keep calm and never forget

おつかれさまです。とくにお子さんをお持ちのご家庭は大変なことと思います。

我が家も小学生が二人いて、今週来週と授業がありません。もっとも二人のうち一人は睡眠障害による療養で、もとから学校には行っていませんし、もうひとりもなんとか折り合いをつけつつあるようです。来週になったらどうなっているか、わかりませんが。

あとは、妻がかなり思い切って「割り切っている」こともあり、妻は平静に過ごせています。勉強しろ、とは一切言わない。一義的には療養中の子供にプレッシャーを与えないためなんですが、もうひとりは言われなくてもちょっとだけ勉強して、後はのんびりしているようです。それでいいじゃない。ウィルスにやられずに過ごせているんだから。

さて、子供を持つ親として言わせていただくと、今回の一件は、控え目に言って「人災」だと思います。どう考えてもおかしい。わざと手順を間違えているとしか思えない。

私が言うまでもなく、今回の一件は突っ込みどころが満載なんですが、一つ大事なことは、今回の一件で何が起こったか、どう対応したかを一人一人が「忘れない」ことだと思います。

あの発表からわずか数日の間に「そりゃないだろう」と思ったことも多々あった反面、「やっぱりすごいなぁ」と感心したこともいろいろありました。それを「忘れない」ことだと思います。

あの震災のときもそうだったのかもしれませんが、残念ながら私もかなり忘れています。9年前を思い返すと、やむを得ないこととは言え、心が千々に乱れて、覚えておくどころではなかったような気もします。忘れないようにするためには、やはりそれなりの「余裕」のようなモノが必要なのかもしれません。

だから、まずは落ち着け。「keep calm」なんだろうと思います。そして今起こっていることを覚えておいて、後に生かす。いや、声を上げずにひたすら耐えろ、と言っているのではありません。声は、上げてもいい。ただ、声を上げることばかりやっていると、keep calmができずに、かえって「あのとき何やったんだっけ?」となりかねない。

だから、まずは落ち着きましょう。テレビもSNSも見過ぎることなく、落ち着いて本を読んだり日記を書いたりしつつ、今やっていることをなんとなくでも覚えておく。そうすれば、後できっと役にたつ。何の役に立つか、はっきりとは言えないけれど、そんな気がします。

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