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25. 出生前診断について考えた結果

先日、18週5日で妊婦検診に行ってきました。昨年のクリスマスイブから1ヶ月ぶりの診察で、大丈夫か不安でしたが、一応予定週数通り大きくなってるとのこと。
性別確認できるかなぁ、と期待しましたが、逆子状態で、お股もあぐらで防御、エコーの間もあまり動かず、次回に持ち越しです。

1週間後に分娩予定の病院に初めての検診に行くので、その時にわかるといいなと期待中。

今日は、出生前診断について備忘録的に記載しようと思います。

出生前診断とは
出生前診断とは、羊水穿刺や超音波検査などによって、生まれる前に赤ちゃんの病気や奇形の有無を診断すること

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私の場合、妊娠時34歳、出産時35歳(初産)ということで、高齢出産にカテゴライズされ、もちろん、染色体異常の確率も高まります。ダウン症の確率でいうと、25歳で出産する場合は1/1350、30歳 1/940、35歳 1/350、40歳 1/85。確かに高い。

一方、出生前診断で調べられる異常は限られているそうで、例えば発達障害や自閉症の診断はできないのです。

はてさて、どうしたものか。

妊娠判定後に購入した初たまごクラブにも出生前診断の詳しい特集が組まれていました。妊娠アプリにも、この時期になったら出生前診断の受診有無を考えましょう!なんて記載されているので、夫にも相談することに。

結論
これは、本当に個人個人が決断することで、それぞれの考え方が尊重されるべきだと思うのですが、私の場合、

「出生前診断は受けない」

という結論になりました。

理由は色々ありましたが、一番は「検査を受けることで私の不安が増大される可能性の方が高いので有益ではない」と考えたためです。

雑誌の特集などを読むと、出生前診断を受けるメリットは、
1. 胎児の染色体異常を検査できる
(新型出生前診断の場合、ダウン症、エドワーズ症候群、パトウ症候群等)
2.  心の準備ができる(赤ちゃんを諦めることも含めて)
3. 結果が陰性ならひとまず安心できる

一方でデメリットは、
1. 完全に不安が払拭されるわけではない
 偽陰性の場合もある。
 染色体異常が発覚した場合、新たな不安を生むかもしれない。
2. 全ての異常を検査できるわけではない

 例えば、発達障害とか自閉症などはわからない(らしい)


ということで、ない頭で少しだけ想像してみました。

想像①検査を受けて陽性だった場合、私は子供諦めるのだろうか?

実際自分がどんな決断をするかは、正直その状況になってみないとわかりません。
でも、少なくとも想像の中では、堕胎という選択肢は浮かんでこなかったのです。

では次に、
想像②事前に染色体異常が分かった方が、心の準備や障害に対応した準備ができるか?
これは、イエス&ノーでした。
障害に対応する準備という意味ではもちろんイエス。事前に本を読んだり、仕事をどうするか考えたり、実家の側に引っ越すべきか、なんてことも考えられます。
でも、心の準備ができるのか、という点では、ノー。
私は不安症なので、結果が出てから生まれるまで、そして生まれた後もずっと不安のままだと思います。

結局私の場合、障害が見つかっても子供を諦めるという決断はできないだろう、ということで、それならば出産するまでどんな状態かは知らないでおこう、となったわけです。

我が家は、ひょんなことから自然妊娠は難しいかも、と言われ不妊治療を開始。
幸いなことに、1回目の採卵、移植で妊娠。
しかし、1回目の採卵では、胚盤胞1つと初期胚1つしか凍結できていません。つまり、残っているのは初期胚後1つだけ。
今回無事出産したとして、次、最速で採卵したとしても、36歳とかになっているし、今後また子供ができるかわからないのです。
1回目の採卵の際も、たまご自体は12個取れましたが、受精したのは7つ。その後最後まで残ったのは胚盤胞1つと初期胚1つ。もうすでに、そこでかなり選別されてるんだし、受精卵の力を信じよう、というのが夫婦の結論になりました。

でも、ほんとこれはむずかしい問題だなと改めて感じました。
我が家は共働き、両親健在(しかも関東に住んでいる)ということもあり経済的なこととか、サポート的なことを考慮せず決めることができましたが、状況は人それぞれ。もっと複合的に絡み合う問題になると、パッと答えを出せない問題なんだろうと思います。

医学の進歩は素晴らしいことですが、選択肢が人間に委ねられることが多くなっているからこそ、しっかり自分の頭で考えて決断することが大事なのだと思います。

だらだらと長文になってしまい、失礼しました。
とにかく、無事に生まれてきておくれ。

#bepositive

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