見出し画像

LGBTQ+が自分ごとになった日

《LGBTQ+が自分ごとになった日》

2005年、もうだいぶ前のこと。
留学先の短大でまず最初に受けなければならなかったのが人権と人種のクラスでした。

人権のクラスでは、レズビアンとゲイの方がゲストスピーカーとして招かれていました。私にとってはその時が初めてLGBTQ 当事者から直接話を聞く機会でした。確か3〜4人くらいいて、みんなどこにでもいそうな人たちというのが正直な印象でした。

当時、私はLGBTQの知り合いやお友達はなく、LGBTQといわれて思い浮かぶのはテレビなどで活躍している著名人たちのみ。そして、その著名人たちは、テレビ用のイメージ作りのためか、LGBTQであることを話し方や服装でデフォルメしている人が多い印象でした。
でも、実際、教室にいたゲストスピーカーたちからはデフォルメの部分は見当たりませんでした。
当たり前ですが、テレビで活躍しているような外見の人もいれば、ゲストスピーカーのような外見の人もいるということをそこではじめて知りました。

LGBTQの輪を広げてくれたゆうゆうと。

何人かのエピソードを聴き終え、次はレズビアンの方の番でした。
私の英語を聞く力は弱かったものの、その方はゆっくり、聞き取りやすく、簡単な英語で話してくれたお陰で、その人の話にどんどん引き込まれていきました。

私の意識がガラリと変わり、LGBTQが自分ごととなったレズビアンの方のお話をここでシェアします。
彼女はストレートとして生きてきて、男性と結婚し、子供を産み、子育てをしていたごくごく普通のお母さんだったそうです。ある日、たまたまつけていたテレビでレズビアンの方のドキュメンタリーか何かを見て、心がざわつき、涙が溢れたそうです。自分でも何故このような感情になったのか、何故涙がこんなにも溢れるのか分からなかったそうです。そして、そこから彼女はカウンセラーや自分を見つめる作業を通してレズビアンであるとを自認したというエピソードでした。

彼女のエピソードは20代の私にとても印象深く残りました。
私も今はストレートとして生きている。でも、自分にも何かのきっかけで性の揺らぎがあることを知りました。

いつもポジティブにみんなを引っ張ってくれる
チェロキーさん主催の交流会。

彼女の話を聞いてから近いようで遠かったLGBTQ のトピックが一気に身近になり、LGBTQ が“自分ごと”になった瞬間でもありました。

名前も連絡先も分かりませんが、もし今、その人に会えたら、あなたのエピソードで意識がすごく変わったこと、LGBTQが身近になり、自分ごとになったことで、今のサービスに繋がっていることを伝えたいです。

今日も最後まで読んで頂きありがとうございました😊🙏🏻✨

素敵な一日をお過ごしください😉🤍

☑️インスタグラムをちょっと見てみる


| お知らせ |

note ✴︎月木更新✴︎
ファッション、私の想い、サービスのことなどを綴ります♡

インスタグラム✴︎月水金更新+週一でライブ
ファッション、日々のこと、サービスのことなどを投稿しています♡

コメントやメッセージ、ライブのリアル参加嬉しいです😉👍🏻✨✨✨

ミサト

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?