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秘密の古民家

元は、織り物の工場と、その持ち主のお屋敷だった古民家。

そこをリノベーションしようという動きがあり、現在、多目的スペースとして、展示やイベントをやっている。



持ち主は勿論ちゃんと居て、リノベしている職人さんがいつも仕事をしているのだが、この家や庭が気に入って、時々遊びに行く。古びた家屋の修繕の様子を見ながら、庭木の変化や、窓を揺らす風の音を楽しんでいる。



先日も、古本販売のイベントがあって、面白い本を探しに行った。ついでに、古本や書棚に似合いそうな石を連れて行って、写真を撮ったり。



庭でも写真を撮らせてもらった。




これは、梅の古木。枝が横に伸び、うねるように枝を拡げていて、これがまあ、石を乗せるにはぴったりだった。何て、いいロケーション。また写真を撮りに行きたいものだ。



自分にとっては、隠れ家的な、秘密基地みたいな場所。

イベントで賑わっているのは嬉しいが、時々、人が居ないこの場所で、のんびりとしたひと時を過ごすのが、秘かな楽しみなのである。

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