【詩】 『双極性障害II型』
景色が輝いてみえました
身体は軽く毎日楽しくて
やっと闇を出たと思いました
頭がよく回り仕事もはかどり
なんでも出来ると思いました
けれどこれが病と知りました
景色がブレてみえました
身体は落ち着かず辛くて
ついに壊れたと思いました
頭には言葉や映像がみえて
うるさくてたまりませんでした
けれどこれが病と知りました
景色は黒い闇にみえました
身体は重くだるく動かなくて
死ぬしかないと思いました
頭には暗いことや苦しみばかりで
生きている資格がないと思いました
けれどこれが