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福田パンで、朝食を。

心の友たちとの忘年会のため、盛岡へ。

4カ月ぶりの再会は、しゃべってしゃべって、合間に美味しいものを食べて飲んで、またしゃべってしゃべって。あっという間に夜が更けた。

翌朝、きりっと冷えた空気の中、ホテルから徒歩圏内の福田パンまで。冷える手をウールコートのポケットに突っ込んで、時々Googleマップで道を確かめながらてくてくてくてく。

到着すると、開店後30分くらいなのに、すでに外まで行列が。さすがの人気店。祭日ということもあり、地元の方と観光客が半々という印象。

店内では、サンド担当の若い女性のヒアリング力とスピーディな仕事ぶりに惚れ惚れ。20種類以上あるメニューを正確に聞き取り、からしバターの有無、トッピングの種類、ハーフ&ハーフのリクエストも聞き漏らさない。そしてまぁ、手際の良いこと。

会計の女性との素晴らしい連携で、あっという間に買い物が済ませられた。すごいや、これは。一日に、一体何個売れるんだろう。

焼き立てふかふかの大きなコッペパン。できればその場でかぶりつきたかったけれど、イートインスペースは閉鎖されていたので、やむなくホテルに持ち帰った。冷えても美味しい前提で作られているだろうし。駐車場の車の中で食べてる方もいて、その気持ちわかるわかる、と。

歩いて移動中、せっかくのふわふわパンをつぶさないように気をつけたのは言うまでもないけど、食べてみて、さっくり噛み切れる食感でありつつ、つぶれにくい弾力がある焼き上がりに感心。どういうレシピなのか、とても気になる。

コッペパンは、食事パンと甘いパンを1つずつ購入。どちらも美味しかったし、具材とのバランスが絶妙。パンからはみ出さず、パンだけが残ることもなく、ちょうどいい塩梅。オーソドックスなルックスだからと侮っていてゴメンナサイ。計算され尽くしてる。

いやー、近所にあったら定期的に通いたくなるよね、これは。全メニュー制覇したくなった。長く人気が続いているお店ってやっぱりちゃんと理由があるよね。

さて、これまたつぶさないように大事に家まで持ち帰った8枚切り食パンはどうやって食べようかな。

あー、久しぶりにパンが焼きたくなっちゃった。一応、ル・コルドン・ブルー東京校のパンコースに通ったのよね、わたし。

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