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作文嫌いがnoteをはじめておもったこと

こんにちは、秋野です。
たぶん今回で12回目の投稿となります。
そろそろ回数を忘れるようになってきたので、この挨拶も変えるべきなのかもしれません。
かっこいい書き出しとかやってみたいですね。

最近は暑さにやられて液状化しているような状態だったので、投稿はすこし休んでいました。
まあちらっと読みにいったり通知を確認しにいったりくらいはしていましたが、いかんせん固形をたもてなかったのでエアコンの下で横になりつつ、うろうろとnote内をさまよう亡霊となっています。
なんでこんな暑いんでしょうね。東北出身の関西在住はわりと毎年しにかけます。
さっぱりするために着替えても一時間後にはじっとりとするので、早めに涼しくなってほしいと願うばかりです。夏自体はそこそこ好きなんですが。

今回はなにについて書こうかなあと悩んだのですが、あまりの暑さに頭に保冷剤を巻きながら書いているので、それに見合った内容で進めようと思います。ようするに中身はなさそうです。ちょっと頭が痛くなってきましたが、涼をとりたい気持ちが強すぎて外す気になりません。うつ病にかかると思考能力が下がるといいますがこればかりは元来のものだと信じています。


羞恥心について

最近はちょっとしたエッセイ風日記とかも上げてみたりして、いよいよ強固な羞恥心も打ち崩されつつあります。
noteをはじめた当初は、投稿した翌朝につよい羞恥心をおぼえて衝動的に消しそうになることも多々あったのですが、最近はもう知らないという気持ちが勝り、あまり恥ずかしくなくなってきました。
「数をこなすごとに感覚がマヒしていく」と言うとなにか犯罪心理について言及している心地にもなりますが、個人的には似たようなものかもしれません。

作文嫌いの経歴

わたしにとって自分の書いた文章を他人に見られるということは、中学生の頃の夏休みの弁論文を教壇で発表されられることとほぼ同義です。
よもや発表させられるとは思いもよらず、作文用紙を埋めるためだけに書いた文章をみずから晒しにいくとなれば「もっと無難で当たり障りのない記憶にすら残らないような文章を書いたのに」というあの頃の怨念がいまだ潰えません。
まあ内容は自分ですら建前で構成されているとわかるようなものだったので、ある意味問題はなかったのですが。人見知りで緊張しやすい自分にはずいぶんと苦行でした。

それ以来やはり「作文がきらいだ」という気持ちは強まり、高校あたりでは未提出をつらぬくとかいう完全なる問題児で通しました。お説教も受けましたがそれでも出しませんでした。現代文の試験で筆記式の問題が出るだけで非常にげんなりしていたことも覚えています。
今思うとそんなに気にすることでもなかったのではとなりますが、当時のわたしは本当に文章を書くということが苦痛でならず、留年の危機が迫らないかぎり絶対に避けてみせるという気持ちしかなかったと思います。不良でもなんでもなく、なんなら今よりも社交的で友人が多く元気な人間でしたが、そういう意味ではなかなかの問題児でした。
今は今で問題を抱えてはいますが、まあ丸くなった方だと思います。

noteを書きはじめた今

そんな自分がこうやって文章を書いてネットにあげているなんて昔の自分が知ったら卒倒するかもしれません。そのくらいにはこうやって不定期ではあれど、日記を書き、恥をさらし、消さずにそのままにしておいてる現状はなかなか進歩したものだと感慨深いものがあります。
いまでも自分の書いた文章に悶絶するすることはありますが、「まあ気にすることでもないか」とすとんと納得することもできるようになりました。文章の練習なんだからと言い訳すれば気楽になりますし、教壇にあがって発表するわけでもありませんしね。

よくよく考えれば、当時の作文嫌いは「強制されて書く」「期待されたものを書く」ものだったので苦しかったのかもしれません。実際小学校低学年のころに自由になに書いてもいいよ!といわれた作文は楽しくてしかたなかった記憶があります。自分で好きに物語を紡ぐたのしさを教えてくれた経験を、すっかり苦手になったあとに思い出すなんてもったいないですね。

いま自分は、自分で書きたいと思ったことを好き勝手書いて、誰に見られても見られなくてもいいからと、好きだった頃の感情を今さらになって迎えに行ってる最中なのかもしれません。
幼少期のあの、「じぶんの手のひらには世界を広げる力があるんだ!」という興奮を、いまになってようやく正しい形で受け入れられているような気がします。


なんだか最終的には真面目な文章になってしまいました。
案外なにも考えずに書き出したほうが素直な文章が書けるのかもしれません。保冷剤がぬるくなったのでここら辺で締めたいとおもいます。


ご覧いただきありがとうございました。

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