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OM-1と行く、白樺湖ビーナスラインと諏訪

OM-1が戻ってきた最初の公休、早速撮影行くぜ〜〜〜って張り切ってたのと、ちょうどビーナスラインの冬季閉鎖が解除になったのでシーズンイン初の撮影ドライブは「OM-1!君に決めた!」ということで、そんな感じです。

いつも佐久平PAで休憩します
白樺湖
中央にうっっっっっすらと富士山が見えるのですが…分かりますかね?露出が高すぎた?遠すぎた?遠景は難しいですね…
一番良い時期
霧ヶ峰で休憩
一番良い時期その2
ドコドコ
諏訪大社
諏訪姫
女神湖
寂れ気味なセンター
最後の一枚、そして締めの休憩

今回のベスト

この写真が今回の私的ベスト。こちら額縁のとおり、守矢神社というとても小さな神社です。神社というよりも町内の祠とかそんな感じの趣です。
名前でピンときた方は同族です。いわゆる聖地巡礼です。でもここが聖地なのか?

ところで、このコントラストです。現像してびっくりしました。これが約50年も前のレンズと、感度400のフィルムが作り出す絵なのか!と。
iPhoneでも同じような写真を撮ったのですが、その差にあまりにも圧巻でした。

パッと見の印象の良さはiPhoneは流石と感じます。彩度は流石にiPhoneの方が良いですし、AI補正も自然です。
フィルム写真はネガですので色味がちょっと異なりますが、しかしそれでもコントラストと解像感はフィルムの方が個人的には優れてる気がしました。確かF8くらいまで絞ってたと思います。線が太いというのでしょうか?力強すぎる気もしますが…

ここまでバキバキに解像すると本当に楽しいですね。オールドレンズの楽しみ方とはちょっと違うんでしょうけど、条件が整ってカメラの設定もきっちり決まった時の写真は、2年前とはいえ現在のスマホには到底出せない素晴らしい絵を出してくれるんだなという実体験でした。
それどころか、MFTでもここまでの絵は出てこない気がします。あっちの解像感も凄まじいですが、絶対的な撮像素子orフィルムへの光の透過量が違うんでしょうか。

所感

まずは、久しぶりのビーナスラインですがやっぱり走ってて気持ちがいいですね。
まだシーズンインして間もないからか、他に車が走っていなかったので自分のペースで走ることがたくさんできたのが良かったです。GWやお盆や、その他休日に来るとかなり観光客が多くて自分のペースで走れないことが多い区間ですので。何なら、初めてこんな自分のペースで走れたかもしれません。関東有数のドライブコースなだけあり、ちゃんと走れたらとても気持ち良いものでした。
次は草津白根山や日光に行きたいところ。どちらも観光地として有名ですし、もう少しでGWなので早めに行くか、逆にずらすか。

諏訪は結構訪れる地でもあります。先のビーナスラインを経由しつつ行くことが多いです。距離的には下道でのんびり行くと4時間、高速使うと3時間ほど、程々に走る距離なので一日ドライブ気分の時はお参りがてら行く感じです。
諏訪市が何だかんだ結構混雑するのですぐ退散しちゃうのですが、そろそろ市内をちゃんと観光してみたいな〜と思いつつ、でも街中入ると結構普通の街なのでイマイチ…ね。諏訪大社以外にどこか行ってみたいな〜と思ってgoogle mapを眺めてて見つけたのが今回初めて訪れた守矢神社です。決して大きい神社でも無いですし、集落の中にひっそり佇む感じです。集落で代々祀られている神様なのでしょうね。とはいえ、調べると結構同じ名前の神社が多いので、元々諏訪地方は土着神の信仰が強いことでも有名ですから、それがこの守矢の神様なんでしょう。まあこの知識もオタク知識なんですけども

実は今回のドライブはもう一つ候補がありまして、まあもう一つはドライブではなくて普通に観光なのですが、大宮の氷川神社に行くか出発直前まで迷ってました。
氷川神社には元々行きたいと思っていたこと、そして大宮まで出るついでに東京に行き、Dfを見に行こう(どうせ買うんだろうけど)と思ってました。しかし、ビーナスラインが開通した直後であったことから今なら空いてるだろうという目論見でこちらに決めました。結果、正解だったかなと思います。
近いうちにまた休みがあるので、そっちで氷川神社〜東京に行こうかなと思います。Df買うかもね…

