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なぜ私たちはSNSをやめられないのか?人がSNSに、はまる理由

あなたはSNSを
やめられないと
感じたことは
ありませんか?

友人や家族とのつながり、
最新のニュースや
トレンドへのアクセス、
自己表現や承認欲求の充足など、

SNSは、私たちにさまざまな
魅力を提供します。

しかし、なぜ私たちは
SNSにこれほどまでに
ハマってしまうのでしょうか?

本記事では、
その理由に迫りながら、

なぜ私たちが人の噂をしたり、
ネットで人を攻撃して
しまうのかについても
考察していきます。

この記事を読むベネフィット

この記事を読むことで、
以下の点について
理解を深めることが
できます。

  • SNSへの依存の
    根本的な理由とは何か?

  • 人類がSNSから
    逃れられない理由とは?

  • 噂話や攻撃行動に
    つながる生存本能の
    起源とは何か?

  • SNSの使用による
    自己アピールや
    承認欲求の
    メカニズムとは?

さらに、
具体的な解決策と
対策についても
紹介します。

人類の歴史から見るSNSへの依存

狩猟民族時代に
人類が言葉を得てから
現代まで人の会話の内容は、
「自分の話」か
「人の噂」が6割という
結果がでています。

では、なぜ私たちは
自分の話や、人の噂をして
しまうのでしょうか?

「サピエンス全史」によれば、
ホモサピエンスが
生き残ったのは噂話のせいだと
言われています。

私たちの脳は、
噂話をするだけで、

報酬ホルモンである
ドーパミンが出ることが
わかっています。

人の噂を聞いたり、
自分の話を聞いてもらえると、
脳に過剰な報酬が
与えられるのです。

生存本能からの派生:噂話の重要性

なぜ噂話に加わる仕組みが
私たちに組み込まれ、
存在するのでしょうか?

それは噂話に加わると
生き残れる確率が
上がるからなのです。

原始時代の死亡の原因は、
ケガや病気、
動物に襲われる事と
思われるかもしれませんが、

実際、原始時代の
死ぬ原因の半数は、

親や知り合いから
殺されているのです。

さらに大人の10%から15%は
他の人に殺されていたのです。

農耕時代になり、
集団で生活するようになると
これは20%に増えています。

人間関係のトラブルで
死ぬということが
人類が死んでいる
最大の原因なのです。

5人に1人は仲間に
殺されていたのです。

嫌な奴をみんなで殺すのが
人類の歴史であって
本能なのです。

噂話の起源

狩猟時代のハイスペックな
人間だけが
生き残るシステムでは

集団の中で
能力が低かったり
足手まといの人々を
排除していました。

しかし、
このような状況下で、
自分が直接手を下すことは
自分が危険な人物として、
周りに見られ、
次に、自分に危険が
及ぶのです。

その結果、噂話をすることで、
仲間内で誰が
危険な存在なのか?

次は、だれを
排除すべきなのか?を
準備するように
進化していったのです。

SNSの登場とダンパー数の超過

狩猟時代から私たちの脳は
ダンパー数という、
集団で最大限に
受け入れられる人数に
調整されてきました。

このダンパー数は、
約150人から200人の
範囲と言われています。

しかしながら、
SNSの登場により、
私たちはこれまでの
想定外の規模のつながりを
築くようになりました。

数十万、さらには数百万人もの
人々とつながることが
可能なのです。

SNSにおける自己アピールと生存本能

SNSで他人の噂や
自己アピールをするのは、
自分の存在を
アピールし、

他者からの評価を
受けるためです。

私たちの脳は、
自己承認欲求を満たすために
ドーパミンという報酬型の
ホルモンを分泌することが
分かっています。

自己アピールや
他人からの注目を
得ることで、

脳内でドーパミンが
放出されるのです。

この、自己承認欲求こそが、
私たちがSNSに熱中する
一因なのです。

生存本能が一番気を遣うこと

100万年かけて調整された
ダンパー数の中で
私たちが生存本能で一番
気にしていたこと

生き残るためにの
一番の最重要事項、
それが、周りの人間が
自分のことを
どう思っているか?

