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プーチンによる戦争は、ロシアを権威主義からハイブリッド型全体主義へと移行させた

アンドレイ・コレスニコフ
2022年4月19日

──彼らは反ユートピア的な妄想に耽っている。

※この記事は、New Times誌に、ロシア語で掲載されたものである。

 ウクライナにおけるプーチンの『特別軍事作戦』を支持するロシア人の多くの者達は、自分達の視野の狭い世界観に挑戦するかのような議論に耳を傾けることを激しく拒絶している。これは、もはや権威主義ではなく、部分的には全体主義と言えよう。こうした動きは、国家の立場を自分達の物として受け入れている社会の兆候と言える。

 かつて、ハイブリッド型権威主義という言葉で語られたロシアは、その後、完全に成熟した権威主義体制であることが判明した。現在、独立系メディアを含む市民社会及び市民生活の抹殺、そして、『特別軍事作戦(前代未聞の否定的結果をもたらしている)』を経て、プーチンの権威主義体制には、もはや無視できない全体主義的な要素が見られるようになった。

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