焦燥感に追われる君へ(その1/2)

その2を書くための、前置きの記事です。

事前情報を伝えたいだけの記事なので、
本のあとがきを読むテンションで読まれると丁度よろしいかと思います。

【記事全文を読むのにかかる時間】
3分5秒

【この記事を読むことで、あなたは】
・ちびまる子ちゃんって、何年に物語が始まったのか調べたくなる。
・どっちなんだよ!と突っ込みたくなる。
・「食事での食べ方って、人によって癖があるよねー」と思ってしまう。

【時間がない人のための要約】
人生に締め切りはつきものなわけで、
適度な”夏休み最終日のちびまる子ちゃん”を真似してみよう。
あと、締め切り効果をより体感したい人は、
締め切りの時刻を、○時○分という風に分単位で設定してみるといいかもしれないよ。

時間が存在している限り、締め切りからは逃れられない。

夏休みの宿題を最終日までやらない小学生。
彼らの焦り様ときたら、想像がつかない。
そして泣きながら宿題をし、次の日の登校初日には、きちんと宿題が仕上がる。

僕の知る限り、ちびまる子ちゃんはその手のプロだろう。
”まる子、夏休みの宿題に泣く”というお話を、僕らは数十回と見ているのではないか。
そんな不思議な小学3年生。

話はブレたが、夏休みの宿題に限らず、人は、生きているといろんな締め切りに追われる。

学校生活や会社における締め切りだけじゃなく、誰かとの待ち合わせ時刻だとか、電車の乗り換えだとか、”時間”というものが存在する限り、世の中にはいろいろな締め切りがあり、そこから逃れるのは難しい。

ここ最近勢力を増してきた、謎の”締め切り効果”

ライフハック系の情報サイトやらビジネス書やらを読んでいると、
”締め切り効果”とか”デッドライン効果”なるものが目に飛び込んでくる。

締め切りが設定され、その締め切りが近づけば近づくほど、人は焦る。
そして焦ることで、重い腰をあげたり、歩幅を広くして歩ける。

怒られるから?
誰かからの信用を無くすから?
誰かを悲しませるから?
自分のプライドのため?

なぜ、締め切りが焦りを生みだすのかはわからない。
ただ、彼ら(締め切り)は悪さをするどころか、ポテンシャルを引き揚げてくれる。

なんて素晴らしい!
しーめきり!しーめきり!

ウオーー!!

〜ここまでが前置きの話〜
こちらの記事に続きます。

(ちなみに、”締め切り効果”の科学的根拠を示す文献は見つけられず。そういう意味で”謎の”です。情報をお持ちの方はお教えいただけると嬉しいです。)

おまけ:締め切り効果を上げるには・・・

経験上だが、以下を意識すると良いような気がしている。

・他者が決めた、または自分が決めたが他者と共有した明確な締め切り日時がある
 (明確とは、「何時まで」さらに言えば「何時何分まで」と言う意味)

・締め切り日時までに、達成する目標が明確に設定されている
 (イメージでいえば「この”辺”までやる」ではなく「この”点”までやる」)

さらにおまけのちゃぶ台返し

締め切りがあると、逆に生産性が下がったという実験もある。

まったく、どっちなんだか。
いい加減にして欲しいものだ。

最後のおまけ

夏休みの宿題の話がありましたが・・・

僕は夏休み最初の1週間で全ての宿題を終わらせていたので、
ちびまる子ちゃんのように、最終日まで宿題をしない人の気持ちは本当に想像ができない。

むしろ、どんどん時間が過ぎ夏休みが減りゆく一方、減らない宿題の量を想像したとして、平静を保っていられる小学生とは、なかなかにすごい。
ちびまる子ちゃんは、精神的に強いのか、あるいはただ鈍感なのかはわからないが、真似できない芸当だ。

ちなみに僕は、給食で苦手なものに真っ先に手を付けるタイプ。

「先に地獄、その後天国」そんな人生観でやっています。

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