ねこまめ

社会人になりました。ゆず茶が美味しい季節ですね。 よければこちらものぞいてみてください…

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社会人になりました。ゆず茶が美味しい季節ですね。 よければこちらものぞいてみてください。 https://hitoikibiyori.com/blog/

最近の記事

60代のキャリアアドバイザーの価値観に触れて気づいた自分の気持ち

完全無料でキャリア相談にのってもらえるサービスを利用した。 休日の午後、zoom越しに現れたのは60代くらいのおじさまだった。 人を見かけで判断することはよくないという気持ちは一応持ち合わせているのだが、普段だったらおじさまでも30代くらいまでのイメージがあるキャリアアドバイザーとして彼が出てきたことで、正直身構えてしまった。 人事歴40年という彼は確かに物腰が柔らかく、私のあまりまとまっていない話を聞いてくれた。そして、「少し話はそれるんですけど」という入りで話が始ま

    • 仕事を頑張りたかっただけなのに、モラハラ彼氏と別れられない彼女みたいになった話

      社会人一年目。私の会社には新人一人に指導員がつく制度がある。私の指導員は6個上の男性社員だった。彼はかなり人当たりがいい。どこに行っても、誰と話しても「彼優しいから良かったね」と言われる。私自身も当初は優しい人で良かったと安心していた。 あれから約半年。私は今疲れ切っている。 仕事を頑張りたいという思いだけかすかに残っているのだが、ここ数週間は仕事終わりや仕事に向かう電車の中で涙をこらえきれていない。 働きやすく、福利厚生にも何の問題もなく、業務内容もレベルは高いがやりが

      • キャリア相談に30万払うか迷って大号泣した話

        自分の気持ちを人に伝えることをあまりしてこなかった。 その代わりに周りの意見に同調することや、相手の気持ちを想像することは得意だった。 いつしか、自分の気持ちが見えなくなり、自分の意見も出てこなくなった。 就職活動を始めたとき、転職活動を始めようとしている今。自己分析をすべきだと自分に言い聞かせている。自己分析って自分と嫌な部分も向き合わないといけないし、それを良いように捉えないといけないし、何より面倒だし、正直あまり好きではない。 就職活動をしていた時も自己分析にはそれ

        • ミスってとっても怖いよな

          物心がつく頃にはミスをすることがとてつもなく怖くなっていた。 何にも悪くないのにさ。物事がうまくいけば「さすがだね」と流され、失敗すれば怒られる。そりゃ失敗が怖くなるよ。成功しても特別褒められるわけじゃないんだから、そりゃ失敗をしない選択をするよ。できるだけ失敗しないように、失敗したら自分がダメなんだと思いたくなるよね。 自分を甘やかさないとやっていられない時はこんな言葉で慰めてきた。 とはいえ、このままの考えでは何も変わらないことをなんとなく認識はしている。そういう過

        60代のキャリアアドバイザーの価値観に触れて気づいた自分の気持ち

          「考えすぎる」について考えすぎてみた。

          自分の考えすぎてしまう性格が好きになれない。 『「考えすぎてしまう」というワードはなんだか悲観的で暗いイメージ』というのは私からみた普通の価値観。実際の私の中での「考えすぎてしまう」というのは悲観的な時もあれば楽観的な時もある。 何か失言をしてしまったと感じたとき、言い方が悪かったなと反省をするとき、私は悲観的に考え込んでいく。もっとうまくやれたはずだとか、相手を傷つけてしまったかもしれないとか、自分を悪者にしたがる。挙句の果て、自分を悪者にする必要なんてないはずなのに、

          「考えすぎる」について考えすぎてみた。

          多様性を認めるとこれまでの当たり前を言いづらくなった話

          多様性の時代。 性自認、文化の複雑化、価値観の尊重、いろんな場所でいろんな形で多様性が認められるようになった。その事実は間違いなく素敵なことだ。 私はその風潮を受け入れているつもりだが、その風潮からは受け入れられていない気がしている。 私の中で「多様性を認める」ということは、「それはそれで受け入れる」ということだと思っている。そこに共感は無くても良いだろうし、無理に"多様"になる必要もないと思っている。 ただ最近、いろんな出会いの中でこれまでの当たり前を言い出しにくい風

          多様性を認めるとこれまでの当たり前を言いづらくなった話

          そっと背中を押してくれる言葉

          元気を無くした時、自信を失った時に読む大事な手紙がある。 大学時代、マネージャーをしていた部活を途中でやめた。コロナ禍というのもあるが、マネージャー業に意義を見いだせなくなり、気を遣いまくって疲れ果てたことが辞める決断の要因だった。 マネージャーをしていた部活は高校までずっとプレーヤーをしていて、どんなスポーツより愛着のあるスポーツだった。何よりその部活しか経験したことない私にとっては生きがいのようなものだったのだが、プレーヤーではないとモチベーションの保ち方がわからなか

          そっと背中を押してくれる言葉

          手紙を書こうと意気込むと筆が止まる現象

          ひさしぶりに手紙を書いた。 最後に手紙を書いたのは大学卒業のときにお世話になった人たちへ向けてだったから、おそらく8ヶ月ぶりくらい。 大切な人へ向けた誕生日のメッセージ。 LINEを長文で送ることもできるけど、なんだか味気ない気がして止めた。次に会う時に面と向かって伝えることも考えたが、きっと恥ずかしくなるし、あとから「あれも言えばよかったな」と少し気落ちする気がしたので止めた。 普段、言葉にしてなにか伝えることがあまり上手ではないので、大切な気持ちは手紙にすることが多

