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今までの記事を全部消してしまおうかとも思ったけれど

残しておくことにしました。
これも全部、私の歴史だと思ったので。

人に話すとびっくりされるような経験をしているらしい私は、それでも時折この人生が、時間が、とても愛おしく感じる瞬間が確かにあって。

今、とてもとても穏やかな時間を過ごしていて・・・あ、ちょっと仕事でゴタゴタしてるんだったっけな、それでもそれを除けば、私生活ではのんびりふんわりとした時間を過ごしてますよ。

夫の死が、私自身の残された人生を深く深く考えるきっかけになったのは間違いなく。
それは「好きなことをする時間しか残されてないんだよ、人生って」ということで。
嫌いな人とかかわる時間ももったいない、嫌なことをする時間ももったいない、自分の人生なんだから絶対に自分の好きに生きていいんだよっていう。ものすごくシンプルなことを、夫に教えられました。亡くなってからだけど。

これから私に何ができるか、というより
これから私は何をしたいか、そのためには何ができるか、という感じです。

今の仕事は・・・きっとそう長くは続けないつもり。
息子たちが自立したら、自分が生きていくためのお金さえあればいいかなって、数年先の隠居生活に思いを馳せています。
なんか、人生これからって感じがしていて、楽しみです。

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