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諸君、jubeatをやらないか

概要:
この記事は大雑把にまとめるとjubeatは面白いのでアプリ版で良いからプレイして欲しいということが書き記してある。

既に指をやりまくっている紳士淑女の皆様には退屈な記事ということは明らかであるが、どうかお付き合いいただきたい次第である。ちょっと長いので内容とかどうでもいい人は推し曲ベストテンだけでも見ていってほしい。

jubeatのあそびかた

jubeat(ゆびーと)は2008年にKONAMIから発売されたアーケードゲームである。遊戯の内容としては楽曲に合わせて光る4かける4つのパネルをうまく叩けるのかを競うものとなっている。

青春ソングのI LOVE SAKURAは必聴

楽曲は皆がよく知っているJPPOPやアニメソングに加え、KONAMIの作曲陣が作曲したカッコいいオリジナルソングが収録されている。

各楽曲ごとに3段階の譜面が設定されており、誰でも突破出来そうなBASIC、慣れてないと痛い目を見るADVANCED、熟練者用のEXTREMEがある。

BASICの譜面は楽曲にもよるが、ゲーマー諸君にはかなり退屈なものとなっている。しかし、ADVANCEDになると途端にこのゲーム特有の技術を要する場面が出てきて面を食らうことになるので譜面の難易度には注意が必要である。

譜面の難易度は全部で10段階あり、BASICはだいたい1〜4、ADVANCEDなら4〜8くらいの難易度の譜面がプレイ可能だ。

レベル5くらいまではゲーマー諸君なら余裕でクリアできるだろうが、レベル7くらいの譜面は初めて100円を入れる人間がやる難易度ではないので、どうしてもやりたい場合は最後に挑戦すべきだろう。

版権曲は簡単なのが多いが、オタクが好きな東方アレンジとか有名なオリジナル曲はADVANCEDでも普通に難しかったりするのでイキらないでまずは出来そうなやつからやってみよう。

また、アーケードで最高難度のEXTREME譜面をプレイするにはゲームデータを記録するカードが別途必要になるので、挑戦者諸君は筐体近くにあるだろう自動販売機で購入しておこう。カード自体は300円くらいするが、各KONAMIの筐体のゲームが1回ずつ無料でお試しで遊べたりするので損はしない。

jubeatはほかのアーケード音ゲーと異なりボタンの位置をいちいち覚えなくていいので、これから音ゲーをはじめたいという紳士淑女にぴったりなゲームである。ゲームセンター見かけたら是非プレイしてほしい。

jubeatアプリ

ただ、今のご時世でわざわざゲームセンターまでプレイしに行くのが面倒だとか、音ゲーのアプリがあるのにわざわざゲームセンターに行かなくてもいいじゃんといった声もある。筆者もそう思う。

だが安心して欲しい、このゲームにはアーケード版だけでなく、iPhoneや Android系の端末などで遊べるアプリ版も存在する。

携帯端末でプレイするには少し画面が小さいのであまりおすすめ出来ないが、タブレット端末ならアーケードとある程度は近い感覚でプレイ可能だ。

リリース当初はまともにプレイ出来なくてかなり不評だったが、現在はかなりマシになっているので安心してほしい。機能改善も続いている。

jubeatアプリ(正式名称はjubeat ユビート)の良いところといえば、なんといっても収録楽曲の豊富さだろう。オリジナル楽曲は2008年から現在に至るまでの譜面をほとんどプレイできるほか、JPOPなどの版権ものの充実っぷりはアーケード版以上。一部の人種にはたまらない東方アレンジも多数収録されており、誰でも楽しめるラインナップとなっている。

うっせえわは最初から解禁されているぞ!

