「あの人は非常識だ」
「あの人は常識がある」

悩みを聞いていると多くの人が
「常識」というこの二文字の
見えない鎖に無意識にとらわれているなと
思うことが多々あります。

常識とは？

ではいったい
常識とは何なんでしょう？

いやいや、
常識は常識！と
きっとあなたにとっては
言葉にするまでもなく
当たり前のことですよね。


常識とは
ある一定の世界、
ある一定のグループ、
ある一定の範囲の中の
「暗黙の了解」みたいなもの。

まとめると、
ある一定の世界の
「暗黙のルール」
みたいなものでしょうか。

なので常識とは
普遍的なものでもなく、
そのグループを出ると
その暗黙のルールのようなものは、
まったくの非常識に
変わることもあるのです。

そのグループとは、
目に見えるグループであったり

時には時代の
流れの中にあったり

1つの家庭の中だけのこと、
家族間の価値観等も
あるだろうし

国家という大きな単位のことも
あると思います。

靴を脱いで
家に上がるのは常識でしょうか？
きっと日本の多くでは
そうだと思います。
でもアメリカなら？

靴でベットの上に
上がります。

お国のために命を差し出すのが
常識だった時代もあります。

自分で自分に刃を向けて
責任を取っていた時代があります。

偉い人の前を横切っただけで、
切腹をさせられてた
時代があります。

いまでは非常識なこの常識も
海を渡った海外の話ではなく
同じ日本の常識です。

常識は絶対！？

上記で見てきた通り
「常識とはあいまいで
根拠がなく
普遍的でもない流動的なもの」です。

時代や国や、
コミュニティが変わるだけでも
その常識は非常識に
変わる恐れがあります。

今の時代不倫は
非常識とされてますが
昔の日本には
妾（めかけ）制度が
ありました。

海外には
一夫多妻制の国もあります。

一夫一婦制も
世界共通の常識ではありません。

悩んでる時は常識を疑ってみよう

常識に縛られ最後まで
やり通さなければいけない。とか
結婚しなければいけない。とか
女がご飯を作るべき。とか。

「するべき」
「しなければいけない」など
あなたは自分の中の常識に
縛られていませんか？

常識からではなく
自分で決めたり、

お互いがはなしたり
効率や幸せを考えての選択だと
何の問題もありません。

ですがあなたのなかで
常識だからという声が
聞こえてきていたのだとしたら。。。

もしかしたら
あなたのその常識は
誰かの非常識かもしれません。

もしあなたが苦しかったり、
しんどかったり、
楽しくなかったりしたならば
一度あなたの常識を
疑ってみてもいいかもしれません。

あなたの常識を疑ってみよう

あなたのその常識は、
誰にとっても常識と
思いますか？

あなたのその常識は、
異性にとっても
常識ですか？

海を渡った国の人にも
常識ですか？

常識にとらわれて、
悩んだり、動けない時は
一度立ち止まって
考えてみても
いいかもしれません。

もちろん多くの人が
恩恵を受けている
暗黙のルールもあります。

しかし時代が
変わったにもかかわらず

古い価値観の常識や
要らなくなっている常識が
あるのも事実です。

男が化粧をするなんて
非常識だ！なんて
いまどき言っている人の方が
非常識な時代に
なってきています。

常識なんて
その程度の物なのです。

ちなみに
平安時代男性は眉をそり、
眉毛を自分で書き
白塗りの化粧をしてましたｗ。

常識ってなんなんでしょう？
答えはいつも
自分の心の中にあります。

あの人が言っているから。
常識ではないから。
そんな言葉に
惑わされないように
してくださいね。

まとめ

• 常識とはある一定の世界の
  「暗黙のルール」みたいなもの

• ある一定の世界を出ると
  それは「非常識」に
  かわることがある

• 「結婚するべき」や
  「〇〇すべき」にとらわれて
  ないだろうだろうか？

• その常識を疑ってみよう

• 答えはいつも自分の中

迷ったときは
頭ではなくあなたの心が
選べますように。

あなたが選ぶ選択が
幸せの道でありますように。

あなたの歩いた道が幸せの
道でありますように。

人はいつからでも変われます。

あなただけじゃない。
あなた一人じゃない。

知識は人生の楯であり矛である。

ではまたっ。

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