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推して推されてファイアーエムブレム。

ゲームは性別問わず遊べるコンテンツだと思う。男性女性に限らず、大人から子供まで誰もをカバーできるおおらかな娯楽。スキ好みはハッキリ現れされるが、そこがまた個々人独自の「お好み」が読みとれて、noteを読んでいる確かなメリットになった。

ひとりでシャカシャカと遊んでいるだけではわからない、人さまの「お好み」。とくに女子ユーザーの"カロリー高め"なタイトルが

ファイアーエムブレム

確かにメジャー級ゲームではあるし、これだけネームバリューのあるゲームだから、誰しもが遊んでいるのもうなずける。ぼくもエムブレムは好きだし遊ばせていただいているが、彼女らの熱量からすればはなはだ「こざかしい」レベルのものだ。正直、語るのも申し訳ないと感じる。

「ファイアーエムブレム」は戦争ものでもあるし、英雄譚を辿るヒーローストーリーがメイン。
最も大きな魅力はユニットがアイコン的マスコットではなく、"ストーリーを持った人間"として描かれているところかな、と思う。

「ファイアーエムブレム」には"親密度"が設定されていて、キャラクター同士が仲良くなっていくと戦闘で手助けしてくれたり、ステータスアップの恩恵を受けたりすることがある。少しでもバトルでは苦労したくない、ズボラなぼくとしても大変ありがたいシステム。ファイアーエムブレムのおかげで、「八方美人の自分」を自覚するハメになったのだけど。

そしてもうひとつ。ここが男性と女性ゲーマーで大きく分かれるパートだと思うところが、まさにここ。先ほども言ったようにぼくは「バトルで有利」になるから"仲良く"している部分がある。みんながみんな同じとは言わないけど、男子は「システム的」なピースを埋めることが好きだと思う。キャラクターの個性も"バトル"でどう活かすかがキー。

女性ユーザーも、システム的なものを求めてキャラクターを強化したり仲良くしたりすることはあるかも知れない。ここをムシしてしまうとゲームでいきつまり、進めなくなるのは安易に想像できるしね。

女性ファイアーエムブレマーの熱量が高いエモーショナルなマスターピースはプレイヤーならわかるだろうけれど、それが先ほどの"親密度"

キャラクター同士が仲良くなると、キャラクターの"隠れた性格"や"特定のエピソード"が「こっそり」わかる仕組みになっている。これはほんとに面白いので、ついついコンプしたくなってしまうほど夢中になってしまう。「ルキナの服のセンスがおかしい」とかね。おおよそストーリーとは関係がないエピソードが多い。ほっこりしたりズキズキしたり。キャラクターに感情移入することで、そのユニットが駒でなくなり、とても大切な存在へと昇華する。同性同士でもパートナーになり得る懐の深さにも驚いた。


しかしこれをやり込めるには相当な時間と労力が必要なのだけど、彼女らはあまり気にしていないようだ。「風花雪月」なんて「大河ドラマ」ばりのボリュームがあり、全ルートを終えるまで「400時間」は必要だと言うのに、ものすごい熱量と熱中度でサラッとクリアしていたりする。意外とエグいシナリオにも関わらず。

なにがここまで彼女らを魅了するのだろう。そして面白いのは声高に叫ばない「隠れエムブレマー」である。「隠れ」というだけあって、「言わないけど実は好きなのよ」と言う方々の存在。もしかしたらあなたのパートナーも「隠れエムブレマー」であったりするかもしれない。

ファイアーエムブレムは「覚醒」で息を吹き返したタイトルでもある。もし「覚醒」の売り上げが乏しかったものなら、ファイアーエムブレムは存在しなくなっていた。
「覚醒」を支えたのも女性ユーザーだと言われている。少なくとも、ぼくの周りでは女子ゲーマーがわっきゃわっきゃしていた記憶がある。

ポケモンやマリオほどのキラータイトルではないにせよ、女性ファイアーエムブレマーたちのアツい想いは他のタイトルにないチカラがあるでしょう。またまたいつの日か「ファイアーエムブレム存続の危機」にさらされないよう、しっかり応援していきたいものですね。




今回のお話しはおしまいです。
最後まで読んでいただきありがとうございます♪

コケでした〜。

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