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好きなら四の五の言わずライブに行け

私は月に1回か2回ほどお笑いライブに顔を出す。顔を出すというのはもちろん出演じゃなくて観客としてだが。というのも、俗に言う『推し』と呼ばれるもうとにかくなりふり構わず周りに推薦したくなるくらい大好きなお笑い芸人が私には居るのである。

あくまで私の中での『推し』の定義としては、

①その人の生の姿を観に行きたいと思えること
②金を出す気にさせてくれること
③老若男女誰もが知る存在になって欲しいと思えること

だと勝手に考えている。定義はたぶん少しずつ変わってくるとは思うが、今のところはこの考え方で落ち着いている。

まず、私は色々な芸人やミュージシャンや役者にはかなり敏感な方で、『好き!』と呼べる人は多数いると自負している。しかし、大体そういう人達に会える場所というのは大都会、交通費、人混み、チケット争奪戦などなど、数々の戦に勝ち抜いてこそ立ち入ることのできる場所であり、生粋の田舎者で引きこもり体質の私には、『好き』レベルの人には「別にそこまでして…」とファン活動を怠る原因になるのだ。
だから、私にとって①生で観にいきたいと思えること というのは非常に重要なポイントなのである。
①がクリア出来れば自然に②もクリアでき、③になるようにオタクなりの努力を重ねていく良いサイクルが出来上がるという仕組みだ。
『好き』から『推し』へ昇格するともう誰も私を止めることはできない。田舎者根性を捨て去り、どれだけ遠くとも、交通費がチケット代を上回ろうとも、山手線で圧死しかけても、休日であればどんな状況でも会いに行くし、値段も見ずに物販を買い漁り、時に平日や実習を恨んで涙を流し、友人からは「しっかりしろ」と肩を揺さぶられる生活を送り続けるのである。

ちなみに私が書いているこのnoteだって、最初は推しが書いた記事に『スキ』をしたりシェアするためにアカウントを作成してみただけのものであり、ここまでいくつも記事を書くことになるとは思っていなかった。新たな発信の場を教えてくれた推しに恩返しをするつもりで、私はこの場で『みちばたコンサート』という推しを広める記事を書こうと思う。

さて、そんな私の人生を良い意味で狂わせてQOLを爆上げしてくれたみちばたコンサート。彼らとの初めての出会いはライブイベントだった。ライブ最大のメリットは『推しが新しい推しとの出会いをつくってくれる』ということ。
つまり、彼らがお笑いに限らず色々なジャンルのライブに出てくれることによって、さらに私に『新たな推しとの出会いの場』を設けてくれるということだ。
だいたいライブというのは何組か出演してノンストップでネタを披露するが、大きめのイベントだと『オープニングアクト』というちょっとしたステージで前座的な人達が出てくることがある。そういう時に、「こんな面白い人達が居たのか」と新たな出会いがあり、MCでちょっとした人間性を垣間見れたり、いち早く次のライブの告知をしてくれたり、とにかく2時間のライブにしては多すぎるほどの収穫を得られるのだ。

推しが増える

ライブに行く回数が増える

推しのモチベーションが上がってまたライブを企画してくれる、露出増加

人生楽しいね

推しが増えて悪かったことなど金銭感覚が狂ったことぐらいしか無いため、基本的にはメリットだらけと思っていただきたい。
金が無いなら働けばいいのである。

推しであるみちばたコンサートの参謀、こむそう.comさんは最近こんなnoteを投稿した。

本人はTwitterで「これを読んだら僕のこと嫌いになっちゃうかもしれない」とツイートしていたが、私はむしろ今まで以上に好きになったし、なんだか少し安心した。
クリエイターとして、誰もが触れようとしない話題をあえて『自分たちのファン』に届けようとしているところに、本気でお笑いをやってくれているんだなという熱意を感じたし、わたしはこれから先も信頼して応援できると思う。
これは私の勝手な憶測でただの思い過ごしかもしれないが、『自分たちのファンならわかってくれる』と信じているからこそ、あえて話してくれたのかなとも思った。それなら、もうファンがやるべきことは決まっている。
推しがオタクにとっての神様であると同時に、オタクも推しにとって神様と思われる存在でなければならないな、と勝手に考えてしまった。

このnoteを書いたことで、ライブオタクの手によって幸せになるクリエイターが増え、あわよくばみちばたコンサートの活動が世に広まるきっかけになればと思う。


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