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物理本引用アプリを作ってます。

前回の記事でプロダクト開発に関して全てオープンでやっていく!!と宣言したので、今回は、開発中の読書系アプリについて書こうと思います。

何を作っているのか

一言で言うと、物理本をKindleみたいにシェアできるアプリです。
デザインはこんな感じ👇

miesiruデザイン

ユーザー体験としては
・本のバーコードを撮影して書籍情報を取得し、
・シェアしたい本のページを撮影
・それが裏側で文字起こしされるので、
・文字起こしされた内容をKindleライクなUIでシェアできる
アプリになっています。


なぜ作ろうと思ったのか

今年の中頃、MacBook Proのバッテリーに問題があり、Apple Care+の期限も近かったので、Apple Storeに修理に出したんですよね。

で、修理を待ってる間、やることもないので、プロダクト開発などに関する物理本を読んでたんですが、普段、Kindleからこんな感じで👇

良さそうな内容をシェアしながら読書することに慣れてたので、物理本で同じ体験ができないことを少し不便に感じていました。


本当に作る?ニーズはある?

ただ、個人開発とはいえ、自分にしかニーズがないものを作るのはそんなに賢い選択肢とは言えません。

というわけで、手軽にTwitterでアンケートをとってみました。

ほしい / いらないがほぼ半々で、ニーズもなくはなさそうです。


どんな問題を解決しようとしている?どんな価値を作り出そうとしている?

物理本をKindleライクにシェアできる」というアイディアにニーズがありそうなことはわかりました。
なので次に「このアイディアではどんな問題が解決でき、どんな価値を創出できそうか」というところを深堀りしていきます。


どんな問題を解決できるのか

1. 物理本に載っている知見を「気軽に」「きれいに」デジタル空間に
 持っていく方法がない

これは原体験で感じた不便さを解決したい、という話ですね。

2. 写メでシェアされた本の画像に、本の情報が紐付いていない問題
Twitterだと、こんな感じの「良い情報が載っていそうな本の写メなんだけど、肝心の本の情報がない」ツイートって、よく流れてくると思います。

スクリーンショット 2021-09-22 8.58.49

👆この例ではshoheiさんが知り合いだったので聞きやすかったんですが、
全くの見ず知らずの人に質問するのが、個人的にはハードル高くて。

なので、このアプリが広まることによって、本の情報と本の内容が紐付いた状態でシェアされるようになり、どの本に良い知見が載っているか、という情報がスムーズに共有されるようになれば良いな、と考えています。

価値の創出

ハッシュタグによる、良い本の情報の集約
このアプリからのシェアは、デフォルトで #miesiru というハッシュタグが付いた状態で投稿されることになります。

なので、「 #miesiru ハッシュタグを見れば、誰かがシェアした良い本の情報が流れてくる」という体験を作っていけるのでは?🤔と考えています。

良い本を知っている人に対してキュレーター的な価値を見出す
「良い本を知っており、その中でも特に示唆に富んでいる部分を選び出してシェアする」という行為には、キュレーター的な価値がある、と個人的には考えています。

なので、(ファーストリリースでは厳しそうですが)ユーザーが自分のAmazon Associate IDをアプリ内で登録できるようにし、IDを登録した人がシェアする際には、その人のアフィリンクが含まれるようにすることで、

シェアする側
 ・価値のある情報のシェアに対して対価を受け取ることができる
シェアを見る側
 ・労力をかけずに役に立つ情報やそれが載った本を知ることができる

という形で、みんなが得をする仕組みを作っていけるんじゃないかと考えています。

まとめ

今回は
どういった背景から今のサービスを作り始めたか
どういったことを達成しているか
というところを中心に書いてみました。

次回からは
エンジニアリング、デザインをどう進めているか
ユーザーに継続的に使ってもらう上での悩み
マネタイズをどう考えているか?関連する法規制について
あたりの、サービス提供者目線で、このサービスについて書いていこうと思います。

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