※終了しました。【3/30-3/31】企画展「BE A GREAT SURVIVOR 白血病と共に生きる」、本日からスタートしました!
本日、3月30日から二日間、新潟県内のファッションブランド〈g.m.design&artworks〉のポップアップを開催します。
ポップアップでは、g.m.design&artworksブランドとなるバケットハット『avoid UV 3D bucket hat』や『移植後5年記念ロンT』、オリジナルグッズ『ダンボールマン』シリーズ。他にも今回企画展「BE A GREAT SURVIVOR」に合わせたオリジナルバックなども展開されます。
※企画展「BE A GREAT SURVIVOR 白血病と共に生きる」では、どの商品も、販売価格の10%以上を目標に寄付に充てております。
会期:
ポップアップ会期:2024年3月30日(土)、31日(日)11時から16時ごろまで
ポップアップ:入場無料
トークイベントの振り返り
トークイベント「BE A GREAT SURVIVOR 白血病と共に生きる」では、野本さん自身の実体験となる病気のこと、アパレルのこと、読書のこと。さまざまな話をしてくださりました。とくに、私たちが印象的だったのが、ファッションブランド〈g.m.design&artworks〉の成り立ちでした。
野本さんはなぜ、当事者さん向けに作ろうと思ったかというと、過去に通院中のリハビリがたらの散歩のなか、その姿をみた学生からすれ違いで「キモっ」という言葉をもらったそう。野本さん自身は楽観的な性格とはおっしゃるものの、ショックをうけて奥さんに相談しました。
奥さんからは「年頃の女性からは当事者の姿が、どんな状況であれそう見えてしまうかもしれない」と言われました。こういう実体験を踏まえて、当事者が見た目や状況、また食事制限や娯楽が乏しいなかでの光になったら。「g.m.design&artworksが、病気をお持ちの方に安心して着られるトレードマーク的な服になってくれたらうれしい」と野本さんは話します。
本年度は、さらに改良を加えて病気において天敵となる日焼け対策としてかたちの変更し、紐の締め付けを抑えたものが造られました。ローカルブランドとして、型番をあたらしく造る難しさを語りながらも、企画展でご覧いただきたいと野本さんは言います。
これから、病気のことをはじめ発信とブランドを育てていきたいと抱負を述べました。明日もポップアップ「BE A GREAT SURVIVOR 白血病と共に生きる」を行います。ぜひ、野本さんと対話しながらこの空間を過ごしてもらえたら幸いです。
おすすめ本
がんサバイバーになると、「自分が病気になっちゃうんだ…」と悲観的になるけれども、突発性だと原因なんてないですし、運がよくなかったと割り切るしかない。そんなとき、対話する機会って必要と感じている。さまざまなひとたちとお互いの病状とか話す機会によって救われることってみんなあるとわかってきた。本書では哲学対話と切り口で語られていて、何が正解なのか、なぜ自分がそう思っているのかを対話を伝えることが今求められている。
g.m.design&artworksについて
自身の急性骨髄性白血病での闘病経験をもとに、白血病をはじめとした血液疾患で苦しむ患者さんや、がん患者さんたちへの応援メッセージや治療の支援になるような活動のため立ち上げたブランドです。サバイバーメッセージアパレルやトレードマークになったダンボールマンシリーズ、ダンボールをキャンバスに見立てて製作するアート作品を販売しております。アパレル商品は、シルクスクリーンプリントを中心に製作しております。デザイン・製版・プリント・タグ付けまで、ほとんどすべて一人で行っており、手刷り特有のズレ、カスレが発生します。すべて1点ものと捉えていただければ幸いです。
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