見出し画像

ウミネコ文庫「童話集」【挿絵 ①】

この度、ウミネコ文庫「童話集」作品の挿絵を描かせていただきました。
ご依頼いただいた時は本当に本当に嬉しかったです!
(勇気がなくて自分ではなかなか手を挙げられなかったので…)

現在多くの方が完成した挿絵を続々と発表されている状況です。

そこでねじりも、今回挿絵を担当させていただきました
ウミネコ文庫編集長である Nyaajima Hikaru(ぼんらじ)さん 
完成した挿絵についてご紹介させていただきたいと思います。

ぼんさんの童話作品はこちら。

こちらを読んでまず最初に思ったのが
とにかくキャラクターが面白い!ということです。
そしてこの世界観もすごく好きだなぁと思いました。
ヤドカリのヤディとヤドン。
縁あって仲良しになったふたりですが、もちろん喧嘩もします。
でもそんなふたりにまさかの事態が…

今回はそんなふたりをメインに挿絵を描かせていただきました。
その完成した挿絵がこちら。

不安そうなふたり

ここからは挿絵についての説明を少しさせていただきます。

作品を読んですぐに浮かんだのがこの構図でした。
ちなみにこの挿絵は物語の場面の一部を描いたもので
ヤディとヤドンが魚に食べられてしまい
魚のお腹の中で不安そうにしているところです。

「ヤディとヤドンは離れないように手を繋ぎました」

自分の中ではこの一文がとても印象に残り
ぜひこの場面を描きたいなぁと思いました。

なぜこの場面を描いたのか?(もう少し詳しく)
・この場面ならふたりがくっついて手を繋いでいる、つまり「仲良し」を表現できると思った。
・魚のお腹の中なら全体的に暗い感じで表現することができる上、物語の中で起こる「冒険感」を出せると思った。
・不安そうな表情のヤディとヤドンを見たら「何が起こるんだろう?」と、読者に少しでも興味を持ってもらえるかもしれないと思った。

ねじりの個人的考え

以上、こんな所に注意しながら描いてみました。
ぼんさんには既に挿絵の確認をしていただいております。
喜んでいただけてとても嬉しかったですし
見てもらうまですごく緊張していたので本当にホッとしました!
はぁ。よかったよかった。

挿絵は「掲載時はモノクロ」ということだったので
どうせなら最初からモノクロで描いてみよう!と思い
今回初めて「白黒の世界」に挑戦させていただきました。
表現が難しく戸惑うこともありましたが、これをきっかけに
新しいことに挑戦できて本当によかったなと思いました。

きっかけを下さったぼん編集長さま
本当にありがとうございました!

また光栄にも、ぼんさんの他にもさらにお二人の挿絵を
担当させていただくことができまして
今後そちらもゆっくりご紹介できたらいいなぁと思っております。
そしてもしよかったらまた見ていただけたら嬉しいです。
よろしくお願いします。


「ゆきのしずく」
(Marmaladeさん)

「真っ暗森のお姫さま」(月山六太さん)


【追記】

後日、完成した挿絵記事です。


ではまた。

この記事が参加している募集

note感想文

私の作品紹介

最後まで読んでいただきありがとうございます🐨! いただいたサポートは創作の為に大切に使わせていただきます🍀