          手紙を書こうと意気込むと筆が止まる現象

          入社後ギャップってきっとこれだ

          社会人8か月目。 少し仕事の仕方も覚えてきて、いっちょ前に自分の意見を持ち始めた。 ただこの”自分の意見”というのはやっかいで、何よりエネルギーが必要で。自分の意見なんか持たずに、言われたことだけをただ一生懸命やっていれば、伝え方に困ることもないし、自分の無力さにも気づかないままでいられたし、なんのために今働いてるんだろうを問い直す必要もなかったのに。 少し気持ちがネガティブだから、現状を良くないかのように書いてしまったけど、きっとこの気づきを1年目でできていることはあり

          入社後ギャップってきっとこれだ

          #3度目の自己紹介

          久しぶりに自己紹介をすることにしました。 基本的に自己紹介は一度きりだと思うのですが、気づけば私はこのnoteで年に1回のペースで自己紹介をしています。お好きなページでねこまめのことを知っていただければと思います。 では、改めましてねこまめです。 今年の春に上京し、とある企業に就職しました。同期が少なかったこともあり、新入社員での私のアイデンティティは「九州生まれ九州育ち、この春かに上京してきた女の子」です。おかげさまで、なんとなく「九州の子」で覚えていただけているよう

          #3度目の自己紹介

          自分の言葉を好きにはなれないけど

          先日、『ミステリと言う勿れ』という映画を観に行きました。ドラマを見ていてハマった作品なのですが、何より主人公である久能整くんの言葉が大好きです。 少しそれますが、私が何か好きだなと思う基準は「言葉」だなと最近気がつきました。これまで好きになったドラマは、つい口に出して噛みしめたくなるような言葉がたくさん出てくる作品が多いです。『ミステリと言う勿れ』はそのうちの一つで、他にも『ごめんね青春』『初恋の悪魔』『Silent』が好みです。マッチングアプリをしたときも相手の写真はもち

          自分の言葉を好きにはなれないけど

          ”好き”を語るのが怖い。

          人の目を正面から見れずにすぐにそらしてしまう。 自分の好きなことすら上手く人に話せない。 好きなことこそどう伝えていいかわからない。 これらのことは、周りの顔色を伺って生きてきてしまった代償なんだろうなと思っている。 「将来の夢はアイドルになること!」 「好きな食べ物はいちごとハンバーグとお寿司!」 当たり前に放ってきた自らの意志をどこに置き忘れてきたのだろうか。 いつからかどんな問いかけにも正解を見いだすようになっていた。 おかげさまで”自分の意志”として出てくる言

          ”好き”を語るのが怖い。

          本当はコーヒーよりカフェオレが好き。

          私はプライドが高い。そして、計算高い。 いつだって息をするように背伸びをしてきた。早く大人になりたくて仕方なかった。早く自立をしたかった。何者かになりたかった。 その背伸びの一つが”ブラックコーヒーを飲むこと”だった。 理由はシンプルで、誰かに刺さる武器になることが明確だったから。 少しあほらしい価値観だとは思うが、少し童顔の女の私がブラックコーヒーを飲めることは”良い”ギャップだった。このギャップが自分の好感度を上げる可能性があることを知っていた。少なくとも下がること

          本当はコーヒーよりカフェオレが好き。

          「東京が憧れ」って時代遅れなのかもと不安を感じていた君へ

          上京して早5か月。 「九州って良いところなのにどうして東京来たの?」という言葉を何度もにこやかにスルーしてきた。 というのは少し大げさで、実際のところは「東京に憧れてたんで」ってヘラヘラ返している。 ただ、ヘラヘラはしているが話していることは本音で、私は東京に憧れてきた。昔ほど東京へ行くのには時間がかからないし、東京に行く人は増えただろうし、「東京なんかに憧れるなんていまどきいるんだ、、」みたいな空気感をひしひしと感じている。 それでも私は東京に憧れていた。というより、

          「東京が憧れ」って時代遅れなのかもと不安を感じていた君へ

          2023年春ドラマ、8作品完走の感想

          早くも7月がやってきた。 ほんの少しねこまめの感情が忙しくなる時期。理由は春ドラマの最終回が立て続けに放送され、夏ドラマの初回が始まる時期だから。 今年の春もたくさんのドラマを楽しみました。 月:合理的にあり得ない 火:王様に捧ぐ薬指 水:それってパクリじゃないですか? 木:ケイジとケンジ、時々ハンジ。&あなたがしてくれなくても 土:帰ってきたぞよ!コタローは1人暮らし 日:ラストマン&日曜の夜ぐらいは… この春完走したドラマは8作品。これ以外に途中で見なくなったものも

          2023年春ドラマ、8作品完走の感想

          愛するより愛される方が幸せになるなんて言わないで。

          「ねこまめのことが大好きです。」 この素敵な一言に私は素直に「私も大好きです。良ければお付き合いしましょう」と言えなかった。 それなのに「ごめんなさい」とも言えなかった。 強欲で傲慢な私の口から出た言葉は、 「好きっていう感情は持てていないけど、あなたのことが嫌いとかじゃなくて。居心地はよくて。だからそれでも良かったらお願いします」 だった。 結婚する人とは「ドキドキより安心が勝っているほうが良い」と巷ではよく耳にする。耳にするからこそ、それこそが”正解”だと私は信じ

          愛するより愛される方が幸せになるなんて言わないで。