Webマーケティングの意識調査について
今日気になった記事は、企業のWebマーケティングの意識調査について書かれていた記事。
Webマーケティングの領域は、力を入れる企業が増えているというのがデータとして出ていて、
対象がマーケティングの担当で、直接的に採用について書かれているわけではないけれど、OMRとしても参考になる結果だと思ったのでまとめてみた。
まず予算について、直近1年のWebマーケティング活動の予算が、8割を超える企業で「増えた、あまり変わらない」と回答していて、減ったと回答しているのは2割弱で全体的にWebマーケティング活動予算はやや増加傾向。
また自社の情報発信で最も注力しているWeb媒体は、「SNS広告・運用」で、多くのWebマーケティング担当者が現在最も注力しており、今後も注力したい領域として挙げたそう。
メディアサイトやWEB広告・コーポレートサイトと続き、オウンドメディアが注目されていて今後注力していく分野だと見て取れるが、一方で、現在の自社のWebマーケティング活動に対する満足度は、
平均が58%と高くなく、「思うように活動ができていない」という課題をかかえている担当者が多い模様。
思うように活動できていない理由としては「効果検証」が最も多い結果となっていて、Webマーケティング担当者の4割以上が、行なった施策に対する効果検証が不十分だと感じているそう。
そのほかの課題として市場ニーズの把握も3割を超えていて、私が仕事をする上でもクライアントに情報提供や市場感を伝えることが関係構築をする上でとても重要になってくると感じた。
効果検証が十分にできていないという意識から「効率的な運用代行」や「コンサルティング力」を期待して、6割を超える企業がWebマーケティングの外注をしている・もしくは検討したいという結果となっている。
力を入れる企業が増えている中で、SNSの運用や広告は効果的なのかどうか
という部分が気になっていたけれど、直近でSNS広告に関しての調査結果が出ていた。
アンケート内容はSNS広告に関するもので、
・SNS(TwitterやInstagram)などを見ているときに広告を見ているか
・SNSで興味のある広告をクリックしたことがあるか
・SNSで広告を見て商品を購入、またはサービスを契約したことがあるか
の3つについて、調査結果が出ていた。
という結果で、クリックしたことがある人が3割を超えていることにはびっくり。
実際に表示される広告が自身の興味があるものなど、ターゲティングされた上で表示されているので、その場では行動しなくても、必要なタイミングで思い出して再検索かけることは自分自身もあるあるで、認知度を広めるという部分ではやはりとても効果的だと思った。
モノやサービスについての調査でしたが、採用も例外ではなくOMRは今後新しい採用手法として広まり、当たり前になってくると改めて感じました。
またマーケティング担当への意識調査でしたが、人事を担当している人だと今までやったことのない手法で今回の調査以上に課題感を感じていたり、実践すること自体に二の足を踏んでいる所も多いのではないかと思います。
掲載してからがスタートで良い時も悪い時も含めて長期的に運用していきながら打ち手を提案し、伴走いくことが大事だと感じました。
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