しかも、どの譜面も1回だけなら無料(広告を見れば)(1時間に1回)でプレイ出来るのでとてもお得だ!……ただしアプリにありがちなスタミナ消費制なので連続では遊べないのは欠点であるが(しかもスタミナ上限がちょっと少ない)

そんな連続で遊びたい方向けにはplusモードがある。

plusモードの選曲画面 

こちらはjubeatアプリの前身であるjubeat plusを再現したモードで、ゲーム内通化で楽曲パックを購入して譜面をプレイしたり、オリジナル譜面を作成したりできる。

ゲーム内通貨はログインボーナスやミッションで貰えるが、一部の楽曲パックは課金して手に入れた通貨でないと購入できないので注意が必要(だいたい版権ものとボーカル曲。オリジナル曲は通常モードで普通に解禁できる曲も多い)だ。

気軽に無料で楽しめるので、従来の上からなんかが降ってくる系統の音ゲーに飽きた人はプレイしてみてもいいと思う。

jubeatアプリの注意点

このアプリ、結構クセが強い。

楽曲ガチャ

このアプリはちょっと他の音ゲーアプリとはかなり異なるところがある。それは通常モードの楽曲の解放がガチャであることだ。

ガチャの種類は所謂ボックスガチャである。ボックスは各アルバムごとで分かれているので、欲しい曲があるアルバムを選んでガチャを引こう。

一般の方向けのJPOPやアニメソングはアルバムの曲数が少ないので割とすぐに欲しい曲がプレイできるが、オタクがプレイしがちなKONAMIオリジナルに関しては収録されたバージョンごとにアルバムが組まれているために狙った曲を引くのが非常に難しい。

更に困ったことに、1回引いただけではEASY譜面しか解禁されず、難易度の高い譜面をプレイするにはもう1回同じ曲を引かなくてはならない。難易度は3段階あるので、EXTREMEを遊びたいオタクはなんと同じ曲を3回も引かされるわけである

EXの解禁作業は地獄。まあアーケードほどではないが

ガチャに必要なコイン自体はわりと簡単に手に入るので、FLOWERや EVANSを最高難易度で遊びたい古のオタクどもは頑張ってプレイしてガチャを引こう。また、課金してもコインは手に入るが、前述したように一度だけならどの譜面も無料で遊べるし、気に入った曲はplusモードで好きなだけ遊べるのでそこはよく考えるべきだと思う。

plusモードで使える石は、ログインボーナスとかデイリーミッションなどで入手可能である。ある程度プレイしてるとレベルアップ報酬などから楽曲パック3個分くらいは貰えるので試しにいくつか購入してみよう。

それ以上石を貰おうと思えば毎日デイリーミッションをこなすことになるが、そのデイリーミッションがそこそこ面倒である。5譜面(特定の楽曲1回を含む)のプレイと1回のガチャを行うと全部達成可能であるが、5回もプレイするのはそこそこしんどいし、何よりスタミナ上限があるので一回で達成するのがかなり困難である(レベルが上がればスタミナ消費の少ない譜面をこなすことで達成可能だが、ゲーマーは最高難易度を遊びたい人種だと思う)。

デイリーミッション。動画を見るを達成するには、スタミナ回復するかお試しプレーをして動画広告を見る必要がある。短い動画がくると嬉しい。

ログインボーナスも、毎日ログインしていないといいものが貰えない(逆に毎日ログインしていると月末にかなりいいものが貰える)のでアプリ自体の拘束力は強めである。たまに期間限定ミッションもあるが、これも全部達成するのはそこそこ大変です。ミッションはやらずにとりあえずログインだけしておくのがお得な付き合い方な気がしなくもない。筆者もログイン勢である。

ログインボーナス。サボっていることがバレる。毎日欠かさずログインしていると楽曲パック2つ分の石が貰える。1000円相当!

