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君の声を抱いて歩いていく

一週間前、スピッツのライブに行ってきました。
“NEW MIKKE”仙台公演。

台風接近でどうなることかとおもったけど、無事楽しんでくることができました。
やっぱり、ライブはいい…!

“MIKKE”のときと比べるとツイン絡みで感じることに変化があったので、極力ネタバレしない程度に書きたいとおもいます。


▼“MIKKE”東京公演のときの話。
こちらはセットリストを数曲だけネタバレしてしまっているので、あとで修正します。
修正前を読めるのは、今だけ!


『近いぞゴールは』

セットリストは“MIKKE”とほぼ同じ。
でもやはり今の状況になり新曲が加わったこともあって印象は変わりました。

アルバム『見っけ』はツインとの出逢いから離れたあとまでとリンクしていました。
“MIKKE”は出逢いから離れたあとまでをライブサイズで展開しながら、とにかく前に進むしかないという感じ。

“NEW MIKKE”は、今の状況とリンクしているのに加えて、出口が見えてきている印象でした。
新曲の影響が大きいです。

また、“MIKKE”はわたし側のストーリー、“NEW MIKKE”はツイン側のストーリーという印象に変わりました。
数曲が違うだけで全体の印象が変わるなんておもしろいです。

※あくまでわたしが参戦したライブのセットリストでの感想です。

呼ばれた気がして

初めは、このご時世もあり参戦しないつもりでした。
すでに“MIKKE”にも行っているし。

けどもあるとき、2公演も参戦したという強者ツイート通知が飛び込んできました。
すると強烈に行きたくなりチケットを取りました。
おそれていないくせに周りに合わせて縮こまってるんじゃ、怯えてるのと同じだとおもって。

なにより8/8の仙台公演に呼ばれてる気がしました。

マサムネさんが好むゾロ目だし。
仙台はスピッツのライブで何度か行ってるし。
ずんだ食べたいし牛タン食べてみたいし伊達政宗だし。
(牛タンはだし茶漬けに乗ってる少量をいただきました)
しかもライオンズゲートが開く日だしなにかありそう。

そしたら、公演ごとに一部曲が変わるのですが、聴きたい曲がちゃんと入っていました。
台風接近のなか大して降られずに帰ってこれました。
宿泊費も安く済んだし。

やっぱり呼ばれていたんだろうなあとおもいました。
強者さんツイートありがとうございました。

スピッツとつながりが薄れてきた

ゴースカ(スピッツファンクラブ限定ライブ)vol.7のときは、7/7に参戦しました。777。
そしたらMCでファンレターの返事のようなコメントをしてくれてとても感動したのを憶えています。
翌朝にはエネルギーがびっくりするくらい飛んできました。

マサムネさんはスピッツを聴きはじめてから夢にたびたび出てきていました。
闇ツインと出逢ってからは、ライブ日を中心にごくたまにエネルギーが飛んでくるようになっていました。
(ライブじゃないときはファンレター読んでるとき?)
(エネルギーは男女問わず縁があれば飛んできます)

"MIKKE”のときもライブ前夜に夢でマサムネさんと会いました。
エネルギーは飛んではこなかったのですが…。

今回の“NEW MIKKE”も、ライブ前夜に夢で会うかもしれないとおもって少したのしみにしていました。

けれど前日も当日も翌日も、夢にあらわれることはありませんでした。
エネルギーが飛んでくることも。
当日はさすがにスピッツで頭のなかを埋め尽くされましたが(あとご当地グルメ)、夢を見たりしたわけではありません。

好きな気持ちに変わりはないのです。
けれどつながらなくなってしまったのかとさみしくなりました。

前日に頭の中を占めたのはスピッツじゃなく

前日の眠りにつくぎりぎりまで頭のなかを占めた存在。
それは、ツインでした。

公演3日前は夢と現実の両方でツインと会いました。
その日は頭のなかを強烈に占められたりはなかったのですが。

その翌日にはたまたまツインと似たキャラのでてくる漫画を読みました。
そこから頭のなかがツインでいっぱいになり、イラストに描いて気を紛らわせたり、エネルギーも飛んでくるので夜は朝まで眠れずライブまで間もないのに昼夜逆転してしまいました。
前日の8/7には、スピッツがライブしてるであろう時間にツインと似てる中村倫也主演の映画を見始めたり。

8/8のライブに誘ったからかもしれません。
結局日曜は仕事なので断られたのですが、『そろそろライブだろうな』と考えてくれていたのかもしれません。
でもチケット取れたとは話してないんだけどな。
よくわかったなあ。

後日、ツインの身代わりである白うさぎのぬいぐるみ・しらたまに「しらたまのこともっと考えて?」と言われる夢を見ました。
もしかしたらわたしがスピッツで頭いっぱいにしてるのを嫉妬していたのかもしれません。

