どうも猫柳娘々です。忙しくて記事を書く時間がありません。

〇どんなTRPG？

フタリソウサは『ピーカーブー』『シノビガミ』などで知られる冒険企画局のTRPGです。サイコロフィクションではありません。

バディサスペンスの名前通り、探偵とその助手が協力して事件を解くというのが基本の流れです。バディもののため、GM含め2～3で遊びます。

TRPGについては以下の記事を読んでください。また、冒険企画局恒例の大惨事表、もといランダム表の記事もあるのでそちらもぜひ。

〇なにが楽しい？

フタリソウサはバディものや探偵もののやりたいことが大体何でもできるのが特長です。なんせバディサスペンスですからね。

例えばコナンのような表向きの探偵と実際の探偵が違うバディ。金田一のような親が名探偵の探偵等、創作の探偵モノは大体何でもできます。

また、知ってたカードや異常な癖も魅力。知ってたカードにはシナリオの全貌がほとんど書いてあります。探偵はそれをみてRPができるのです。

異常な癖は探偵の弱点や奇妙な性格を表現するものです。探偵はランダムな癖をRPして、助手はそれをフォローしたり振り回されたりします。

この二つのシステムのお陰で簡単に創作の探偵のようなRPが実現できるのです。個人的には探偵の奇行に反応する助手も楽しかったです。

〇なにが大変？

とてもユニークで面白いフタリソウサですが、私はシチュエーション捜査のルールが大変でした。追加ルールブックで変わるとも聞きますが……

シチュエーション捜査は大まかな種類を除き、シーンがランダムに決まるというルールで、本来はRPを簡単にするためのシステムです。

しかし、シナリオの状況とそのシーンを結びつけるのが難しく、冒険企画局のシーンシステムに慣れていないと思ったより大変です。

また、シナリオにもよりますが、難易度が結構シビア。クリアがダイス運にかなり左右されます。主に助手のメンタル回復が大変。

探偵に振り回されると助手はメンタルにダメージを受けるのですが、その回復がまさかのダイスロールで固定値はほとんどありません。

まあクリアできてもできなくてもRPが楽しいTRPGなので、そこまで大きな問題ではないと思います。キャラロストは基本的にないですしね。

〇まとめ

このTRPGはRPが楽しく、やりやすいのでクトゥルフ神話TRPGから始めた人も多いはずです。ホラーが苦手でも楽しめるので遊んでみてください。

ルールブックにリプレイもついているので、読み物としても面白いと思います。最後まで読んでくださりありがとうございました！