無料で遊ぼうと思ったらちょっと大変な気はするが、それでも無料で遊べる範囲はかなり広い方だと思うので、音ゲーに飢えている方はやり込んでも良いかもしれない。

長い曲に注意

何を言ってるか分からないかもしれないが、割と重要なことなので覚えておいて欲しい。

音ゲーの一曲の長さはだいたい2分くらいである。そりゃあ長時間やらされるのはたまったもんじゃないし、ゲームセンター側としても1クレジットで長居されるのは勘弁である。なのでだいたいの曲が2分くらいに編集されているのだが、jubeatアプリの楽曲の一部はフル尺の楽曲がそのまま収録されていたりする。

難易度の低い譜面をやるにしても、難易度の高い譜面をやるにしても5分近く続けてプレイするのはかなりしんどい。ゆえにフル尺の曲を遊ぶときはそこそこ覚悟が必要だが、アプリでは曲の長さはプレイしてみるまで分からないので、長い譜面を引くとびっくりする。

フル尺の曲はjubeatアプリから新たに収録された東方アレンジに多い。曲の長さは表示されていないが、ミュージックバーを見ればある程度想像がつくので頭に入れておこう。低難易度なのに難しい譜面ばりにミュージックバーが埋まっていると間違いなく長い譜面である。

レベルの下にあるのがミュージックバー。曲のどの箇所にどのくらい押すところがあるかがわかる。難しい譜面はこれがびっしり埋まる。
長い曲はミュージックバー1本が担当する部分が広くなるのでミュージックバーがこういう形になる。高難易度では判別しにくいのでBASICも見よう。

オリジナル曲とかゲームセンターでも遊べる曲は当然短いので、長いのをやりたくなければそういうジャンルを選ぼう。

同時押し問題

しかし、アーケードの譜面にも問題点はある。アーケードのパネルは物理ボタンなので押せば反応するが、タッチパネルのjubeatはそうはいかない。当然アーケードの譜面はアーケード筐体でプレイすることを前提に作られているので、アプリでプレイする時に不都合が出る場合がある。その最たる例が同時押し問題だろう。

6個同時押しなんて日常茶飯事である。

親指勢なんて単語もあるくらい、スマホの音ゲーは端末を持ってプレイする人が多いが、jubeatの同時押しはそれを許さない。絶対端末を置いてプレイしないと上みたいなのは押せないのだ。

しかも、同時に押せる接点の数に制限がある端末は、上の画像の譜面を普通に押すのは不可能だったりする(一応パネルのカドをストラックアウトの複数枚抜きの要領で押せば対処可能)。

一応jubeatアプリに新規で収録された譜面は3つ以上の同時押しが少ないアプリ仕様になってるものが多い。アーケード勢には物足りなく感じるかもしれないが、スマホでプレイされる以上仕方ないのだ。近日のアップデートでスマホ向けの譜面かそうでないかが判断できるようになるようなので、運営側も周知の問題なのだろう。

どうしてもアーケードの曲をやりたいならタブレット端末を置いてプレイするのを推奨する。それか素直にゲームセンターに行こう!他の面白いゲームも置いてあるし楽しいぞ!!

なお、端末によっては4つ以上同時押しするとゲームが止まることがある。iPadならマルチタップジェスチャーを設定からオフにしておくことで対処可能だ。

タイミング調整

筆者の環境では、通常モードは割と譜面と楽曲のタイミングが合っていたが、plusモードはなんかかなりズレていた。各モードごとに設定でタイミングを調整できるので違和感を感じたら調整しよう。筆者はちゃんと合わせるのにかなりの時間をかけた。これでスコアが落ちるのはかなりしょうもない。

jubeatの楽しみ方


たくさんの曲であそぶ

jubeatをゆるく楽しむには、とりあえずいろんな曲をプレイしてみて自分の推し曲を見つけるのを第一に考えるのがいいと思う。たくさんプレイして経験値がたまってきた気がしたらクリア出来なかった譜面をやってみよう。意外とクリア出来るようになっていたりする。

そうやってどんどんできる範囲が広がっていくのが音ゲーの楽しいところだと思う。

スコアを伸ばしに行く

推し曲も見つけてその曲のEXTREMEまでもクリアしてしまったら、スコアを伸ばしに行くのもいいかもしれない。とりあえずS評価(900000点)くらいが取れるようになると楽しいのでまずはその辺を目指していこう。慣れればいけるさ。

