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小学生ひろばの生成変化

こんにちはつみきのアトリエNeiroです。
今日は小学生が自由に遊べる「小学生ひろば」の日でした。
積み木に限らず、好きに過ごしていい場所です。

今日は、看板を作り替えていたり(途中で放棄してましたが)、将棋をしたり、のんびり過ごしてました。

そして、風を弱めたり雨を止ませる術を使うクラブができたそうで、それについて教えてもらってました。

この将棋盤とても可愛いんです。


私から何か遊びを提供することはなく、好き勝手遊んでもらっていますが
やはりまだまだ「暇ー」「なんかないー?」と言うこともある子どもたち。

「自分で暇を楽しむ」ことができることってすごく大切だと思うので、
なんかあるといいけど〜…と言ってのらりくらりしています。

二項対立では説明できないこと

「自分で遊びを見つけるんだよ」といえば、
「それができないことがいけないこと」のようになり、

「なんかないかね〜」といえば、
「何も用意してないの?」と言われたりする場面もあります。
(今日はなかったな〜)


見つける(可能性) の反対は 見つけられない(不可能性)
ある の反対は ない

の二項対立ではなく、

見つけると見つけられないの“間“
あるとないの”間“
またはその両方を併せ持つ空間。
そこへ辿り着くまでの道のり。


こういうことを着実に捉えて見守っていきたいと思っています。

思ってはいるんだけど・・・できているのかは不明です。
それは子どもたちが、「あそこなんかつまんないけど、またいく」みたいなところになればいいなと。

小学生たちの生成変化

私はジル・ドゥルーズの「生成変化」という言葉が好きなのです。

「絶えず何かに変化していく」こと、しなやかに思考を揺らがせること

一つの結果が全てではなく、それは通過点であることを心に持っておくと、
失敗は失敗でなくなり、立ち止まることもまた、次へ向かうための小休止となります。

子どもたちもまた、生成変化していける場所が必要だと思っていて、
学校や「ねばならないこと」の中ではなく、
自分の指先の感覚がわかるくらいの距離感で生成変化してみてほしいと思ってます。

ではまた!



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