子どもに言われてハッとした話
幼い娘に言われたこと。
「ママは〇〇〇(娘の名前)に何も貸してくれない。」
子どもたち同士を遊ばせていたとき
お友だちから
「〇〇〇ちゃんのそれ、かーしーて」
と、娘のおもちゃを使わせてほしいと言われていた。
娘はまだ遊んでる途中で貸したくなさそうだけど、お友だちは「かして!かして!」と娘と私に訴えてくる。
「〇〇〇はいつでも使えるんだから貸してあげたら?」
私はそう言って娘を説得した。
またあるときは娘がお友だちのおもちゃを貸してほしくてお願いしてみたが
断られたようで
「△△ちゃんのおもちゃ、〇〇〇もあそびたーい…」
と、私に訴えてきた。
私は
「△△ちゃんのおもちゃだから、〇〇〇は他ので遊んでおいて、またあとで貸してって言ってみよう」
と言って娘を説得した。
そんなことはお友だちと遊んでいればよく起こる。
娘が我慢したのは1度や2度ではない。
なんで?わたしばっかり使うのがあとでなの?
そう思うのは当然だ…(もちろん分かってて我慢させていた)
そしてついに娘は
「ママは〇〇〇(娘の名前)に何も貸してくれない。」
と、私に言った。
言いたくても言えずにいた自分の気持ちを。
自分の味方であるはずのママがお友だちにばっかり優しい。
「そうだね…ママがいけないね。今までごめんね。」
と言ってギューッと娘を抱きしめた。
私自身が相手を優先しがちで断るのも苦手だから
子どもたちにまでそうさせて、その場の雰囲気を収めようとしてた。
最初はママに言われて我慢してたけど、自分はそれは嫌だしおかしいと、思い切って言ってきた娘の方がずっと頑張ってたし偉かった。
言ってくれたおかげで、その後対応の仕方を変えることができてよかった出来事で
今でも忘れられない、思い出すと胸がギューッと痛くなる出来事です。
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