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欲しいのは正論ではなく共感が8割。

昨日この記事書いてて、助産師さんのいうことを延々否定する不毛な時間を過ごしました。

日常生活でつい使いがちな「でも」「だって」言われた側はいい気持ちがしないものです。でもどんな時にそれを言いたくなるかって、実は自分のしたことや自分の意見を否定された瞬間だったりするので、お互い様なのでは、と思うこともあります。
それでも「でもでもだって」を使う人は『自己中』『プライドが高い』『怒られるのが嫌』とネガティブワードが続きます(誰だって怒られるのは嫌じゃんね)
そもそもでもでもだってを使うシーンは2パターンに分かれるので、全てにこれが当てはまる訳ではないと思います。

①自分の言動を指摘された時

分かりやすく言えば「誰かに怒られた時」に言い訳的に使う「でもでもだって」怒られるのが嫌、と言われるパターンです。
自分の言動を否定された時に、でもこの言動にはこんな理由があるんです、場合によっては間違ってないのではないですか?という訴えです。言い訳をするな!とか言われると余計反発したくなります。これあんまりよくないのが、結局自分の言動は間違ってないと思うので次も同じことしますよね。誰にとっても生産性がない。

言い訳ではなく質問する

要するに怒った側の意図が掴めないから、その穴を抜けようと言い訳をする。
もし自分の中に譲れない正義があるなら(めちゃくちゃ大仰な言い方だけど、要するに理由があるなら)その場合本来どうすればよかったのかを相手に聞くべきです。頭ごなしに怒られたことに反発するのが目的になってとりあえず口から出た言い訳なら質問に変えることはできないでしょう。質問ができるなら、それは自分の中に正義があったと言うことなので、きっと次の改善にはつながると思います。

②自分の中で答えが決まってる時

相談されてるのにアドバイスするとでもでもだってと返ってくるやつ、厄介ですよね。既に自分の中に答えを持っているのにそれを自分で理解できず、他人に他の意見をもらっても消化できない。よく「他人の意見も一回聞いてみましょう」とか言うんですけど私は欲してないときには絶対できないです。自己中パターンの方ですね。
相談されてる方は返し方がわからないので必死に解決案を考えます…でもいちいち否定されるので「じゃあなんで相談したんだよ!」となる。そう、『相談』という名目が大変よろしくないのです。

最初から愚痴を聞いてほしいと伝える

愚痴というのはパワーワードなので、聞いて〜!とか、アドバイスがほしいんじゃなくてただ話を聞いてほしいというスタンスを予め伝えるのが良いです。自分の話を他人に投影することによって自分の答えに気づくことができる。あと、聞いてもらうだけでスッキリすることありますよね。話を聞く側も、求められてるのは解決案(正論)ではなくただ背中を押してほしいということがわかれば返答もしやすいです。誰かに話を聞いて欲しいとき、欲しいのは正論ではなく共感が8割だと私は思うのです。

人に話さずnoteに書いてみる

いや全然noteじゃなくていいんですけど(笑)人に相談しなくても、自分の思いとか、わーって書いてみると自分の気持ちと向き合って、ほんとはどうして欲しかったのか、どうしたかったのか、見えてくることがあります。ローカルで書いてもいいんですが、noteみたいに不特定多数に公開することで誰かに聞いてもらった、という欲も満たされます。さらにスキをもらえたら共感欲も満たされて私の中では気持ちよく消化できる。
noteを書くことによってメンタルメンテナンスしてるよって人意外に多いんですよね。逆にそういう記事を読んで
「めっちゃわかる〜!」
と共感することもまた、自分の意見と向き合うことにつながります。ぜひみんなこの機会にnoteをはじめよう!
(ダイレクトマーケティング)

自分の中の「でもでもだって」を否定しない

最初、でもでもだってを改善するような記事を書こうと思ってそういうの調べてたんですけど、めちゃくちゃ害悪みたいに書かれてて腹が立ったんですよなんか。他人の意見を聞くのはそりゃ大事ですよ。でも、自分の話聞いて欲しい時って他人の意見を聞く余裕がないじゃないですか。他人の意見が欲しいな、と思ったら自分で能動的に探しに行けばいいことだし。要するに自分の意見をまとめる時に他人を巻き込むから、他人からしたらたまったもんじゃないよってことなんだろうなあと思って、そこを迂回する方法を書いてみました。

でもでもだって上等だと思います。だって自分で答え出せるってすごいことだもん。それをまるっと否定する世間にちょっと反発したかった。でもでもだってを解消する方法は、自分の意見を曲げることではありません。今自分の意見を否定されたくないタイミングなだけなんだから、それを見つめ直す時間を作ってあげてください。自己肯定感あげていきましょ。

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