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そろそろ、「猫のまにまに」について話そうと<前>

フリーペーパー「猫のまにまに」「そのヒグラシ」発行人、と名乗ってきましたが、そもそもそれがなんのなのかって話。※長くなったので前・後にわけます。

本題の前に告知

 鎌倉の、小町通りと若宮大路の間、通称「裏小町」というエリアにある雑居ビルの2階に、「ヒグラシ文庫」という立ち飲み屋があります。
 立ち飲み屋だけど壁面には古本が並んでいて、その本も売っている。カウンターの中に立つ人は日替わりで、その人によって酒肴もBGMも変わって、それぞれの雰囲気を醸し出す。

 看板ドリンクはキンミヤと生レモンと強炭酸でシンプルに仕立てるレモンサワー。「正統レモンサワー」と、アルコール度数が高まる「まかない」の2種類がある。

 「まかない」はもともとメニューにあったわけではなく、営業中に店主がてっとりばやく酔うためにひそかに飲んでいたら、いつのまにか客も飲むようになったというシロモノだ。

 ヒグラシ文庫とのかかわりはこっちの記事に書い…たと思ったけど読み返したらそんなに詳しく書いてなかった。

 そんなヒグラシ文庫が2024年4月20日に開店13周年を迎える。で、記念イベントとして、上記エントリーでも紹介しているような「一箱古本市」を開催します。

 ぜひ、参加してほしいです。はっきりいって本は売れませんが、カウンターに並んだ本を眺めながらレモンサワーを飲みたい。ただそれだけのために、あなたへ呼び掛けています。

で、そろそろ本題

 いつになくとりとめもなくて、すみません。
 フリーペーパー「猫のまにまに」は、2017年に突如思い立ってざくざく作り、このヒグラシ文庫の本棚の隙間にこっそり置きはじめたのがことのはじまりです。

 創刊といっていいものか、当初はA4サイズのコピー用紙を八折にした手のひらサイズの折本からはじまった。
↓ こういうやつ

 当時の店主に一応了解を得たうえで、ゲリラ的に置かせてもらった。現物は残っていないし、何書いたかも覚えていないが、「猫のまにまに」というタイトルだけは最初から決めていた。 

これは一箱古本市にあわせて復刻した時のもの
家内制手作業

後編はこちら


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