ベンチャー勤務の子育ておじさん

主夫していましたが飽きたし子供が育ってきたのでまた働くことにしました. 会社員だけど今…

ベンチャー勤務の子育ておじさん

主夫していましたが飽きたし子供が育ってきたのでまた働くことにしました. 会社員だけど今度は社畜じゃない,某レア業界のスタートアップ企業.

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元社畜で主夫だったおじさんがベンチャーに勧誘されて働き始めた話

一言でいうと飽きたんですよ,ずっと家に居て人に会わないって俺には無理だった. 箇条書きにするとですね. ある日サイゼリアで子供が一人でトイレに行って帰ってきた,これはもう子育て一段落なのでは? その数日後に友人からベンチャー始めたから手伝わね? 1か月くらい考えるちょとまて 面白そうだからやるわ! じゃあ東北に工場建てるからそこの仕切り任せるわ頼んだでw おけ,子供と引っ越すわ!←今ここ とある地方都市で築100年の古民家をタダみたいな値段で借りて,猫と5歳児と

    • 元社畜のおじさんと筋トレなどの話2

      ずいぶん久しぶりの投稿になりますが、前回に引き続いて高校一年のおじさん少年が希望と多幸感に塗れながら重量挙げ三昧だった幸せな三年間のお話です。結果から言うと大した選手にはなれなかったのが正直なところですが、平成初期の田舎のひとりの少年の備忘録って事で続けていきます。 今では役所がすっ飛んでくるようなダイオキシン塗れの自前ゴミ焼却炉への通り道から見える、標準サイズのコンビニくらいの広さを持つ練習場。巨大な鉄塊をラバーで覆われたディスクと値段を聞くと誰もが驚く20万円超のバーベ

      • 元社畜のおじさんと筋トレなどの話1

        夏が来たと思ったらもう秋雨の雰囲気漂う9月頭、みなさんいかがお過ごしでしょうか。配達員の仕事は雨が降ったらお休みのカメハメハ大王方式なので、基本的には晴れルーティンとは違う事をして過ごします。普段はしないところの掃除や、引っ越して1年半経って尚押入れで存在感を放つマジック書きで中身を主張する段ボール箱の整理など。その他はUdemyで自己研鑽や各オンライン英会話の無料体験のつまみ食いとか、東欧や中南米のお姉ちゃんと会話するのはいい気分転換になります、それにも飽きたらようやく向か

        • 元社畜のおじさんがスノーボードスクールで働くようになった話

          ご無沙汰してます元社畜です、辞めて1年たって自分が人に使われてたなんて想像出来ないくらい自由で適当です。今回はそんなおじさんが、なぜかまた人に使われる様になった話。 家を建てたり薔薇を植えたりした話もありましたが、おじさんが家庭の次に心血を注いで来たのがスノーボードです。特に楽しくもなかった仕事は常に自分内ヒエラルキーの底辺でした、正直言って稼げはするけど自分に誇りを持てない仕事でしたので。 そんなおじさんがハタチ過ぎの頃に出会ったのが、当時最先端で新しくカッコよくて女の

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          元社畜のおじさんが中高生だった頃の話

          今日はUberEats配達員の仕事は休んで奥さんと息子と出かけてきました、休むのに勇気がいる事をフリーランスになって初めて知りました。 写真は雨の日の配達ご苦労さまとお客さんから貰ったリポDです、ぶっちゃけ別に好きではないので30年ぶりくらいに飲みました。 こんな味だったなあと、高校の時の部活のOBのおじさん達からの差し入れを思い出しました。 さて今回はおじさんが中高生の頃の、今から30年以上前の話です。 おじさんが育った東北の寒村は長閑でのんびりした風に見える、北の国から

          元社畜のおじさんが中高生だった頃の話

          元社畜のおじさんが2軒目の家をしかも一条工務店の注文住宅で建てた話2/2

          雨らしい雨じゃなかったけど結構稼げましたUber配達員、こんなに人生ラクで良いのかってくらい楽でもう少し仕事の負荷を上げようかな。 さてこだわりまくった一条工務店のi-smart2は、断熱材を作ってるフィリピンの工場が火事になるという予測不能のアクシデントにより、1世代前の物ならすぐできますよ? と言うオファーを既に学者として働いている奥さんが、科学的にどうかという事を調べまくって大差ないと判断してそのオファー通り行く事になりました。 全館床暖房オール電化高気密高断熱ダイ

