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続・ピアススタジオで軟骨ピアスを開けてみた

まさかの続編!!!!
表題ままですね、今さきほど開けてきました。

最初の一週間こそ流血×2と荒ぶった我が耳ですが、その後はひたすら様子見に徹することで落ち着きを取り戻し、穏やかな日々を送っていました。軽くなら耳側を下にして寝られるし、電話の受話器を当てても大丈夫。そうするとこう、欲が出てくるものでして。これ、反対側、行けるんじゃね……????

とすると次は、前回できなかった方をやりたい訳ですよ。
ヘリックスとダイスは開けた。
後はインダストリアル、アンテナヘリックス、フォワードヘリックス、ルーク、スナッグ、トラガス、アンチトラガス、アウターコンク、インナーコンク。(覚えた!)
開けたダイスからの教訓で、湿性耳の人間が耳の内側に開けると衛生管理が大変と学習。そもそも顔も耳も隅々まで指で洗いたい派でして、そうすると必然場所は限られてきます。


そんな訳で、インダストリアルかルークかスナッグかロブを開けたーい!!という欲望てんこ盛りの予約を入れて、いざスタジオへ。

お店の方にお会いし、前回開けた部位の様子を見てもらう。問題ないですね、と仰っていただき一安心。
そして肝心の開ける位置ですが、
「インダストリアルは向いてないですね」
ですよね~!!知ってた!!!!
へりの巻が浅く、対耳輪上脚が大きく(なんならへりより高い)せり出している自分、インダストリアルは無理だろうな……とある程度察しをつけていましたが、本職の方に言い切っていただけるときれいに諦めがつきます。どうしてもなら曲げたパーツでなんとか出来なくもないけど、あまりおすすめはしないです、と添えてくださいましたが有り難く辞退。

そこからが悩みどころになりました。
ルーク→開ける場所の高さも厚みも充分あるので大丈夫。
スナッグ→高さがあるので問題なし。ただすごく腫れる上肉芽もできやすい。
さて、どうしよう。
ルークの部位は凹凸が激しく、汚れが溜まりやすい。ダイスに比べるとホールの位置が肉眼で確認できる分マシではある。印象的な位置だがなにがなんでもつけたい訳では無い。
スナッグは内側だが、耳穴からは外側なので耳掃除が怖くない。イヤホンとの干渉はちょっと怖いけど、耳の中央でアクセントになるし、ダイスに見劣りしない。
それぞれ開ける場合のベスト配置などを伺い、しばし悩み、決める。

「……スナッグ、挑戦してみたいです……!」
何はともあれ、挑戦……!!
初回は止めたお店の方も、2回目には止めなかったので、双方ともになんとかーなれー!!!!という心持ちだったのかもしれません。
後はどうします?ルーク?ロブ?と聞かれる。スナッグが確定した以上、ルークはやりたくなるかもしれないし、そうでもないかもしれない枠に入ったのでひとまずロブを選択。そこからはパーツ選びに進みます。
スナッグは長めのストレートバーベル、先端はシンプルにシルバーのものを。ロブにはせっかくなのでジェムをつけてもらいました。ネットも展開しているお店ですが、リアル見本で確認したり、形状の良し悪しを質問できるのは実店舗のメリットですね。
準備タイム中、いただいたポカリを一気飲みして展示されているアナトメタルを鑑賞。ものすっごく小さいパーツがあるけど、あれどうやってつけるの?落としたら無くしそうだけどだいじょぶなの?と無駄な心配をしまくる。そうしている内に準備ができましたよ、と呼ばれ施術室へ。

例の可動式椅子に案内される。美容室からのスタジオ訪問だったため、今日この椅子に腰掛けるのは二回目だな、と妙な気持ちになりながら着席。
この部屋に来るとさすがに緊張です。部位の消毒、場所決めを経ていざ開通へ。スナッグはダイス同様、椅子を倒しての処置でした。大分ギリギリまで説明をされながらなので、このままグサッと行かれたらどうしようと無駄な心配をする。もちろんそんなことは無く、今回も深呼吸に合わせて行っていただけました。良かった。
すー、はー、グサッ、という間合いは前回と変わらず。割りと強めの痛、が一瞬したかと思うと、「はい開きましたー」「ジュエリー通しますー」と声をかけられる。己の耳が今どうなってるのか、なんとなくわかるけどさっぱりわからん数秒の後、なにか動いた感触と終わりです、との声、じーんとした感触。うーん、思ったよりさっくりでした。
一度、見てみてくださいと促され、鏡を覗き込む。おお、ぐさっと行っている。形がしっかりしているので排除はないですね、とのお言葉に激烈安堵。そう、痛み腫れ肉芽より一番怖いの排除。肉がちぎれるとか無理。めっちゃ怖い。
とにかく腫れるそうなので、最初からそれを見越して大分長めのパーツを使ってもらいました。これが半分か、腫れの強い人だと3分の2は見えなくなりますと言われ戦々恐々。それはそれでこええー。

