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冬至を過ぎて

11月ぐらいから腰を据えてインナーチャイルドケアやリズ・ブルボーさんの本の読み直し、並木良和さんの本で統合ワークを始めていて、「心(エゴ)の大掃除じゃ」と意気込んでいた。

インナーチャイルドやリズ・ブルボーさんの本は、数年前に服部みれいさんの発信を通じて知り読んでいたけれど、当時はなかなか深く入って行けなかった。でも、今回はとても腑に落ちて、私にとっては今のタイミングだったんだなと…と深く納得。

私の場合、リズさんの五つの傷の「不正の傷」がとても強いように感じる。自分にも他者にも義務を果たすことに対して不可能な完璧さを求めてしまう。(うわ〜、ザ・祖っぽい!)これってマドモアゼル愛先生の月欠損理論(月乙女座)にもドンピシャリで繋がるように感じる。

そもそも完璧になんてできないのに、だからこそなのか、完璧に義務が果たせないことに強い恐れを感じる。不思議と他のこと、例えばお金(お金持ちじゃないけど)や容姿(若さや美貌はないけど)などにはそこまで恐怖心はない。やはり個人的に恐怖の対象を選んで生まれてきるのかな。それを手放すのが醍醐味なのかなと思う。

エゴ(恐怖、不安、罪悪感、嫉妬心など)が出たてきたら、一度受け止めて、手放す。これをひたすら繰り返す。

不思議とゆるんでいき、普段接している他者との関係も良好になってくる。エゴの眼鏡を少しでも外すと、怖いと思っていた外の世界は意外と優しくて、怖さを作り出していたのは心だったことに気づく。

このままいい感じで冬至まで過ごせるかなと思いきや、子どもが風邪を患い、もらい風邪で鼻水が止まらなくなる。

ここで、不正の傷がまた疼く。「体調が悪くなったら義務が果たせない(恐怖!)」と。いやいや、子どもや自分の体調が先でしょ!とエゴに突っ込む。子どもの頃(生まれる前から?)選んでしまった歪んだ生存戦略はとても手強い。

一見ネガティブなことが起こる度に、恐怖が湧いてくる。そして都度手放す。これも自分が引き寄せた現実なんだよなあ。100%自分に責任があると思った方が、私は生きやすいと感じると気づいた。今度は体の大掃除じゃ。甘いもの食べすぎていたしね…。

冬至当日、並木良和さんの冬至イベント「天地開闢」をオンラインで観る。子どもも家で養生していたので、途切れ途切れでの参加だったけれど、「ああ、並木先生は100%全力でやっておられるのだな」と胸を打たれた。(私はなぜかディナーショーのようなものを想像していて、並木先生がピアノ線をつけて宙を舞う勘違いなイメージがあった(!)けれど、そんなんじゃなく真っ当な内容だった。すみません…)

滝のような鼻水のため、ぼっーとした頭で観てしまったけど、とても大事なことを伝えてもらい、もう一度観直そうと思う。

冬至が明けて、初めての朝。
新しい世界に自分がいるのか私には分からないけれど、もっともっと魂にそった生き方をしようと思う。それはきっと愉しいことだから。

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