誤植が浮かんで見えた――この言葉は、畏れ多くも元巨人軍監督・川上哲治氏の「球が止まって見えた※1」に倣ったものですが、そのような感覚を初めて味わったのは、校正の仕事を始めてから5年ほど経った頃でした。旅行パンフレットの校正で、「崇徳天皇」が「祟徳天皇」になっていたというものです※2。 私はゲラを受け取ると最初にざっと全体を見渡すのですが、その時確かに「祟」の文字が浮かんでいるように見えたのです。誤植を拾う前に、誤植が「ここにいるよ」と呼んでいるような感覚――その感覚はあま
コロナ禍をきっかけにキッチンカーを利用するようになり、これまでたくさんのキッチンカーにお世話になってきました。その中から、オススメのキッチンカーを紹介していきたいと思います。 今回紹介するのは、「フタが閉まらない唐揚げ弁当」でお馴染み(?)の「AKASAKA KITCHEN」さんです。初めて伺ったのは、昨年の6月頃だったかと思います。手渡された唐揚げが山盛りのお弁当に、衝撃を受けました。「フタ閉まってないじゃん!」と心の中で笑いながらツッコミを入れました。 その盛り具
「ブラックウィング」という鉛筆に出合ったのは2020年、ハンズ※1銀座店においてでした。当時は6階のエスカレーターの目の前に、特設コーナーが設置されていたと記憶しています。1本300円を超える鉛筆ではありましたが、その歴史やストーリーに惹かれ迷わず数本を購入しました。当時は鉛筆をほとんど使っていなかったので、「いつか使う」ときのため、またはコレクションとして収集することにしました。 それ以来、ハンズ※1・ロフト・文房堂・蔦屋書店・ANGERS 等のお店を巡って計16種類の
「マーキンググラフ※1」という筆記具をご存知でしょうか?「ダーマトグラフ※2(以下ダーマト)」と同じ紙巻き色鉛筆の商品名ですが、知名度では大きな差があると感じます。職場に置いてあるのもダーマト、百貨店や文房具店で売っているのもダーマト……。 かくいう私も、マーキンググラフの存在を知ったのはつい最近のことでした。確か、Amazonでダーマトの関連商品として表示されたのがきっかけだったと思います。「ダーマトにそっくりで価格はダーマトより安い※3、とりあえず一度試してみよう」と
仕事で「ダーマトグラフ※1(以下ダーマト)」を使うのですが、以前は持ちにくくなるほど短くなったら捨てていました。新たに短いダーマトができたとき、ふと「ダーマトの補助軸はないのだろうか」と思い、Googleで検索してみました。その結果、松山ワンコインアートプロジェクト様のブログからLYRA社の「グラファイトクレヨンホルダー※2」が代用できることが分かりました。 早速在庫を探してみたのですが、見つかりません。そこでさらに調べていくと、Amazonのレコメンド機能よりCARA
ご挨拶 はじめまして。猫麻呂と申します。 当noteでは「猫麻呂の雑記帳」と題して、私の好きなものを中心に書いていこうと思います。よろしくお願いします。 ご注意事項 ・いかなる情報も、記事公開当時のものとなります。 ・記事公開後1週間程度は、記事を修正する可能性があります。 ・誤字脱字、事実関係の誤り等を発見された場合は、お手数ですがお知らせいただけると幸いです。直ちに訂正いたします。