やふぅー٩( 'ω' )و
今回は、本や漫画を読んでいて、その都度流行るテーマなどは、人の求める本質に変化がないから？なのかと思ったことを書きます。

先に書くと、私は流行に疎い。
今まで生きてきて、流行を追えたことがない。
よって、これから書くことは完全に間違っている可能性が大いにあります。

本と漫画

まず、第一に本。
人間関係うぜー！！が大爆発した時に、友人からスティーブン・R.コヴィーの『７つの習慣』を手渡されたんです。
面白くてすぐに読めたのですが、理解しやすかったのは、面白いだけじゃない理由があった。

最近、読んだ哲学に関する本にあったな？
心理学の本にもあったな？

２０１３年に発売されていた『７つの習慣』には、最近手にして読んだ本で書かれていたようなことが、比較的多く書いてあった。
読み始めて、「え？これいつ発売されたの？」と本の後ろを見たら、２０１３年に出ているので驚いた。
１０年前！！
１０年前には、すでに今、書店に並ぶような本の内容が凝縮されているような本があった。

この本の、「人格の回復」というテーマも良い。
ジャンルとしては、ビジネス書であるが、これは誰にでも通じることだ。
「人格の回復」と明記されているので、教育や考え方、生き方にも通じる。
１０年前でも、２０２４年にも人に必要な考え方は変わらないとも言える。

次に漫画。
私は、相変わらず好きな漫画を何度も周回する。
流行りには疎いが、書店を歩いて知らない漫画が陳列されていると、
「へー」と一応はなる。

気に入った漫画を何度も読むのは、それだけ面白いということ。
また、読むたびに新たな感想の湧き上がる、そういう物語があるからだ。

流行に疎く、知っている情報の少ない私が、天空目線で思うこと。

それは、常に漫画が存在し、色んなテーマのものが流行る。
しかし、本当に新しい世界を作り上げるようなものは、今存在しているのだろうかということだ。
正直、『７つの習慣』を読んだ時のように、どこかでこんな話あったな？
この世界観あったな？が多い。
ジャンルもスポーツや学園もの、戦闘…など様々ある。
ジャンルは多岐にわたり細分化されていくけれど、
大枠を見ると既視感があらわれる。

これが老化現象なら、それはそれで。
年齢を重ねて、見聞きする情報が増えれば、当然既視感が増えると思うので。

本や漫画を読んで

色々書いてきましたが、私は本や漫画に、真新しい世界を心から求めているわけではない。
伝えたいとか、本気で好きだと思って何かに励む人が、私は好きなので。
本当に面白い作品は残るし、消えるものは消えていく。
人の記憶から消えていってしまっても、作り手の思いは残るだろう。

しかし、細分化されたジャンルを見ても、既視感溢れていくということは、
歴史は繰り返すのか？と、最初は単純に思った。
いや、もっと書くならばオマージュというかパクr…

人の生き方や、思考の原点回帰なのか？

時間が不可逆的だというのであれば、今のニーズに合った、
ずっと前からある思想の基盤を掘り起こしつつ、現代的に適応させていくのだろうか。
そんなことを考えていくと、人の必要とする、その本質は大きく変わっていないのかもしれないとも思える。
それが、いつの時代から始まっているのかは、分からないけれど。

生き方や考え方、人の欲することや、娯楽。
人が人であるために、よりよく生きていくために。
楽しむこと。
それらは、実はあまり大きな変化がないのかもしれない。

「今じゃ小学生が授業でPC使うんだぜ」

そんなことを聞くけれど、一方でサッカー大好きだったり、カニ探しや化石を掘り起こすことに夢中だったり。
（これは、地域性が大きく影響しそうだ）

まとめ

脱線しながら長々と書いてきたけれど、まとめてみる。
ある時から人の求める本質が、大して変わっていないのであれば、
新たな世界を現代社会の進むようなスピードで作成するのは難しいのかも。

それでも、どこかで聞いたこと。
古代エジプトの時代から「これだから今の若い者は」と人類は言っていたらしい。
そういう意味では、歴史は繰り返している。

人類は、ある特定の範囲まで進歩を続けると、その範囲の中を行き来するのかもしれない。
だから、そのベースにある思想は大きく変わらない。
その本質も、大きく変わらない。

けれども。
本の中にある思想や、物語の世界観。
漫画も然り。
私は新しいことに目移り出来ないタイプだけれど、
ワクワクさせてくれることに喜びを感じて、幸せになる者の１人だ。
本や漫画から数えきれないほど学び、感動する。

時代に合った需要と供給される事物が、必ず自分に合うとは限らない。
人の本質は変わらなくても、他者との価値観の違いは必ずと言って良いほどある。
だから、いつの時も結局楽しい。

人類に幸あれ。