イメージに寄っていかないんですね。
絵を描いたことがないから語彙がないのです。
これだよな、生成AIを使うときのハードルは。
と思いましたね。
なんでも言葉が必要な不自由さ
目に見えるものを言語化するのがものすごく上手な人がいますよね。
そういう人は賢いと思いますよね。
それ自体は悪くないのですが、賢い人が偉いわけではないですよね。
生成AIにわざわざ説明せずに直接絵を描いた方が早い人は結構いるわけです。
なんでも言葉にすればいいというわけではないということは多分みんなわかっているのですが、なんとなく言葉にできる人は偉いと思ってしまうのです。
現在の生成AIは、そういう言語至上主義みたいな雰囲気があります。
それは当たり前で、現在のAIは大規模言語モデルという文字に書き表せる言語を中心に発展しているからなのですね。
まあ、だから現在のAIを使うにはやりたいことをきちんと言語化する必要があるのです。
普通にAIを使う時代になると、この言語化能力が今よりずっと重要になります。
やりたいことに関する知識がこれまで以上に必要になるのです。
便利になるようで、そうでもないような気がしてきました。
過去と同じように、AIという言葉が示すゴールがまた遠のくような感じがします。
それ自体は悪いことではありません。
AIブームが去るということは、それが実用的で当たり前のものになるということです。
そして、きっと人間の新しい側面に気付くときなんだろうと思います。
ということは、我々は今よりもずっと高度な知識を持った判断ができるようになるということですが、
それは同時にそういう高度な知識を身につけなければならないということでもあるのです。
要するにお勉強はずっと続けなければならないということですね。
これを嫌だなと捉えるか、楽しそうと捉えるか、
それによって得られる豊かさが違ってしまう時代になるかもしれません。
なんだか小難しいことを考えてしまいました。
今回は、やりたいことが言語化できないとAIは使えないと思った話をしました。
今日はここまで。
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おわりに
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この配信の書き起こしをnoteで連載しています。
今日もワクワクする日でありますように。
千葉直樹でした。
ではまた。
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