見出し画像

『ワンルームから宇宙をのぞく』

やふぅー٩( 'ω' )و
今回は、積読していた本の紹介です。

久保勇貴著 『ワンルームから宇宙をのぞく』 (太田出版、2023)


本を買ったものの、なかなか読めず(・ω・`)

でも読み始めてみたら、めちゃくちゃ面白くてオンラインのトークイベントに申し込まなかったことを深く後悔した。
この強烈な後悔は、本を開いて最初にある「はじめに」を数行読んで感じたこと。
奇しくも、最近大歓喜して来たJAXAの研究員の方の本でした・:*+.\(( °ω° ))/.:+

全部で19に分かれて構成されたエッセイ。

はじめに
ワンルームから宇宙をのぞく
あの日、宇宙人になれなかった僕へ
ガウスびっくり、僕らぐんにゃり
フィボナッチ、鹿児島の夏
ノンホロノミック、空を飛ぶ夢
お布団が好き、で、トレミーの定理
重量リソース/有限の愛(システム設計)
ボイジャー、散歩、孤独、愛
父ちゃんとじいちゃんとコロナと太陽
カオスと後悔の物理学
後輩クンとはやぶさとバブル
影を見ている⇔自分を見ている
宇宙の旅行、十字の祈り
糸川英夫と、とある冬の日
選んでも選ばれてもいない
呪/祝いたい
巨人の腰にぶら下がる
おわりに

めちゃくちゃ難しいことを、私たちの現実に上手く適合した説明。
サラリと随所に説明がされているが、その分かりやすさ。
すごいとしか言えない…!!

我々の生活に当てはまること。
これは記載内容の理解を助けるだけでなく、本を読み終わった後、
何気ない生活の全てに、数学や物理の法則を感じる楽しさも与えてくれる。
新しく知ることはめちゃくちゃ楽しいし、同時に考えさせられる。

説明や、その現象が分かりやすく、数行にまとめられているので、
その場で話を聞いているようだ。
文章に親近感をめちゃくちゃ抱くのだ。
これも最高!!!!

僭越ながら、私の考え方と似ているといいますか。
同じ世界観(宇宙)を持っている方ですか?と思いながら読ませていただきました。

あまりにも面白いので、読み終わってすぐに「すげー!!」って
勢いあまって本を握ってしまったので、反省。
すぐに2回目を読んだ。
3回目が始まるのは遠くないだろう…

死ぬのが怖い。
そう思う人は多いはず。

宇宙の世界で物事を考えたら、我々は曲がっている。
良いことも悪いこともあるけど、やっぱり分からない。

好きかも、好きじゃないかも。

カオス。
私もこの世はカオスだと思う。
おかしいよね、でもおかしいって言えないんだ。
それもまた語弊があるかもしれないから。
公式の通りになんかいかないよ。
そうじゃなければ、十人十色なんて言葉は、とっくに消えていたはず。

フィボナッチの螺旋と銀河の図は、やばい。
めちゃくちゃ感動して、鳥肌がたった!!!!
フィボナッチ数列、それだけでも面白いのに。
マジか、マジか、マジなのか!!楽しいいいいいいいい

何が正しいのか、何が間違っているのか。
それさえ考えさせないくらい、忙しくさせられている。
いや?本当に忙しいのかな?忙しくしてるだけなのかな?

「失ったものはあまりにも大きすぎる」
うーん、確かに何を失ったのか明確にはよく分からない。

希望を見出すことも難しい。
本当に?
わかんない。
それでも、今回のような楽しくてたまらない本に出会ったから幸せ。
もし明日が与えられるなら、次に読みたい本を選ぶ幸せがある。
本について語り合いたいと思うし、会いたい人に会いたい。
映画も観たいし、海外旅行にも行きたい。

JAXAも行きたいです!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
次は特別公開の時に。

久保勇貴先生。
めちゃくちゃ面白い本を、ありがとうございます。

この記事が参加している募集

読書感想文

読んでくだり心から感謝します。 サポートいただけたら、今後の記事に役立てたいと考えております。 スキしてくだるのも、サポートもとても喜びます!!!!