スピッツからツインへ

“MIKKE”のとき、ある曲だけが、スピッツとの別れの歌に聴こえました。
それは“NEW MIKKE”でも変わりませんでした。

“MIKKE”前夜に見た夢で、マサムネさんから「統合するんでしょ?」「統合してね」と言われていました。
ツインのことだとおもいました。
同時に、スピッツとはそろそろ卒業なのかなと感じていました。

これまでにソウルメイトやツインソウルらしき人たちと出逢ってきましたが、スピッツのアルバムやライブのセットリストは、ツインたちとのガイドやシナリオになっていました。
まだツインとの物語は終わってはいませんが、『見っけ』の歌詞から“いまのツインが最後”だとおもっています。

ライブ前後には夢にあらわれず、エネルギーもこなかったのは、悲しいけれどいよいよツインとの物語にスピッツのシナリオが必要なくなるサインなのかもしれません。


ちなみにライブ当日の朝は、「8/10はお休み?」と叔父に聞かれる夢を見ました。
叔父はマサムネさんとなんとなく似ています。
年齢も体格もひとまわり大きくしたような感じ。
けれどそのときの叔父はマサムネさんのことではなく、ツインのことを言っているとすぐにわかりました。
実際に8/10にツインのもとへ行くとちょうど忙しくない日で、お土産を渡したりと楽しくすごすことができました。

『ありがとさん』

マサムネさんはいつしか、わたしの世界でのお父さんになっていました。
マサムネさんは初恋相手の子と似ていて、“初恋相手は父親と似ている”という特徴に当てはまるのも実はあるかもしれません。
ちなみに実父と初恋相手の子は骨格しか似ていません。
父親同士が同級生ではありますが。

わたしは、マサムネさんの書く歌詞から、宇宙のことなどいろんなことを教わりました。
実父にはなかなか理解されないことも、まるで受け止めてくれるような安心感がありました。
それはツインと出逢う前からずっとです。
出不精なのに、ライブをきっかけにいろんなところへ行き、地元以外にも好きな街ができました。

実父とは、ツインとの統合が進むほどにわかりあえなくなってきていました。
もしかしたらその状況と、『スピッツからは卒業かも』という予感がシンクロしたんだとおもいました。


真赤な月が呼ぶ 僕が生まれたところさ

黄色い月が呼ぶ 君が生まれたところさ

もうさよならだよ 君のことは忘れない

スピッツ『月に帰る』


『紫の夜を越えて』

初めてのスピッツのライブから10年が経ちました。
東日本大震災が発生してまもなくのことで、虚弱だったわたしにとってあのころはまだまだ生きづらい世の中でした。

けれどスピッツの曲と存在に支えられて、苦しくとも生きるのをあきらめないでいると、だんだんと世の中が変わっていき、少しずつ生きやすくなっていきました。

環境問題への取り組みが進むにつれ農薬の危険性への理解も広まり、オーガニック食品が注目されはじめ、化学物質過敏症も認知されるようになりました。
スピッツも出演した環境問題×音楽フェス“ap bank fes”は最高にすばらしいイベントでした。

体質が改善していき、ツインとも出逢い、いまは『ランプ』で歌っている“傷つけられず静かに 食べる分だけ
耕すような生活”もただの理想ではなくおもえるようになってきました。


そしていま人々の向かう世界は意識によって、おおまかに2つにわかれはじめていると言います。
それは『紫の夜を越えて』で歌われる「あの惑星」に行けるかどうかもわけているようにおもいます。

この10年、世の中は真実からかなり歪められていることが多くあると嫌でも気づかされました。
“画面の向こうの快楽匂いのない正義その先に”不自然なものをたくさん見つけたのです。
虚弱になってもおかしくない世界を生かされていたのです。

いまわたしは、このときのためにスピッツに生かされてきたんだとおもっています。
本来のわたしで生きていける世界へ行くために。
そこでマサムネさんも待っていると信じています。

『君の声を抱いて歩いていく』

スピッツはロビンソンでのブレイク時から身近に存在していました。
毎週金曜日になるとテレビでMステが流れていたし、父がスピッツを好きだったのです。
父のことは好きになれませんが、スピッツを好きになる大切なきっかけをくれたことには感謝してもしきれません。

スピッツより先にミスチルが好きだったのですが、ミスチルについて話すと不思議と人から非難されました。
けれどスピッツが好きだと言うと誰にも非難されないのです。
人の意見に左右されるなんてとおもうかもしれませんが、いま思えばスピッツを好きになるように導かれていたのだとおもいます。


スピッツのガイドからは卒業だとしても、スピッツの音楽はきっとこれからもわたしの中で鳴り続けます。
メンバーが元気でいてくれる限りライブにも足を運び続けたいです。
純粋に大好きなのです。
そして、音楽をあらゆる感覚で味わう大切な体験を忘れないために。

スキいただけると心が潤います。サポートいただけると懐が潤います。よろしければ潤してやってください。