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【見た】森林伐採〜オリンピックのために〜:アジアンドキュメンタリーズ

RHYMESTERの宇多丸さんがしつこくしつこく勧めている「アジアンドキュメンタリーズ」という配信サイトで、『森林伐採 ーオリンピックのためにー』というドキュメンタリーを見た。 ⚫︎ざっくりあらすじ インドネシアのとある村にある森林は4000年ぐらいもの長い間先祖代々受け継がれ守られてきた。しかしその森林が何者かによって伐採されている。一体この木々たちはどこへ行き何に使われるというのか、その足取りを文字通り木を追いかけ探ってゆくとそこにあったのは…… というところで映画タ

    • 今週のラジオ

      11.7.火 星野源のANN ・先週は仕事詰で目眩がしてラジオを休んだ。復活してきた時に作業場のストレオで聞いたビートルズのアビーロードが最高だった(特に最後の4曲?の短い曲のたたみかけが好き) アビーロードを知ったのは子供時代にジャズばかり流れていた家で、父親が他のを聞かせてやろうと言ってステレオで聞いたのがピンクフロイド、ジャニスジョプリン、そしてビートルズのアビーロードだった 11.10.金 バナナムーンGOLD ・日村の下あごが出てきている ・秋のホールインワン。江

      • 23.11.7

        前髪を昨日から分けてる。 仕事中に新聞を読むと、ガザ地区の様子を報じる記事などが大きくあって、それを読み込んでいると仕事場にいることを忘れてしまう。 huluで「架空OL日記」や「住住」を見ている。huluのサービス券みたいなのをもらったので今月だけ観れるのだが、huluでぜひ見たいものといえば私にとってはバカリズム作品だ。 中公新書の「物語 フランス革命」を読んでいる。面白いが、結構著者の「世間は〜〜と見がちだが私は〜〜と思う」といった主張が所々に散見するのが若干煩わし

        • 23.11.6

          仕事をしながら福岡のことを考えた。 なんで福岡に行くことにしたかを聞かれ、「福岡には美味しいパン屋がある」と言ってはみたものの芯をとらえてなかった。 なぜ福岡に行くか? 「水俣展」を見たい、パンを食べたい、ハイタイドを見たい、色々あるが。 博多・天神は新宿っぽい、というのを聞いて、それを確かめたいというのもある。 都市を散歩するのはそれだけで至福なので、いつも歩いてる東京のそれが場所を変えたらどのくらい同じでどういうところが違うのかを見たい。 1人で旅行へ行くと、東京に

        【見た】森林伐採〜オリンピックのために〜:アジアンドキュメンタリーズ

          23.8.8

          任意の数字を一つ選ぶときに迷わず「8」という友人がいた。 友人の誕生日は8月8日ということだった。 どこからどう考えても納得の「8」という縁起担ぎができることが羨ましかった。 Kindleの電子リーダーを手に入れた。 電子書籍は「目が疲れる」「スマホ画面が小さい」という理由で避けてきたが 市川沙央さんの小説「ハンチバック」について触れた朝日新聞の社説を読んでから ある読書の方法を「避けることができる」ことについて自分が持つ特権性について顧み反省した。あまりにも呑気に紙の本へ

          23.8.5

          土曜日の朝は困らない。 朝起きたらすぐにすでにラジオのアーカイブを聞くのだが、何をかけるかで迷ってなかなか起きれない時がある。 その点土曜日の朝は簡単だ。金曜の深夜にやっているバナナマンのラジオを付ければいいから。 ゼルダの伝説 ティアーズオブザキングダムをやり始めておそらく1ヶ月ほど経つが、まだ新鮮に面白い。こんなに長いこと遊んでいるにも関わらず、まだ見ぬ洞窟や宝箱などの仕掛けがある。随分と祠を見つけたと思ったがそれでもまだあと30個くらいは未発見のようだった。 しかしこ

          23.8.4

          作り置きしているラタトゥイユ、カボチャの煮物、最近毎日食べているぬか漬けきゅうりを食べ進める。 仕事の合間に「水牛」に載ってる斎藤真理子さんの「編み狂う」という連載を読む。あまりにも面白く没頭してしまい仕事中であることを忘れる。真面目な顔で狂ったことをさらさらと言っているような感じが可笑しくて(尊敬の眼差し)。 好きな文章はどうしても紙に出力したいので終業後にこっそりプリントアウトして帰りの電車でも読んだ。 しかしそういう私はうっすら市川沙央さんの小説を読むことを恐れてい

          23.8.3

          朝ピアノを弾きに行くか迷ってベローチェに行った。初めて「レモン」アイスティーを注文したらレモンの輪切りがアイスティーに浮かんでいて夏らしい見た目だった。 「君たちはどう生きるか」2度目の鑑賞をした。1度目は目をかっぴらいて見たはずだが忘れている展開がたくさんあった。積み木を渡された眞人が「できない。そこには悪意がある」などと言うところが良いと思う。そしてどのシーンでもジブリの過去作のどこかのシーンを思い出した。 観終わってまたベローチェへ行った。さっきとは違う店舗。そして

