感性を受け取る場所
こんにちは。Neiroです。ちょっと雑談。
積み木の活動をしている中で、造形活動もしているのですが、やはり子どもは造形が好きですね。
そして家庭ではなかなかできなくて、という声をたくさん聞きます。
やってしまえば案外簡単なんですが、お部屋の環境整備がなかなか大変ですし、何より仲間とやることが楽しい、というのもありますよね。
私自身は、造形遊びで何がいいかって、はっとするような言葉を子どもから聞けるところです。
「綺麗だね」とか「面白いね」という言葉以上に、「○○みたい」の、○の部分が、大人じゃ到底感じ得ない言葉だったりするんです。そこがすき。
先日、お教室で、キャンバスに色塗りをしていたところ(手のひらで)「平たいハリネズミを撫でてるみたい」といった子がいて、なんだか一生忘れなられない言葉になりそうです。
素晴らしい感性…!
こういうったアーティスティックな側面を、もっと日常にしながら育む場所として、まちかどアトリエNeiroを進化させていきたい。
体験ではなく日常。
これが私の中でポイントなんですよね。
積み木も造形も、日常に入れていくことに、今燃えてます。
絵の具や用意が大変なものだけが造形じゃないと思っています。
感性を受け取る心の有り様を、共に育てていくイメージ。
どこにいたって、誰といたって、アートはできる。
そういう意味では
子育てもアートだと感じます。
思い通りにいかないことも
思いがけないことを見出すのも
そのセンサーがうまく働いてさえいれば、創造的な子育てになるのだと思います。
子どもたちはとっても健気。
何にでも感動できて
何にでも拒絶ができて
何にでも没頭ができる
大人はちょっと立ち止まって、振り返ってみて。
かつては自分もこどもだったこと。
こどもだった自分にかけてあげたい言葉を常に持つこと。
そうしているうちに、いい意味で、気の抜けた子育てができるのかな、と思うんです。
取り止めもない話になりましたが、生きづらい世の中だからこそ、「自分が自分を信頼できる」
そんな種まき、根を張っていく場所になるようにと日々模索しているところです。
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