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最年少のWコロン同人作家になってしまいました。


『生まれて、かけて、整えて。』


まるでなぞかけのように整った天気のある日

ねづっちの母「ひーひーふー ひーひーふー」

オギャー! オギャー!

助産師「おめでとうございます! 元気な男の子です!」

ねづっちの母「ありがとうございます」

助産師「これは一つの提案なんですが・・・
おたくの苗字は”根津”さん ですよね?」

ねづっちの母「はい、そうですが」

助産師
「それなら、苗字の”ねづ”に加えて、みんなが親しみを込めて呼んでくれるように”ねづっち”なんて名前はいかがでしょう。」

ねづっちの母
「まあ、なんて素敵な名前なの。”根”のようにどこまでも広くのびのびと。”津”は三重県の県庁所在地を思わせるわね。」

ねづっちの母
「今日からあなたはねづっちよ。生まれてきてくれてありがとう」

通りすがりのシルクハット紳士
「なぞかけのように、整った性格の青年になってほしいものだよ。ハハハ・・・」

ねづっち「お・・おぎゃ・・・お・・」

助産師「は!生まれたばかりのねづっちが何か言いたげだ」

ねづっち「おぎゃーーおぎゃーー!! おぎゃ おぎや 整いました」

ねづっちの母・助産師・紳士「!?」

ねづっち「おぎやはぎとかけまして、モグラと解きます。」

別の病院で産まれた直後の木曽さんちゅう「その心は?」

ねづっち「どちらも、目が無え(メガネ)でしょう。 ねづっちです!   おぎゃー おぎゃー」

ねづっちの母・助産師「・・・・」

シルクハットの紳士「こーれは、お母さん。大変な才能を持ったお子さんを世に放ってしまったみたいだね。浅草じゅうが大騒ぎだ。」

シルクハットの紳士「どうだい。ここはひとつ、僕にねづっちを預けてくれないかね。」

ねづっちの母「あなたは一体何者なんですか」

シルクハットの紳士「ただの通りすがり、まあ強いて言うなら、なぞかけ好きのおじさん。さ」

その後の物語は言うまでもない。
Wコロンというお笑いコンビが第三次世界大戦を引き起こす原因となることなどは。

おわり

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