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2023年読んでよかった本

2023年読書記録の振り返り
今年はおそらく60冊以上読みました。※漫画を除く

2023年に発売された本に限らず、
私が今年読んでよかった本を5冊紹介します。

順位はつけず、上位5つに絞るならばで選びました。

■解像度を上げる/馬場隆明(著)

voicyの【Work in Tech!】たいろー(森山大朗)さんのチャンネルで紹介されていたのをきっかけに読みました。

物事の解像度が高い状態低い状態はどういうものなのか、
どうすれば解像度を高くすることができるのかをロジカルに、そして図解も多くわかりやすく説明されていて納得感が高い内容でした。

仕事でも「まだ解像度が低い」「~することで解像度高くなる」みたいなフレーズを今年はよく耳にした気がします。
「それじゃよくわかんない」と言うより「それでは解像度が低い」って言った方がカッコがつくからでしょうかね?それとも解像度と言った方がより「それを高める必要がある」ニュアンス、意図が伝わるからでしょうかね?
自分自身この本を読んでから解像度という言葉を仕事で自然と使ってた気がします。

本著ででてくる深さ・広さ・構造・時間という4視点、どう考えるかについて今後も繰り返し参照したい本です。

印象に残った箇所

解像度を上げるためにも、常に「自分はちゃんと手で考えているか?」と自問自答しましょう。

解像度を上げる/馬場隆明(著)

頭の中でただただ思っているだけでなくて、
何かに調べてまとめたり、考えを書いたり、誰かと対話するなり何かしら行動を伴わなければ『考えてる』とはいえないと思うようになりました。

公私ともに「解像度を上げる」意識行動したいですね。

■すこやかなほうへ 今とこれからの暮らし方/小川奈緒(著)

voicyの【小川奈緒の家が好きになるラジオ】チャンネルで2022年に出された本をもとに放送をされているのをいくつか聞き、この本を実際に手に取って読みました。

タイトルの「すこやかなほうへ」は心惹かれる表現でした。

暮らし系コンテンツは好きで普段からいろいろ触れています。
『ていねいな暮らし』はできたらいいですけど、仕事家事育児にバタバタしているのに『ていねい』という、あらゆる余裕が必要そうなものには今の自分にはフィットしない感覚。
かといって『ミニマリスト』『持たない暮らし』は取り入れつつもちょっとそれだけでは心が満たされない感覚。
そんななかで『すこやか』は求めている感覚に近い気がしました。

この本は頭から順々に読むというより、
その日の気分で好きな章だけを読んで「うん、こういう考え方いいよなぁ」と共感したり
「自分にとってすこやかはほうは?」と問い直したりしてます。

今年の途中から小川奈緒さんのvoicyプレミアムリスナーになり、日頃の放送からのすこやかな暮らし・生き方について刺激を受けてます。

■スローフード宣言/アリス・ウォーター(著)

voicyの【荒木博之のbookcafe】チャンネルで紹介されていたのをきっかけに読みました。

スローフードという言葉はだいぶ前からあるけれど
改めてスローフードについて捉え直し、
また食べ物だけではなく、いつでも手に入るって便利だけど本当にそれでいいのか?豊かさとは何だろう?と立ち止まりながら読まずにはいられない本でした。

わが家は田舎暮らしで家庭菜園をしているので、もっともっと自分たちで食べるものを自分たちの手で作りたいし、コンポストを活用して循環できる仕組みを作っていきたいと改めて思わせてくれた1冊でした。

■自分のために料理をつくる/山口祐加(著)

voicyの【山口祐加の旅と暮らしとごはん】の放送を聞き、
またこの本のタイトルに惹かれ購入しました。

読み進めると「わかる~」「これは自分みたいな人のために書かれた本だ」と何度も思いました。
家族のために毎日料理はつくるけれどそれがどんどん義務に感じ、いざひとりの昼食を作るときはまったく作る気になれなかったりしてました。

自炊はもっと気楽にそして自分のためのものとして捉えていいんだな、と思わせてくれる本でした。

来年は自炊を楽しみ、自炊力を上げていきたいです。

■さみしい夜にはペンを持て/古賀史健(著)/ならの(イラスト)

voicyの【編集者ひのなおみの軽井沢ノート】で「震えるくらいサイコーだった」と紹介されていたので気になり購入。

物語形式で書くことについて書かれています。
13歳向けの本らしいですが大人が読んでも刺さる箇所が多くあると思いました。

特に表紙の絵は本棚に置いてみると「素敵な表紙だな~」と飾りたくなります。
表紙だけでなく挿絵がかわいらしく手が込んでます。

読んでいる途中から日記を書きたくてうずうずしてきます。
この本に中高生のときに出会っていたらもっと生きやすくなったのではないか、とすら思います。
息子が小学校で高学年くらいになったら読んでほしいな、と思う本です。


以上が、今年読んでよかった本。

こうやってきっかけを改めて書いてみると全部voicyの放送がきっかけでした。
誰かの声で紹介されていると読んでみたい欲がより刺激されるし、タイトルも記憶に残る気がします。

来年はどんな本と出逢えるかな

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