続いてのロブですが、唯一経験済の部位でもあるので肩の力を抜いてのグサり。痛みは耳たぶに爪を立てた程度。軟骨にあった開いてからの鈍痛も皆無。むしろ今までもそこにいませんでした?くらいの自然さ。かつて自力や病院でのピアッサーはまだ痛かった記憶があるので、プロってすげー、と妙な感動に浸る。そしてジェムがですね、かわいいんですよ。見本で見るより断然かわいい。むしろつけないとわからない。お店の方にも映えますね、と仰っていただきご満悦。えへへ。

ほっくほくで後片付けをお待ちして、その合間にお茶を一気飲み。とにかく喉が乾いた一時間半でした。最後にお会計と注意事項、質問を少々。
未だわからないことがたくさんで、うまく安定したら自分でも交換とかできますかね、の問に「いまは育成期間なので長い目で行きましょう、完成したら色々取り替えて楽しめるので、そこからが本番ですよ」と仰っていただく。前回も思いましたが、お店の方がドチャクソやさしいので本当にありがたいです。がんばるぞー、てなる。

その後
つらつら書いてて本日開通8日目になります。
☆スナッグ
初日はじーんとした鈍痛。
2日目。ホールを中心に耳全体がゆるく痛む。痛い、痛いけど我慢できるというか、薬飲むほどでもないか…となる位の痛さ。服やタオル、マスクに接してる時が取り分け痛く、それがちょっと辛かった。見た目はさほど変わらず。
3日目。やや前日の名残はあるものの、時間経過と共に治まっていく。仕事中も全く気にならず。入浴、洗浄の時だけそういやそうでした、という感じで多少沁みる。見た目はそんなに変わらない。
4日目。寝る前と変わりなし、といった趣。外が寒いと沁みる。見た目は全く変化なし。
5日目。寝てる間にうっかり寝返りを打っているような気がする。しかし痛くもないし腫れてもいない。
6〜8日目。大人しく良い子にしている。恐る恐る差し入れたワイヤレスイヤホンにも干渉せず安心。布団や衣類が当たると軽く痛むものの、ヘリックスも同じだったので想定の範囲内。

☆ロブ
痛み皆無!!というか元からそこにいた?閉じてなかった?という勢いの馴染みっぷり。隣を付け替える時に触れてしまった時だけ、そういや開けたてでしたね、な雰囲気になる。

あってよかったもの・やってよかったこと
・ベビー綿棒(極細タイプの綿棒)
ダイス、これないと、ヤバい。
たまたま家にあったから助かったものの、即予備を買い足した。湿性耳であることが一番の原因なのですが、まあとにかく細部が洗えない。シャワーで流しても洗った感がないし、汚れが落ちてくれない。物理で洗いたいけど指は届かないし、普通の綿棒でも奥まで届かない。触ってはいけない教えvs不衛生なのはよくないだろう、な葛藤の結果、ホールから離れた汚れは綿棒で取るを落とし所としています。腫れやすかった最初期から、ある程度落ち着いてきた現在までなくてはならない存在。
・泡で出るボディーソープ
スタジオでケア用※にといただいたボディソープの、匂い違いのもので全身洗うことにしました。シャバシャバ系なので泡ポンプに移し替えると超ラク。
※推奨ケアは「とにかく安静にして、毎日ホール周辺を泡で洗い清潔に!」でした。
・髪留め
家に居る時は就寝時以外ずっと耳の上で留めてます。髪の毛が触れたらチクチクしてむずがゆいのと、不衛生な気がして。
・穴の開いたビーズクッション
旅行グッズでよくあるやつです。円座でもいいかも。横向き寝がしやすいです。空気式は首が凝ってしまった。
・こまめな耳の自撮り
見えない場所も見えるし、なにより記録になります。立派に育てよー。

ここからはさすがに増えないと思うので、経過観察など気がついたときに記録として残そうと思います。前回もそうでしたが、今回も増えた部分含めとてもお気に入りで日々は〜カワイイ!!と思い愛で暮らしております。
みなさまもよきピアスライフをお過ごしください。