          元社畜のおじさんが2軒目の家をしかも一条工務店の注文住宅で建てた話2/2

          元社畜のおじさんが2軒目の家をしかも一条工務店の注文住宅で建てた話1/2

          今日も梅雨空ですね首都圏、Uber配達員としては稼ぐチャンスなので頑張ります。九州に比べればお湿り程度ではありますが、元東北で津波は来なかったけどそれなりに被災した民として被災地にお見舞い申し上げます。 さて奥さんがおじさんに一条工務店で家を建てたいと言い始めた話です、いやそりゃ住む家あるのに何で今更?というメンションしたわけですよおじさん。それに対して奥さんはおじさんに、以下のようにプレゼンしました。 モノが増えて手狭になって来た もともと中古住宅なのでこれから傷んでく

          元社畜のおじさんが2軒目の家をしかも一条工務店の注文住宅で建てた話1/2

          元社畜のおじさんが家を2軒買った話の1軒目の話2/2

          そうこうしているうちに奥さんに某教授から修士と博士に進んで大学教員になる気はないか?、というお誘いがあった。現在奥さんは首都圏の某大学で教鞭を取っているが、もちろん当時はモノになるかどうかなんてやってみなきゃわからない話、でもどうしてもやってみたいというし奥さんほどの才女を子育てと家事で疲弊させてしまっているという負い目感情もあった。 そして詳細は省くけど学費とシングルインカムで家計は火の車になった、輸出企業で働いていたおじさんの会社も折り悪く悪夢の民主党政権下の円高で会社

          元社畜のおじさんが家を2軒買った話の1軒目の話2/2

          元社畜のおじさんが家を2軒買った話の1軒目の話1/2

          広範囲元社畜のUber配達員おじさんです、雨の中楽しく配達してます。自転車乗って金稼げるなんてこんなご褒美あっていいのかい?  今日はおじさんが新婚だった頃の話、おじさんの新妻さんは当時家を買う事に対して物凄い熱意を燃やしていた。当時は何でかなぁと思ってたけど、極端な毒母親を持つ彼女にとっては籠城する為の城だったのだろうと今ではわかる。この事はセンシテティブ過ぎるので書けないし書きたくない。 最初の家は郊外のベッドタウンの1100万円で買った中古のちんまりした3LDKの2

          元社畜のおじさんが家を2軒買った話の1軒目の話1/2

          元社畜のおじさんが故郷を離れて都会で主夫になった理由2

          首都圏某所に住んで主夫をしながらUber Eats配達員をしています、何のキャリアにもならないけど自由で気に入っています。 妻が新しい仕事への転職を決めたのが昨年の10月でこっちに引っ越して来たのが今年の1月末、そのための物件を決めに来たのが師走半ばのよく晴れた日。東北では考えられない冬晴れの放射冷却の日、中学生の娘と1歳の息子を親に預けて一泊二日の強行軍だった。条件は某沿線の最寄りから徒歩10分以内であること、猫を飼えるペット可の物件であることの二つ。 駅チカのほうはそ

          元社畜のおじさんが故郷を離れて都会で主夫になった理由2

          元社畜のおじさんが故郷を離れて都会で主夫になった理由1

          職場での休憩中の暇つぶしのためnoteに登録して数年たつが、文章を投稿するのはこれが初めて。 元々ブログなどをやっていて文章を書くのは好きな方だったが、何か楽しい事があってそれをシェアしたいのが書く原動力だった。それが高じて縁があったローカル釣り雑誌に二回ほど寄稿したこともあったが、記事を書くための釣りが億劫になりその二回きりだった。で、文章に関しては編集や釣り仲間からもおおむね好評だった。 その自分が年を取るごとにその「たのしい事」自体が少なくなり、次第にtwitter

          元社畜のおじさんが故郷を離れて都会で主夫になった理由1