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拗ねてしまう心理とは?自分を取り戻すための心のトレーニング

誰にでも、
気分がすぐれなくなる瞬間って
ありますよね。

特に、
プライドが傷ついたり、
思い通りにならなかったりすると、

自分でもどうにかなってしまうほど、
モヤモヤとした感情が
湧き上がってきます。

そんなとき、
つい拗ねてしまう自分に
イライラしたり、

後悔したりしたことは
ありませんか?

もしくは、
自分のパートナーや
身近な周りの人が

すぐに拗ねてしまって
どう対処すればいいのか
悩んだ経験はありませんか?

拗ねるという感情は、
誰しもが経験するものです。

しかし、
その原因や対処法、
心のケア方法について
知っておくことで、

自分自身や
周りの人とのコミュニケーションを
スムーズにし、

より豊かな人間関係を
築くことができます。

自分の身近な人が
すぐに拗ねて困っているという人も

自分が拗ねてしまって
自分でも
どうしていいかわからない人も

拗ねる根本原因を知って、

拗ねるコミュニケーションではなく
円滑なコミニュケーションの

参考にしていただければと思います。

それではさっそく見ていきましょう。

拗ねるとは

拗ねるとは子供のすることです。

しかし大人になっても
拗ねてしまうという人もいます。

拗ねると
「口をきかなくなる」ことが
多くなる人も
多いのではないでしょうか?

大人でこの
「拗ねて」しまう人のほとんどは、
「拗ねが自動発動してしまう」状態だと
思います。

自動で
子供に戻ってしまうんですね。

自分でもめんどくさいけど
どうして発動するのかわからない。

どうしていいのかわからない。
そんな感じだと思います。

ちなみに、
自分では「拗ねること」が
困ってない場合の
前段階は
「みんな、ひどい」と
思っている被害者状態です。

では拗ねるとは
いったいどうゆうことでしょう?

ネットによると

「(不平・不満があって)素直な態度をせず、
ひねくれたような仕方で我(が)を張る。」

と書いてあります。

「我(が)を張る」つまり、
相手へ要求する方法の一つなんです。

(余談ですが
「いじける拗ね」は
「そんなことないよ」と
いってほしい拗ねです。

だからと言って
「そんなことはないよ」と
いったところで、

その言葉は素直に受け取れず
「どーせ自分はダメな人間なんだ」と言い
認めさせたい、
わかってほしい、

複雑で、
自分でもどうしたいのか
よくわからない状態です。)

拗ねる目的

さてさてでは
「拗ねが発動しやすい状況」は
あるのでしょうか?

「結局、何を要求しているのでしょうか?」
「どんな論理で
まかり通らせようとしているのでしょうか?」

してくれないなんてひどい

一つには、
「してくれない」なんて、ひどい
という考え方です。

基本的に、「拗ね」は、
子供の考え方です。

ではなぜ子供は、
拗ねるのでしょうか?

