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「仮説思考」の概念が共有されていないと仕事のやり方で揉める

職場で以下のような揉め事が発生するのをちょくちょく見る。

上司:
(今ある情報だとこの結論になるから結論が正しいかどうか確かめるために)
一回全体を作ってみて

部下:
(私が現場で把握している情報ではその結論は間違っている。私が考えた結論に誘導するような仕事をしよう。)
わかりました

上司:
(まず仮説として設定した結論が正しいか確かめるために急ぎで作って欲しいのに)
なんで言った通りにできてないんだ!すぐできる作業だろ!

部下:
(あなたが立てた結論が的外れだと指摘したらあなたは怒るでしょ?でもあなたの結論に従ったら失敗するのは目に見えてたので調整してやったのに…)
すみません


要するに、上司は仮説思考的な考え方で仕事の指示を出していて、部下はそれを理解せずに「より確度の高い結論を出す」ことに終始している。部下のやり方でうまくいけば褒められるだろうが、上司が持ってて部下が持ってない情報もあるため、的外れなことをしていることもある。


対策としては、
上司が仮説思考的なものを求めてて、結論が的外れだと思う場合は、「情報の非対称性をできるだけ解消する」が解決策だと思うのだが、感情的な対立をする人が多くて残念に思う。

ただ、時間がなく余裕がないとこういうコミュニケーションをとることが難しいので揉めている面も多分にあるので、「余裕を作る」が最重要なのかもしれないが。。。

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