はいじんちゃん

21歳。持続性気分障害。

はいじんちゃん

21歳。持続性気分障害。

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落ちこぼれ日記

はじめまして。 はいじんちゃんと言います。もうすぐ22歳の独身無職です。 私には持病があります。持続性気分障害というものらしいです。 簡単に言うとそこまで酷くない鬱みたいなやつとのこと。 そのせいか何かと落ち込みやすい私。 仕事で些細なミスをしたことがきっかけで鬱状態になり、 一ヶ月半の休職の末、二ヶ月ほど前に無職になりました。 でもそこまで酷くない鬱なら退職しなくてもいいんじゃない? と思われても仕方がないと思います。 鬱の程度については医者ではないのでなんとも言い難い

    • 自暴自棄

      社会復帰ができない。 焦りからリスカをしてしまった。血が流れる。 それが快感で何度も切り刻んでボロボロになってしまった。 酔っていてあまり記憶はないけれどズタズタの傷が現実を見せる。泣きながら眠った。 朝目が覚めると泣き腫らした目が一重になっていて萎えてしまう。 また今日も同じ日が来る。 嫌な気分で布団に潜る。 18時頃日が落ちると活動し始めてまたリスカしてお酒飲んで。 もうこんな生活嫌だな。 いろんな想いがぐるぐると回り続けまた今日も眠りにつけない。 騙すようにお酒と睡

      • 好きという気持ち

        うつになってから失ったもの、そしてここ最近取り戻してきたもの。 それは何かが好きという気持ちだった。 お香が好きだった。 久しぶりに火をつけると好きだという気持ちが広がった。 こんな気持ちはかなり久しぶりで嬉しくて泣いてしまった。 香りものが好きだった。 お香だけでなくアロマオイルやキャンドル、香水。 いろんなものを集めては一人の部屋で香りを楽しむ。 趣味の少ない私にとって唯一の楽しみだった。 仕事を始めて半年ほどたった頃、香りを感じにくくなった。 大好きだったお香がた

        • 生きるのが下手くそすぎる。

          自分勝手に生きていきたい。 鬱に左右されず、健やかに生きたいだけです。 誰にも迷惑なんてかけないし、むしろその方が迷惑かからなくていいのにそれがうまくいかないのは何故ですか。 薬を飲んで、通院してって繰り返しているのに下がる時は必ず来るしどうしても逃げられない。 またカーテンを開けられなかった。 また体を起こせなかった。 また。 自分を責めることしかできなくて泥沼の中にいる。 鬱を肯定してくれる人と出会った。 鬱に襲われてもダメだって言わない人と出会った。 外に出れなくても家

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        落ちこぼれ日記

          不安

          これからどうしていくのだろう。 漠然とした不安に襲われる。 なんとか生きていればいいという楽観的な自分としっかり働いて社会に馴染まなければと焦る自分がいる。 状況を変えようとして、色々と求人に応募してみてもダメだった。 もういっそフリーターでもいいような気もする。 一体自分は何ができるんだろう。 一体自分はどうしていきたいのだろう。 うつが来てから不安が大きくなった。 こないだまで元気だったのが嘘みたいだった。 noteを書くことすら億劫。 全てがめんどくさい。 誰か助

          うつが来た

          朝起きてカーテンを開ける。たった一つのことができない。 起き上がることすらできない。 一体何ができるのか荒れ果てた部屋で今日も落ち込んでしまう。 無気力状態。うつが来た。 丁寧な暮らし。私にそんなものできやしない。 好きなことすらいつの日にかなんとも思わなくなってしまった。 寝る間を惜しんで楽しんでいたゲームも今では起動することすら億劫。 好きだったお香もただの煙のように感じてしまう。 何が好きで、何が楽しかったのかそれすら思い出せない。 「依存先を増やすといい。」 ネ

          無職が面接に行った話。

          無職。 さすがに危機感を感じてカフェの求人に応募しました。 本日、面接に行きましたが結果は惨敗。 自分のことをうまく伝えられず直々に不採用を告げられました。 前の自分だったら凹んでいたところ、いまはそんなことはないんです。 不思議でしょう。私も不思議です。 次があるはず、次こそうまく行くはずなんてポジティブに考えています。 面接官の方に自分の本来の姿を見抜かれてしまったのが敗因の一つだと思います。私の話す言葉、動作から「人の目を気にしすぎてしまっている」のを見抜かれてし

          無職が面接に行った話。

          ひっこと私

          夢を見た。 大好きな曾祖母が亡くなる夢だった。 すごく嫌な思いをした秋の夜、数日後に届いたメッセージ。 「ひっこさんが危篤です。」 正夢を信じていなかったけれど、本当になってしまった。 ひっこさん。 地元の方言でひいおばあちゃんのことを指す言葉。 私が大好きだった人。 とにかく優しい人だった。ひっこが乗るはずのシニアカーに私が乗って、その後ろをひっこがゆっくり歩いてくる。朝の散歩の定番だった。 帰ってきたら角砂糖がたくさん入った甘いコーヒーを飲んで、チラシの裏紙に落書きを

          ほんとうの私

          ほんとうの私は何だろう。 私は何歳になってもわからない。 自己実現とか難しい。 キラキラ輝く自分なんて想像がつかなくて、いつもみじめに落ち込んでいる私がじっと見つめてくる。 どうしてこんなことになったのだろう。 考えるたびに浮かぶのは「遺伝」の二文字。 今更両親を責める気持ちはないが、ひそかに遺伝的なものでどうしようもない結果なのかもしれないと感じてしまう。 母は重度のうつだと思う。あくまで「だと思う」でしかないが。 私には絶対に話さない。話すつもりがないのだろう。 私