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よく21日間続けると習慣になり適応すると言われます。
人により誤差がありますが、一般的には3週間ぐらい続くと
慣れやすくなります。

よく学生と話をしていると、
「大学などは遅刻しても大丈夫という意識があり、
 昼まで寝ている生活をしているので
 新社会人になった時に、起きれるかが心配です。」
との悩みが出てきます。

これに対して「甘い」「けしからん」などの声を発する方も
いるかもしれませんが、私は本音であり、その気持ちは分かると思います。

ただ、このように話している学生もきちんと時間通りに出社をして、
3週間後には、その時間に起きることが当たり前になっていきます。

辛い・辛くないは別にして、一応、生活には慣れていきます。
ただ、この時に頑張り過ぎると心と身体を壊します。

すると適応障害などのような心の病気になることもあります。
大切なことはゆっくり、変化へのストレスとリラックスを
バランス良く取り組んでいくことです。

ストレスとリラックスのバランスを心掛けて無理せず、
今の生活に慣れていきましょう。

では、実際にどうすれば良いかを簡単にご説明しましょう。

1、変化へのストレスを自覚する

人は大きなストレスは自覚しやすいです。

ただ、少しずつゆっくりと訪れるストレス・しんどさは
感じにくいです。

特に耐えられると思っているストレスが少しずつ心に積もり、
増えていくと気付きません。

イメージとしては雪が積もる感じです。
一つ一つの雪は軽く、重いとも感じません。
ただ、時間が経つと屋根に積もった雪は家を圧し潰します。

・ストレスを自覚する
・ストレスの原因を理解する
・ストレスを対処する

その為に大切なことはセルフ・モニタリング
・日記を書いてみる→疲れて書けないはストレスが出ている
・朝起きたら深呼吸→息が浅いなら疲れている
・睡眠時間→通常通りの睡眠なのに疲れが取れない

早めに自分の中の不調に気付きましょうね。

2、リラックスを取り入れる

ストレスを感じたら、リラックスが必要です。
中には心地よいストレスもあります。

例:
・ディズニーランドで楽しむ
・USJで遊びまわる
・海外旅行に行く

これらは変化であり、疲れもしますが、
一方で興奮でワクワクします。
今はいけないのが残念過ぎますが💦

こんなストレスばかりであれば良いのですが、
違うストレスが多い場合が大きいですね。

例:
・長時間勤務
・1ヵ月半ぶりの満員電車
・ノルマなど

このようなストレスは、不快であり、しんどいです。
その為、積極的なリラックスが必要です。

ただ、今までの旅行や遊園地に行くなどはできません。
新しい生活様式に合わせたリラックスを模索する必要があります。

その時に、ついやりがちなことが『目』を使うストレス発散です。

例:
・テレビ
・映画
・Youtube
・このブログ
(は!ストレスを与えている!)

この目を使うリラックスは一方で疲労がたまる可能性もあります。
目を使うリラックス以外のリラックスも作っておきましょう。

例:
・歩く
・ペットをめでる
・ストレッチ
・料理(作ると食べる)
・お風呂・音楽・アロマ・月見
などなど。

様々なリラックスを取り組みましょうね。

3、求められる変化を捨てる

さて、ここからは少しブラックな要素を加えます。

そもそも、求められる変化って全て対応しないとだめですか?

真面目な人、完璧主義な人ほど全て対応をしようとしますが、
意外に周囲を見回すと、対応していない人も見かけます。
それに怒ってしまう気持ちもありますよね。

ただ、あなたはどうしたいですか?

全て真面目に完璧に求められることに答えたいですか?
それとも、答えなければいけないと思い込んでいますか?

しんどいのであれば、変えていくと良いです。
意外に世の中は完璧でもなく、真面目でもなく、いい加減に出来ています。

一度もミスをしたことがない人もいないし、
大学で働く際に、期限を守らない教授などもたくさんいます。

企業との仕事でも、ミスがある、連絡が返ってこない、
入金を忘れられたこともある。

指摘すれば対応してくれるのですが、
結構、いい加減な世界ですよ。

その為、相手は好き勝手に求めますが、
その中でこの辺まで対応すれば
いいだろうという点だけ対応しましょう!

まずは、「絶対に守るべき点」を考える。
それがすべてと思ってしまったら、
逆に「捨てていい点」を考える。

それが見付からないなら、
「やらなくても誰かが怒るだけで損失に繋がらない部分」を考えてみる。

そんな感じで、程よく適応していきましょう。


ありがとうございました。これを書いたネコはこんな人​

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