慣れてきてSが取れるようになったらいよいよSS評価(950000点)を狙いに行くといい。ここまでくると難しいところもきっちりこなさないといけなくなる。行き詰ったら他人のプレイ動画などを見て運指を真似してみたり、譜面動画などを見て研究してみよう。突破口が開けるはずだ。

クリアするだけよりもかなりつらい道のりだが、頑張って練習してSSが取れたら死ぬほど嬉しい。でもまだ上がある、音ゲーマーの飽くなき挑戦はまだまだ続くのだ。

推し曲ベストテン

こういう記事には自分の推し曲を書いておくものらしい。ベストテンと書いたが、順位をつけるのは好きでないので全部一位である。KONAMIオリジナルが多いが、そこはご容赦ください。

Sweet Rain
Daisukeで有名なY&co.(横田商会)作曲のユーロビート。ユーロビート楽曲特有のシンセリフ部分の乱打が特徴的。筆者は横田商会のファンである。ボーカル曲なのでplusモードではタダでプレイできない。頑張ってガチャを回そう。

アルストロメリア
最近フリーとして活動をはじめたTAG氏の作曲でジャンルはBLOOM FUSION 。ジャケットの卒業証書持った女子が目を引くきらびやかな一曲。譜面は一生乱打乱打。体があったまるのでいつもこの曲からプレイしがち。アーケード初出の解禁難易度が尋常では無いことが有名であるが、アプリならガチャを引くか楽曲ショップで簡単に買える。良い時代だ。

If
この楽曲はjubeatが初出ではなく、今は亡きMUSECAという音ゲーに収録されていた楽曲である。作曲はPa's Lam system。かっこいい曲をいっぱい書いてるイカしたグループである。さまざまなスライドが襲いかかる楽しい譜面で、レベル9の譜面の中でもお気に入りの一曲である。

サヨナラ・ヘヴン
ポップンミュージックから移植された曲。コンポラ2。猫又master氏の曲はどれも素晴らしいので音ゲーをやらなくてもいいので聴いてほしい。


小野秀幸氏作曲のスーパーおしゃれな曲。キーボードソロがあまりにもセクシー。小野氏の曲も素晴らしいので聴こう。

bass 2 bass
ハッピーな曲に定評があるRyu☆氏作曲。ジャンルはBUBBLEGUM DANCEというらしい。ラップのリズムに合わせた譜面はとてもタイミングが取りにくいが、ノれたときには超ハッピー。クセになるとてもいい譜面である。

SigSig
kors k氏作曲。MAKINAというジャンルの曲らしい。他機種では袴の女の子が走っているかわいいムービーが流れるらしいが、jubeatにそんなものはない。最後にとてつもない乱打が待っているので油断しないで。

DREAMING-ING!!
サービスが終了してしまったアイドル音ゲー、ときめきアイドルのメインテーマ。あまりにも神曲。アプリでは遊べないので注意。田中フランチェスカさんをすこれ。ちなみに、ときめきアイドルはサービス終了してるはずなのに普通にダウンロードできて普通に遊べる。なんで?

セツナトリップ
Last Note.プロデュースのVOCALOIDオリジナル曲。これほど音ゲーにマッチするボカロ曲があるだろうか、いやない。アプリでは通常モードではプレイできないし、plusも有償限定のニコニコミュージックパックに入っている。

シュガーソングとビターステップ
UNISON SQUARE GARDENの有名なやつ。アプリの通常モードで最初から解禁されている。そんなにクセのない譜面なので初めてEXTREMEに挑むのにもってこいである。

もっと紹介したい曲はあるが、10個以上書き出すと止まらなくなるのであとは各自で良い曲を見つけてほしい。ああそうだ、ひなビタの曲はplusモードでしかプレイできないので石で買ってね








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