それは、
いろいろ世話をしてもらってきた子供にとって
「してくれる=愛されてる」
という考え方があるからです

それは、
自分の望みを叶えることも同じです。

自分の思い通りにしてくれる。
「言うことを聞いてくれる=愛されてる」です。

逆に
「言うことを聞いてくれない=愛されてない」
になってしまう。

だからこそ、
「愛して欲しい人」つまり、

小さい頃は母親、
大人になったら
パートナーにこそ
「言うことを聞いて欲しい」わけです。

言うことを聞いてくれるのは
「愛されている証拠」と思っているのに、
言うことを聞いてくれない。

してくれないってことは、
愛してないってことなのね!ひどい!
となるのです。

言われる方からしたら、
ええー。と驚くわけですが

(無意識だとしても)
そう決めつけて、
被害者として拗ねて、
攻撃してくるのが
「大人の拗ね」保持者です。

結局は
愛されていることを確かめたいんですね。

子供のころの
親の事情は子供には通じません。

目の前の
「したい」こと
「して欲しいこと」を

・させてくれるか、
・してくれるか
それだけです。

※愛情が伝わっていれば
修正されもしますが

愛情不足を感じていればいるほど
大人になっても
それで愛情をはかろうとしたり

「愛されてないのでは?」の疑いから、
その観点でしか
人を見れなくなってしまうのです。

まれに、
親が子供の機嫌をとる人だと
「機嫌を悪くすれば人は言うことを聞く」
学習をしてしまうパターンもあります。

でも、
結局のところ、
ただ怯えているだけなので、
これも本当の愛としては
満たされません。

これはすねを発動していると言うより
拗ね戦略ですね。

そして「してくれない」を通して

「愛されてないのでは?」
「嫌われたのでは?」
「見捨てられるのでは?」

と言う不安が刺激されて
拗ねが発動してしまうのです

発動する具体的な不安は
人それぞれですが

・「認めてくれてない」
・「私のこと考えてくれてない」

とかです。

あなたの場合は、
何に発動しやすいでしょうか?

ともかく、
発動すると

「なんでしてくれないの?」
「なんでわかってくれないの?」

愛しているなら
好きなら
憎からず思っているなら

認めてくれているなら
私のこと考えてくれてるならetc.

してくれるはずよね?

という態度で接してきます

つまり、総じて
愛してるなら、
してくれるよね?という要求

突き付けるもの。

もっと言うと、
強要、脅迫ですw

これは
愛されたい人にほど
発動する性質のものです。

愛されたいのは
自分が愛しているが故であり
その深さに比例して
愛されたい度も要求も高くなるのです。

だから、
拗ねが発動する確率も高くなり

それがその相手との関係を
壊す要因になる・・・
負のスパイラルですね。

ちなみに、
「私のついだ酒が飲めないのか!」
なんてパワハラも、
同じ理由で発動されます。

訳すと
「私の好意が受け取れないのか!」
「私の好意を拒絶するのか!」
「私を尊敬してないのか」ですね。

強引な愛情確認。

その人を尊敬していたとしても
お酒自体が飲めない場合もあるし
そんなこと強要されたらそのことで、
尊敬できなくなる場合もあるでしょう

同じように、カップルなら
本当は愛されていたのに
そんなことが続くと嫌になってくる。

そして、拗ねてる人は思うのです
「やっぱり、私は愛されない・・・」
いやいや!!

これが、
人は自己イメージ通りの現実を引き寄せる
って言われる所以、からくりです

つまり

「私は愛されない」
という自己イメージを
持っているがゆえに
自分でその現実を
作っていくのです。

ちなみに、
「重い」恋愛も
この拗ねが関わっています。

そして
この拗ねた人に
反応してしまう人がいます。

それは罪悪感を抱きやすい人です。

「ひどい」
「愛してないの?」
「私が悲しんでも、平気なんだ」
「私がどうなってもいいの?」

などなど、
拗ねてる人は罪悪感を刺激する言葉で
愛情を証明させる形で

自分の言うことを
聞かせようとします。

拗ねる戦略恐るべし。

罪悪感のある人はそこで、

「そんなことない
愛しているからするよ」と
真面目に要求に
応えようとするのです。

拗ねてる本人は
「愛されてると実感したい」
「安心したい」
「信じさせて欲しい」
という思いでやっているのです。

しかし
「拗ねる」は
強制的に自分の言うことを
聞かせようとしている暴力。
拗ねるは暴力です。

拗ねが発動して困ってる方。
わかります。

本当は
あなたも愛されたかったんですよね。

でも
あの人が言うことを聞いてくれないのは
「愛がないわけじゃないのです」。

拗ねて愛を確かめないで

ゆっくりでいい。

大丈夫な自分を見つけていきましょう。

【まとめ】

拗ねるとは

相手への自分の要求の幼稚な手段です。

「そんなことないよ」と
言ってほしかったり

「してくれないなんて、
分かってくれないなんて
愛してない証拠だ。
ひどいじゃないか。」と

無言のメッセージを送っているんですね。

愛してくれていることを
自分の存在価値を
自分の思った形で
強要してくる暴力です。

拗ねるという
強制的なコミュニケーションではなく
話し合い、お互いが向き合い
理解しあえる
大人のコミュニケーションスキル

身に着けていきましょう。


人は気づけば
いつからでも変われます。

知識は人生の盾であり矛である。

あなただけじゃない。
あなた一人じゃない。

あなたの歩いた道が幸せの道でありますように。

ではまたっ。

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