          人生でいちにちでも多くこういう日を過ごしたいという日のこと

          特になにもない休日である。 目覚ましで起きて、まだ眠かったが洗濯物を回した。けっこう溜まってたので2回は回さないとな、と昨夜思ったのだ。とりあえず回してまた一眠りしようと思った。 洗剤を入れる時、こないだ朝日新聞の記事で見た「化学物質過敏症」という言葉がふとよぎる。この記事を読んで初めて知った、柔軟剤などの匂いに反応して頭痛などの症状が出るということ。知るということは人生を少しずつだけど確実に変えていく。無印で買った無香料の洗剤は大丈夫なのだろうか、などと考えながら洗濯物

          人生でいちにちでも多くこういう日を過ごしたいという日のこと

          4.21

          すっかり暖かくなった。今日は完全に初夏の風が吹いていた。日陰で初夏の風を感じるのはもう何回目なのか分からないが、え、まじかと新鮮に驚くほど気持ちがいい。 朝イチで映画『AIR』を観に行った。松竹系の会員サービスは一度映画を見ると次の映画が1300円になるクーポンが発行されるというドリーム循環があり、これも毎度新鮮に驚くほどありがたい。チケットを買おうとしたらちょうどそのクーポンの有効期限が今日だった。サービスをうまく使いこなしている感じがして嬉しい。 『AIR』はナイキの

          分からないことを確かめる

          友達の結婚式へ行く。実は友達の結婚式というのは初めてで数年ぶりに会う人が沢山いると思うだけで恐縮するのだが、それでなくても何もかもが初めてなので祝儀袋を繕うことやドレスなどの身なりをそろえること、美容院で髪を切る以外の予約を入れることでさえ全てが何が正解なのかを探りながらの作業でありこの1ヶ月ほどは気がそぞろだった。来週は結婚式で〜と同僚が言ってたり、結婚式あるある話などは身近にあって、へぇそういうものかと気に留めていなかったのだが、改めて自分ごととして体験するとこれを世のほ

          分からないことを確かめる

          "わたしの"若草物語 ストーリーオブマイライフ

          原題 Little Women 邦題 ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語 監督 グレタ・カーウィグ 6/1から再開した映画館も、いよいよ公開を待ち構えていた新作が続々とおろされてきましたね。 本作も3月だったのが延期になり、やっと公開された!ずっと待っていたのでとても嬉しい。公開日6/12、仕事終わりに観に行った。 (新宿の歌舞伎町メインストリートでは夕方から警察が客引きを指導してる様子が伺えた。小池都知事が"夜の仕事"と名指しして自粛を呼びかけたからだろうか)

          "わたしの"若草物語 ストーリーオブマイライフ

          映画館の幸福:デッド・ドント・ダイ/ジム・ジャームッシュ

          6/1から約2ヶ月ぶりに多くの映画館が営業を再開した。席はひとつ空けて、チケットもぎりは自分で、入場時には体温を測られ、上映中はマスクをする。色々と今までと違うルールが付け加えられているが、これが今の我々が映画館に行くための最低条件なのである。 ということで、最後に映画館へ行ったのは3月頭の「架空OL日記」以来。実に3ヶ月ぶりの映画館です。すぐそこにあるものと思ってたものが不意に無くなり、その儚さを思い知ってから行く映画館は、幸せ以外の何者でもなかった。 デッド・ドント・

          映画館の幸福:デッド・ドント・ダイ/ジム・ジャームッシュ

          ただすれ違うとは少し違う関わり方:ナイト・オン・ザ・プラネット

          ナイト・オン・ザ・プラネット (1991年) ジム・ジャームッシュ監督  タクシーとは少し考えてみると不思議な空間だ。偶然そこを通りかかったタクシー運転手と目的地までの時間を狭い空間で運命共同体となって過ごすのである。一度しか合わない、お互いの身の上を何も知らない、ただその場限りでの付き合いだからこそ生まれる会話というものがある。 小学一年生の時に好きだった本『車のいろは空のいろ』(あまんきみこ著)の主人公はタクシー運転手だ。好きでよく読んでいた記憶はあるが、話の詳細を思

          ただすれ違うとは少し違う関わり方:ナイト・オン・ザ・プラネット

          別の道を行くとしても受け継がれていくこと:20センチュリーウーマン

          Day 4. 30-days film challenge Q.タイトルに数字がある映画 20 Century Woman (2017) マイク・ミルズ監督 今ここにいる自分の考え方、好きな音楽、趣味、その他自分を形成するあらゆるものは周囲の何かしらに影響され、幾度となく取捨選択を繰り返した先にある。 劇中、アビーは自分の持ち物を撮影した写真作品を作る。それによって自分自身の姿が浮かび上がるというのだ。写真家・奥山由之も昔同じようなことを言っていた。人って選ぶもの、

          別の道を行くとしても受け継がれていくこと:20センチュリーウーマン

          死は終わりじゃない:『あさがくるまえに』映画感想

          あさがくるまえに:原題 Reparer les vivants (フランス/ベルギー)カテル・キルヴェレ監督 英題は”Heal the Living” 直訳すると”生きてる者を癒す(治療する?)” スクリプトドクターの三宅隆太さんに「ここ10年で最も好きな映画」と言わせた作品ということで気になっていた映画。感想、かなりよかった。 ある少年が交通事故で脳死状態となる。医者は両親に息子を心臓移植のドナーとなることを勧め、悩みながらも苦渋の決断を迫られる両親。そこで全く別の家

          死は終わりじゃない:『あさがくるまえに』映画感想