もしかして:人生 ~難病診断から移植までのあれこれ~②
【病気発見と大学生活】
本記事は、「特発性肺動脈性肺高血圧症」に診断されてからの10年間を綴る連載ものです。
未読の方は前回の記事からどうぞ!
最初に「あれ? おかしいな?」となったのは、中学生の時、所属していた陸上部での練習中でした。
いつもは軽快に走れている距離が、突然しんどくなり始めたのです。
心臓が苦しく、鼓動も速くて、立ち止まって呼吸を整えないと倒れてしまいそうになるくらいでした。
また、体育の授業でシャトルランっつーもんがありまして、その記録もあまりにも悪く、