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【読書メモ】純猥談 一度寝ただけの女になりたくなかった

5分で切ないショートストーリー

本書の帯紙のコピーより

本屋で表紙をみて、なんとなく気になったので読んでみました。


1.「純猥談」とは・本書の構成

純猥談について
誰もが登場人物になったかもしれない、今の性愛にまつわる誰かの体験談があつまる場所です。
投稿された純猥談はすべて実体験にもとづくものになります。

「純猥談」HPより

「純猥談」とは、男女の性愛(男男、女女の場合もあり)の体験談の投稿サイトのようです。

「純猥談」HP


で、本書はそれらの一部をまとめた総集編のような形になっています。
収録されている体験談は本書では23編、1編の長さは5分程度で読めるくらいの量となっており、隙間時間に読むのもよいかと思われます。

2.心に残った一節

突然ですが、恋愛については
「男は『名前を付けて保存』、女は『上書き保存』」
などとよく言われますが、
それに対して、次の一節が自分的に響きました。

だから上書き保存なんて決してできない。しない。  
ただ形を変えながら心の中にいる。
大切にとっておいて、
たまに思い出すくらいでちょうどいいのだ、と。

いつか回り回って恋人に戻れたら幸せです/さくらだ

恋に限らず、大切な思い出は忘れることはできない。
私もこのスタンスにほ共感できます。
ただ、過去の思い出に固執し過ぎるのは違うとは思いますが。

それでは。

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