周りの人間に
自分が今どういう
状態かを伝えること
だったのです。

生存本能に忠実

SNSは瞬く間に世界中に
広がりました。

私たちの脳の中では
1億人等の人数と
つながるということは
想定外なのです。

なのでSNSを見ている
現代の人の脳は
警報をならされっぱなしです。

ダンパー数の中で
生き残るために
1番これが大事だと
言うプログラムを
いまだに「最重要事項」
として、私たちは
動いているのです。

なので、
「私はこんな人間だ」
「あいつはひどい奴だ」と
誰を間引くべきなのかを
無意識に
繰り返しているのです。

SNSで他人の噂や
自己アピールするのは、
「私は重要です」
「私は群の中で値打ちが
ありますよね」と
言わないと
命の危険がせまってくる
というように無意識で
思っているからなのです。

これは、食欲や
睡眠欲にもまさる
生存本能なのです。

さらに、自己アピールや
承認欲求を満たしたり、
自分のことを話すと
ドーパミンと言う
報酬型のホルモンが出ます。

自己承認欲求の正体は、
この、ドーパミンの報酬を
受けると言うことなのです。

噂話をする理由

「殺されたくない」
もしくは、
「群れのために
誰を殺すべきか?」
と原始の本能がSNS上で
人を攻撃し

三大欲求より強い
つながり欲求、
生存本能により会話では、
噂話をするのです。

さらに、悪い噂を
リツイートすると、
報酬型のドーパミンが
放出されますが、
それは、
原始時代からの本能であり
相手が死ぬまで
やめられないのです。

SNS中毒からの脱却への解決策

SNSへの依存や
噂話による攻撃行動から
脱却するためには、
以下の解決策が役立ちます。

自己認識と自己価値の確立

SNS上での承認欲求に
囚われるのではなく、

自分自身の価値を
内面的に認識し、
他人からの
評価に振り回されない
ようにしましょう。

健全なコミュニケーションの構築

SNS上での
コミュニケーションは、
相手を傷つける
攻撃的な言葉ではなく、

建設的な対話や意見交換に
重点を置きましょう。

情報の信憑性の確認

SNS上で拡散される情報は
真偽を見極める必要が
あります。

情報の信頼性を確認し、
偽情報やデマに
惑わされないようにしましょう。

信頼できる
情報源や専門家の
意見を参考に
することが重要です。

SNSの利用時間の制限

SNSの使用時間を制限し、
適度な休憩や
リアルな社会生活を
送ることを意識しましょう。

長時間のSNS利用は、
他の活動や
人間関係に悪影響を
与える可能性があります。

オフラインのつながりの重視

SNSだけに頼らず、
実際の対面やリアルな交流を
大切にしましょう。

身近な人々との
コミュニケーションや支え合いは、
健全な関係構築につながります。

まとめ

SNSの普及により、
私たちは新たなつながりと
コミュニケーションの
形を手に入れましたが、

同時に依存や攻撃行動
といった問題も浮き彫りに
なりました。

SNSへの依存や噂話は、
私たちの生存本能に
基づく行動の一環であり、

自己承認欲求や
他者とのつながりの
欲求によって
引き起こされます。

しかしながら、
私たちは自己認識と
自己価値の確立、

健全なコミュニケーションの構築、
情報の信憑性の確認、
SNSの利用時間の制限、
オフラインのつながりの重視といった
解決策を通じて、

SNS中毒や攻撃的な噂話から
脱却することができます。

重要なのは、自分自身の
内面的な価値を認識し、
他人とのつながりを
健全に築くことです。

SNSは強力なツールですが、
私たちの生活と関係を取り持つ
手段の一つに過ぎません。

バランスの取れた
利用と現実世界での
つながりを大切にし、

健やかな心と社会関係を
築いていきましょう。

人は気づけば
いつからでも変われます。

あなただけじゃない。
あなた一人じゃない。

知識は人生の
盾であり矛である。

あなたの歩いた道が
幸せの道でありますように。

ではまたっ。

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