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勝手に設定した〆切に翻弄され大谷翔平を諦める

ダイエットのはなしである

小・中・高を通して、夏休みの宿題は8/31にできる分だけをやる。
という、中途半端に反抗的で中途半端に律儀なことで有名な私だが、
とりあえず自分で設定した〆切を数日後に控えてやっと焦りを見せ始めるあたり、筋金入りの半端者である。

そんな半端者であるから、当然1キロも痩せてはいない。
太っていないだけマシではあるが、「目標とは」「〆切とは」と考えさせられることは多い。
その度に、大谷翔平はすげえな。という半端な感想で終わるのだから、手の施しようがない。

大谷翔平と言えば、
通っている心療内科の先生曰く、どうやら私は彼とは正反対の個性の持ち主なんだそうだ。
うすうす感づいてはいた。いや、はっきりと自覚している。
私の場合、目標を立てて行動することは性に合わず、気ままにその場の直感で突き進んでいく方が(精神衛生上)良いのだそうだ。
飽きたり気が変わったりしたら、その場で方向転換すれば良いらしい。

そう言われて「うん。確かにそうしたい。そうできたら最高じゃないか!」と思ったのだが、中にはそれでは不安になる人もいるのだろうから、そうなのだろう。

そういう個性の持ち主だから、大谷さんがやっていた曼荼羅チャートなどは到底お勧めできない。と断言されてしまった。
ちょっと興味があったので残念だが、自分で書いた曼荼羅でも、一つの項目すらこなせない自信があるので仕方がない。

誤解のないように言うと、先生は、そうすれば成功するとは言ってないわけで、これはあくまで心持の問題である。

ただ、実際にそうやって生きてきたせいで、こんな今があるのだ。とも思う。

こんな今がどんな今かといえば、そう、肥満である。

いや、正確にはまだギリギリ肥満ではないのだが、人生の殆どを「痩せた人」として生きてきた私にとって、今の私は立派に肥満だ。
健康診断も体重がC判定だったのだから間違いない。

そこで、ここからが本題である。
これからは毎朝、焼いた梅干しを白湯に入れて潰して飲むことにした。
何かで読んだ。というだけで、医学的なあれやこれやは知らない。
ただ「良い」らしい。というだけである。

梅干しも朝の白湯も健康効果はあるっぽいし、血圧も高くないので塩分の心配も今のところはなさそうだ。

なにより、何か食べ物を減らすのではなく増やすというところが魅力的じゃないか。
ただこれも、どうせ梅干しを焼くのが面倒くさくなったらやめるのだろう。

と、フライドチキンをかじりながら思う。

痩せないわけである。



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