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簿記や会計の全体像を把握するために役立つ本の紹介


会計の全体像と簿記を学ぶ意味がわかるおすすめ書籍を紹介します。


最近簿記と会計の勉強をしているが、ルールや用語が多すぎて全体像が掴めなくて困った。
入門書を読んでも「押さえるべきポイントの羅列を階層構造作って整理しただけ」のように見える本が多い。
そもそもなんでその区分けと階層構造になってるんだ?が知りたい。
ある学問の全体像を把握したければ、歴史を知ることが1番有効だ。なぜならば、学問体系は歴史(発展経緯)の産物だからだ。

よって、会計の歴史をざっくり把握できる本を本屋で探してみた。
その中で、1番読みやすくて面白く、なおかつ本質が掴めると思った本は以下であった。

この本は「どのような歴史背景で簿記や会計が産まれて発展してきたか?」を面白く解説した読み物になっている。


例えば、
商売をしていると裏切り者が現れるので取引記録をつける必要がある。また、銀行は取引記録を支店間で共有することで、イタリアで預けたお金をイギリスで引き出せるようにして、商売人が大量に現金を持ち歩かなくて済むサービスを提供して発展した。
→取引記録の技術とルールの共通化が必要となり、「簿記」が産まれた。
といったような形だ。

私が個人的に「地頭の優劣は大してないのに、優秀な人も凡庸な人もいるのはなぜか?」を観察して来た結果、歴史を学んでいるかが大きな差異になっていると気づいた。
なので私は新しい学問を学ぶ時は必ずその分野の歴史を学ぶ

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