OM-1、というよりもフィルムカメラですが、本当に楽しいです。写真がどう出来上がるか想像しながらシャッタースピードと絞りを決めてシャッターを切る感じ。マニュアル操作してるぞ!という実感があります。別にミラーレスでもマニュアル操作できるんですけどね。でも出来上がりがモニターに写るじゃないですか。ある意味ノイズなんでしょう。
それと今回は現像したフィルムを全てプリントアウトしてもらってみました。むっちゃ高かったです(泣 でも出来上がった写真を“写真として“見返すとiPhoneやiPadで見返すのとはまた違った感動があります。言葉に出来ないのですが、デジタルの世界にいるままよりもちゃんと現実の形に残すのはやっぱり良いものだなって感じです。

今回のフィルムは、Fujifilm X-TRA400です。前回はkodakのネガでした。現像した感じとしては、確かに色味は違うなと実感はするのですが実際どうなんでしょう。プラシーボ?基本、ネガフィルムっぽい感じはありますが、kodakよりもちょっと寒色系?特に神社で撮った写真は結構青みを感じます。
それと、kodakのフィルムと同じ感度400なのですが、粒状感はフジの方が優れてる感じがします。デジタル化した写真を見比べると明らかにフジの方が滑らかです。まあこれも今となっては“味“としてどちらも楽しめる環境ですので気分によって装填するフィルムを入れ替えてく感じでしょうかねぇ
感度400は絞りやSSに余裕が出来て写真を撮るときに状況を選ばないので良いですね。感度を上げると絞れるようになりますから、レンズが古くても写真の出来も良いです。
オールドレンズやフィルムカメラの一般的な楽しみ方としてはちょっと違うんでしょうけど、やっぱり写真は写ってなんぼだと今は思ってるんですよねえ…絞り開放でボケを生かした写真なんかももちろん撮るのですが、まず第一にきっちり写したいところは写すってのが写真の基本ってのが今の僕の考えなので。
その点、OM50mmF1.8って暗いおかげか開放でも写りに無理が無いのが個人的に良いなって思ってます。今回はピーカンだったので開放で撮ることはなかったのですが、前回のkodakで撮ってた時は、夕暮れ時にも写真を撮りましたので、そういう時には流石に絞り開放で撮ったのですが写りは実用範囲だった印象です。

次は何のフィルムを使おうかなと悩みます。フジのネガはアクロス以外販売休止、kodakはちょっと高め、プロビアとベルビアは一個ずつ確保してるけどもうちょっとネガフィルムでマニュアル撮影の練習したい、そんな感じです。
まあでもリバーサルフィルムを二つ所有してますからまずはプロビアかベルビアのどっちか。で、入手性も考えると次はアクロスかな…と思ってます。低感度フィルムを使ってみたいのですが、モノクロにこだわりはないのでカラーの方がもちろん良いんですけどエクター100ちょっと高いかな…
低感度フィルムを使いたい理由は、やっぱり絞り開放の写真を撮ってみたいからです。35mmフィルムでちゃんと開放を撮ってみたいです。OMー1ってシャッタースピードが1/1000までしかないので感度400にするともう夕暮れとか夜を待たないといけないんですよねえ。(まあでもピーカンの日に開放使うならそれこそ電子シャッター機とか使わないといけないんでしょうけども…)

と色々考えててもしょうがないのでとりあえず県内のビックカメラへ行ってたまたま在庫のあったモノクロフィルムを購入しました。次はこれで撮ってみます。

そんな感じでした。久しぶりに一日写真を撮る日だった気がしますが、楽しかったです。

撮影機材

・iPhone12mini
・OLYMPUS OMー1
・OM F.ZUIKO AUTO-S 1:1.8 f=50mm
・Fujifilm X-TRA400

今回を通してやっぱりフルサイズは持っておくに越したことはないな、ということでDfはとりあえず買う方向です。
それとして、Nikonのフィルム機も欲しい。沼にどっぷり浸かってることはさておき、電子式で歩留高めのカメラが良さげかな?という妄想をしています。
そして、ニッコール千夜一夜というコンテンツを見つけました。昔からゲームの設定資料集等をよく読んでた身としてこういった解説は見てて楽しいですし、開発者の熱量が伝わってくる製品はやっぱり憧れます。

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