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ちょっとした出来心で決まったワーホリ


3年前の今頃。

すでに決まっていたオーストラリア旅行も、台湾旅行もキャンセルになり、私の趣味である一人旅が完全にできなくなってしまった。

でも人間というのは環境に適応していくもので、「おうち時間」と称して読書に勤しんだり、キャンプをしたりと、割とそこまで辛い思いをせずに過ごすことができたと思う。

(唯一家族で私だけが流行りの病にかかってしまったけれども、心配する家族を差し置いて当の本人は引きこもり生活を楽しんでいましたとさ)



そしていよいよ世の中が落ち着いてきた今年の春「あ、そういえば、海外行きたいんだった」と改めて思い出したのがことの発端。

元々「パンデミックが明けたら海外に行きたい」という話は友人としていたもののどこか絵空事で、今思えば近年の自分は”コンフォートゾーンに住むこと”にすっかり慣れてしまっていた。

そんなとき、オーストラリアでワーホリを終えそのまま現地で働いている友人が一時帰国をするというので久々にご飯へ。(ちなみにその友人は数年前にワーホリに行くか悩んでいた時、私が「行きなよ」とプッシュした経緯があります)


案の定、今度は私が背中を押される番となり、さらに昼間からワインを開け英語交じりのほろ酔いからはじまった悪ノリで、”もし行くとするなら”という仮定でなんと私のワーホリ先をコインで決めてしまったのである。

(補足すると、ヨーロッパの中で唯一行ったことのあるドイツと、友人曰く英語だけでも生きていけるオランダ(二人とも行ったことない)のどちらかということで迷い、決め切らないのを見兼ねた友人が「じゃあコインで決めよ」と10円を差し出してきた)


そして「これも運命だ」と超前向き?超楽観的?に捉える私の癖が発動し、なんと5月にはオランダ大使館へワーホリ申請をしてしまった。

ええ。これが私です。


いや、まさか承認のメールが翌日に来ると思わなかったよ、、。

その承認メールを受け取った後、3ヶ月以内に渡航し手続きをしなくてはいけないと知り、急いで航空券を予約。

その後も準備に追われ気づいたら出発日の6/29になっていました。

そう。今日です。

(ちなみに国を決めてから飛び立つまで2ヶ月無い。笑)

更には何を思ったか、ベトナム・ハノイ経由でドイツ・フランクフルトに入り、陸路でオランダに入国するという寄り道ばっかの方法を選択。(これはこれで楽しいけど荷物をコロコロするのがだるいな。)

ちなみに今はハノイで10時間のレイオーバー。本当は街に出たかったけど、オランダの前にトラブルは避けたかったので(とか言いながらわざわざトラブりそうな行き方選んでる)、リッチに空港のラウンジを利用しました。(3時間で5千円は破産する)

そんなこんなでまだ始まってもないワーホリですが、上手くいけば明日にはオランダに入国できると思います。楽しみ。

オランダに決めた理由なんて、言ってしまえば神様の悪戯です。でも分かりきった未来より、未知に遭遇して全細胞が活性化されてるような感覚になるのもやっぱり面白いです。

とりあえず無事に辿り着けますように!それだけ。


あ、しばらく放置している読書記録、出発までに4冊読み終えたんですがなんせ書く時間がなくて諦めました。また帰ったときに読み直して書こうかな。


では。アディオス!


今日のnegoto:ベトナム語、ちょいかわいいです、そしてキャビンクルーの方々綺麗だしハンサムだし惚れる。


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